鶴唳華亭【銀河再/ BS初】更なる考察のために-1
既出noteに書いた通り、去年チャンネル銀河で放送されたわたしの沼ドラマ中の沼ドラマ『鶴唳華亭』がCS(二回目)BS(初)両方で、この度再び放送が始まりました(CS・チャンネル銀河/毎週土曜22時~各回3話ずつ、BS11/月曜~金曜午前10時~1話ずつ)
二周回目(邦訳版)ですし…中国語、完全には判らないながらもYouTubeで中国語版観てるし、もう筋知ってるから余裕でしょ?と思いますよね?…いや、全く余裕無いです(T▽T) 未だ何度観ても、判んないところは判んない~~出来るなら、どなたか詳しい方に解説してもらいながら観たいぐらいです(^^;)
そんなちょっと、いや、かなり練りに練り、捻りに捻られた脚本の本ドラマですが、何度観ても圧倒的に面白い…演員陣も素晴らしいし、衣装やセット、カメラワークも綺麗…そしてなによりわたしの心を惹きつけるのは、100%は判らないながらもドラマ中で使用される原語(中国語)の台詞の繊細さと沢山の漢詩や詞から引用され、さりげなくドラマのストリームの中に込められた深い意味、そしてそこから引き出された物語のテーマとも言える真の意味…それに辿り着きたい、辿り着けたら…そんな想いに駆られるドラマ、あーもうほっんとに堪らない…じゅるじゅる(←知識欲の音です笑)
さて、そう言う事で前回視聴時にも感想をつらつらと綴ってますが、二周回目の今回、もう少し細かくドラマの本質に迫れる様に考察を試みてみたいと思いまして、再度挑戦←勿論、玉砕覚悟…苦笑
では、先ず一話ずつのTitleと共に各話の流れを大まかに追って行きたいと思います(こちらオリジナル版60話編集の題名と話数です、BS11版(オリジナル版をカット編集されて全57話)は題名も一話毎の区切りも違う様です…6/8現在)
第一話〈冠礼の儀〉
20歳を過ぎても冠礼の儀が執り行われない皇太子・萧定权、朝臣達の諫言に耳を貸さぬ皇帝・睿鉴、側室/趙貴妃の子で定权の兄・定棠は、結婚後は郡王として任地に赴くと言う掟に反し都に留まり続けていたが…一方、蜀に住む陸英は御史台中丞に請われて上京する事になり、その娘/文昔は皇太子妃として推挙される事となっていたが…
第二話〈斉王からの贈り物〉
冠礼の儀が執り行われ様とする中、張尚服(内人)が城壁の上から飛び降りる…斉王が定権を弾劾するために仕掛けた檄文の行方は?
第三話〈息子か臣下か〉
隠された斉王の檄文を巡る皇太子対斉王、李柏舟中書令の攻防…斉王側が抱き込んだ呉内人は実は定权の母に仕えていた尚服局の張尚服の実の娘だった…
第四話〈臣下の礼〉
斉王の謀略が明らかとなり、その処罰の采配の全権を与えられた定権…しかし、意外にも皇太子の下した結論は定棠に温情を掛ける結果に…
第五話〈科挙試験〉
檄文(冠礼の儀)の件で、斉王側に貸しを作った定権は、科挙試験を受ける従兄・顧逢恩と恩師盧世瑜への報復を恐れ、逢恩に受験を棄権させたいと思っていたのだが、三年に一度の科挙に向けた逢恩の想いを知り一計を講じたのだが…
第六話〈無罪の証明〉
科挙試験の題目が漏洩し、監督していた定権恩師の盧世瑜と中書令、受験者の全てが調査されることに…定権が弄した策に乗じて李中書令が盧尚書と逢恩を陥れるべく新たな策を講じていた、しかも献策したのは許昌平と言う謎深き科挙貢士…
第七話〈君子の道〉
科挙試験の題目漏洩と虎の巻が見つかった、やがて事件の絡繰りが明らかになり、中書令側ばかりでは無く定权自身も窮地に…
第八話〈皇太子の思い〉
科挙試験題目漏洩の責任を、定権を庇った盧世瑜が職を辞すことで引き受ける…科挙合格発表の日、昔を一目見たいと出掛けた定権は、その後に向かった盧宅で晒書をする昔を見つけ、屏風を隔てて会話を交わす二人には仄かな恋心が芽生える
(第8話、わたしの一番のお気に入りです♡)
第九話〈親の責任〉
都へ戻って来た昔の父・陸英の元に中書令が訪ね来て科挙事件の真相は盧と定权の企みだと告げ、昔を斉王のお妃にと高価なお茶を結納として置いていく…翌日定权と大相国寺で会う事になっていた昔だが、定权の元に現れたのは、昔の父、長らく茶馬監察御史を勤めていた陸英だった
第十話〈茶馬交易の真偽〉
陸英が趙貴妃の父・安平伯の茶葉を使った汚職を皇帝に直訴…既に何度も上奏していたが、中書令が奏状を手元に留めていた、事態を知り激怒する皇帝に安平伯は自ら縄に縛られ許しを乞うが…
CS/BS共に、既に10話よりも先に進んでいますが、今回はとりあえずオリジナル版10話までの概略と登場人物について辿ってみました(まだ名前の紹介がされてない10話時点未登場人物もいます)
《主たる登場人物》
○主役
・萧定权(南斉国皇太子)字/民成
・陸文昔(官吏の娘)後に内人/顧瑟瑟(偽名)
・萧睿鉴(皇帝)
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○朝廷
・盧世瑜(太子恩師/元太傅・尚書)
・李柏舟(中書令)
・顧思林・武徳侯(太子伯父・定權母の兄)
・顧逢恩・嘉義伯(定權従兄弟)
・顧思卿・元皇后(定権母)
(実は顧家、逢恩には長州副督の承恩と言うお兄ちゃんもいます…登場シーン一瞬です…汗)
・許昌平(科挙進士にして謎の人物)
・陸英(茶馬監察御史→御史中丞/文昔父)
・張陸正(刑部尚書)
・杜蘅(刑部侍郎)
・李明安(長州都督→刺史)
・李重夔(控鶴衛・殿帥)
・游鳴(皇太子の親衛(東宮衛)総指揮使)
・楊盛(長州都虞/武徳侯部下)
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○皇族
・萧定棠(大王)斉王
・萧定楷(五大王)趙王
・趙貴妃(皇帝側妃・斉王と趙王の母、後に皇后)
・趙壅・安平伯(貴妃父)
・李和綽(斉王妃/柏舟娘)
・萧定梁(六大王)六郎
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○親族/宮人
・陸家/文普(兄)文晋(弟)
・張家/紹筠、念之(姉)頌之(妹)
・王慎(東宮内侍都知)王翁
・陳謹(内侍省都都知)陳翁
・趙敬寧(貢院の下働き/許と所縁あり)
・陳蔻珠(定權付き東宮内人)
・姜尚官(趙貴妃付き)
・沈夕香(東宮内人、後転々と)
・張尚服(顧皇后付きの内人だったので、定権が幼い頃から懐いている)
・吳内人(尚服局の女官/定棠の愛人/張尚服の娘)
以上、もし漏れ・間違いありましたら是非教えてください<(_ _)>この時点では敢えて載せてない人物も数人いますが…
追っかけ加筆(6/11済み)して行く予定です。ではでは、また〜〜再见👋