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新年からアガサ・クリスティー!

皆さま、こんにちは。らふです♪
今年もよろしくお願いいたします♪

2024年、一発目の記事は、アガサ・クリスティに関する記事です。

先日2024年の一発目の放送である1月6日の「王様のブランチ」のブックコーナーは「作家サミット2024」という企画でした。

私は王様のブランチの作家さんたちの座談会のコーナーは何年も前から観ていて、好きなコーナーの一つです。
メンバーはミステリー作家の湊かなえさん、呉勝浩さん、新川帆立さんのお三方でした。

今回は「ミステリー作家が驚いたミステリー作品の紹介」というテーマでトークが展開されていました。

お三方はそれぞれご自身が生涯で読んで驚いたミステリー作品を紹介されていました。
それぞれの紹介作品は以下の通りです。


ミステリー作家が驚いたオススメの本

★新川帆立さん→弁護側の証人 小泉喜美子 

ヌードダンサーのミミイ・ローイこと漣子(なみこ)は八島財閥の御曹司・杉彦と恋に落ち、玉の輿に乗った。しかし幸福な新婚生活は長くは続かなかった。義父である当主・龍之助が何者かに殺害されたのだ。真犯人は誰なのか? 弁護側が召喚した証人をめぐって、生死を賭けた法廷での闘いが始まる。「弁護側の証人」とは果たして何者なのか? 日本ミステリー史に燦然と輝く、伝説の名作がいま甦る。

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★呉勝浩さん→でぃすぺる 今村昌弘


小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。
ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。

優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。
マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。

捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。

マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。
そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。

死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。
こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。

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★湊かなえさん→そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー (pickup!)

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作! 

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湊かなえさんがクリスティ作品を紹介!!

新年からいいことがありました(笑)
何と、私も大好きなミステリ作家である湊かなえさんがアガサ・クリスティー作品を紹介されていたんです!!

湊さんはクリスティ作品の中から「そして誰もいなくなった」を紹介。

発表の瞬間に新川さんが横でパチパチと拍手をしながら「めっちゃ、名作!」とおっしゃっていたのも印象深かったです♪

湊さんはこの作品について、「犯人がわかった時に『え!』って声が出たのはこの作品だった」、「エンタメのバイブル」と大絶賛。

湊さんいわく、ご自身がエンタメ作品を書く上で「そして誰もいなくなった」を参考にしているそうです。

湊さんが「そして誰もいなくなった」で参考にしているポイント

★本のボリュームが一晩で一気読みできる長さであること
★(そのボリュームの中で)中だるみすることなく、フェアにトリックを置いてこの枠の中におさめていること

ミステリー小説はたっぷりなボリュームなものもありますよね。
私はこのたっぷりボリュームの長編のミステリーはすごくワクワクして大好きなのですが、作品によっては難しくて、中々お話が進まない時は途中でストップしてしまうこともあります(汗)
また明日に読もう、、、みたいな。

でも私はやはりミステリーは一気読みが一番だと思っています。
中々時間取れないんですけどね、、、

明日がお休みだという夜にゆったりとミステリー小説を読む、、、
私にとっては最高の夜の過ごし方です♪

ミステリー作家の“ファーストアガサ・クリスティー“は?

さらに嬉しいことに、、、
湊さんのが紹介された「そして誰もいなくなった」から話は盛り上がり、、、
他のお二人の“ファーストアガサクリスティ“として、初めて読んだクリスティ作品を紹介していました。

呉勝浩さん→「アクロイド殺し」

あらすじ

深夜の電話に駆けつけたシェパード医師が見たのは、村の名士アクロイド氏の変わり果てた姿。容疑者である氏の甥が行方をくらませ、事件は早くも迷宮入りの様相を呈し始めた。だが、村に越してきた変人が名探偵ポアロと判明し、局面は新たな展開を、、、

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呉さんは小学校4年生の頃に読んで、最後の結末に絶叫したそうです。
当時、台所にいらっしゃったお母様が飛んでくるくらい、、、(笑)

でも私も小学生の時にこの作品を読んだのですが、同じ気持ちでした。
「は?え。どういういこと?」といった感情でした。
「今まで私が信じていたものは何だったのか、、、」と開いた口が塞がらなかったのを今でも覚えています。

新川帆立さん→「オリエント急行の殺人」


あらすじ

真冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行には、国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた。奇妙な雰囲気に包まれたその車内で、いわくありげな老富豪が無残な刺殺体で発見される。偶然乗り合わせた名探偵ポアロが捜査に乗り出すが、すべての乗客には完璧なアリバイが……ミステリの魅力が詰まった永遠の名作。

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新川さんも小学生の時にこの作品に触れたそうで、結末を知って「あー!」となったとおっしゃっています。

この作品も私は小学生の時に読み、同じようなリアクションだったと記憶しています。
こちらもまた結末がかなり衝撃的で、小学生だった私は「この解釈で本当に合ってる?」と不安になったほど(笑)

小学生の中学年くらいに読んだのですが、それまでもミステリー好きだったのでそれなりにミステリー小説だったりドラマを観たりはしていたのですが、それまで読んだり観たりしてきた“ミステリー“とは明らかに違うタイプの結末だなと感じました。

アガサ・クリスティの数作品を読んだことでその多様な結末の作り方に触れた小学生の私は、「物事に当たり前なんてなくて、多方面から見ることが可能である」と感じました。

ちなみに私のファーストアガサ・クリスティーは「ABC殺人事件」でした!
その頃はアガサ・クリスティーにハマり始めた頃でそのあとすぐに「アクロイド殺し」、「オリエント急行の殺人」を読みました♪

王様のブランチの作家サミットは本当に面白いコーナーなので、今年もたくさんやってほしいなと思います!
すごく楽しみにしています♪

ここまで読んでくださり、ありがとうございました♪
今年も新企画も含めて、たくさん記事を書いていきたいと思っているので、ぜひ遊びに来てください!!

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