Xデザイン学校ベーシックコース2021 #9 開発者評価とユーザー評価
講義は今回でラスト。次回はついにプレゼンです。
発表に向けて
今回のプレゼンは12コマのスライドフォーマットを元に作成していきます。
業務でも、プレゼン資料を作成する時にサマリーに頭を悩ませることが多かったため、フォーマットを共有いただけて少しほっとしました。
フォーマットを埋めていく中で、また少し事業案に課題が出てきた事にも気付きました。
開発者評価
9回目の講義自体は、これまでの振り返りとウォークスルー評価についてでした。
ウォークスルーは所属企業でも頻繁に実施していたため、特に違和感なく実施できそうです。
新たな気づきとしては、ウォークスルーでは、ストーリーボードとワイヤーフレームを並べた方が良いという点です。
実は過去のプロジェクトでは別々に見せて評価してしまっていたのですが、並行して考えることで不足箇所や違和感に気付けると実感しました。
最初につく師匠から受ける影響について
もし、これから寿司屋で修行することになり、チェーン店で働くことor老舗で下働きから働くことのどちらを選ぶかと問われた時、若い世代ほどチェーン店での働き方を選ぶそうです。
自分たち世代は老舗の下働きは当たり前の感覚でしたが、若い世代は無駄のない情報を好むという傾向があり、短期的に成果があがる手順で覚えたがるというお話の中で、とっさに似たような傾向を持つ後輩が思い浮かび、あれはそういう事だったのか!と納得した出来事がありました。
チェーン店で学ぶと早くプロセスを覚えて一時的に成果は出るものの、応用が効かないため、時間はかかっても根本から物事の構造を理解した方がより大きな成果が出る。
仮にその寿司屋では、下働きだけで終わってしまったとしても、一流の仕事に触れることで、一流になるには先は長いことが理解できるため(仕事はこんなものかと舐めない)、想像力が育まれる点は重要だと感じました。
私個人の話にはなりますが、私もマイスター型の徒弟制度により、最初についた師匠からは1年近く実務をせずにフォントの写経やコンセプトの案だしの課題を出された記憶があります。(昔の事すぎて記憶も定かではありませんが師匠は元林檎のデザイナーさんだったそうです)
あのレベルになるにはまたまだだなと常々思いながら仕事をしているため、自分が仕事ができると思った事は一度もありません。
そのおかげで、今もこうして新たなスキルを習得し続けられている点に改めて感謝する思いがしました。
まとめ
発表までスケジュールもタイトですが、分担やタスクも見えてきたので、やり残しのないように巻きで進めていきたいと思います。
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