文系が受ける技術士一次試験「建設部門」③自己採点結果
皆さんお疲れさまでした
2024年11月24日(日)に技術士一次試験を受験しました。同じく受験されました各位におかれましてはお疲れさまでした。
公式な解答は、当日の夜には上がっていたようです。当日は予備校が解答速報を上げないと知り、非常にそわそわしていましたが、日本技術士会は優しいですね。
X上では、適正科目の主題傾向が変わったというような指摘がありました。皆さんの感覚的にはいかがでしょうか。
結果と所感
日本技術士会のやさしさのおかげで早々に自己採点ができました。自己採点の結果はこんな感じでした。さすがに受かってると思います。あわせて私大文系的視点からの各科目のむずかしさ、対策方法を振り返ります。
専門試験 19/25(合格点 13点)
ものすごく手を付けがたい怖い科目に思えるが、知らん外国語のちょろい試験だと思えばいい。まじで過去問から丸ごと問題が出る。暗記もの。
はっきり言って見掛け倒し。落とす気ないだろという感じ。過去問10年分を1回やれば14,5点とれたんじゃないか。適性試験 12/15(合格点 8点)
余裕だと思う。これも似たような問題が何度も出る。後回しにしても何とかなる。常識的な問題ばっかり。
過去問7年分を1回でもいいかもしれない。基礎科目 13/15(合格点 8点)
最大の鬼門である。ここで合否が分かれるんじゃないか。何とかなると思えたタイミングは、新たに思いついた対策をこなしきった試験2日前くらいだった。
この科目の勝ち方は、「設計・計画」、「情報・論理」、「環境・エネルギー・技術」で6~8点取りつつ、残りの「解析」、「材料・科学・バイオ」でどれだけ点数を積めるかというところだと思う。ぶっちゃけると運ゲー的な要素もある。
これはしっかり対策するべき。過去問7年分を3回やって、勉強用のノートも作ってさらに過去問を解いた。工夫しないと普通に落ちるかもしれない。
来年度以降に受ける私大文系卒のために
しっかり対策をまとめたいなと思いながら多忙のためになかなか手付かずでした。科目ごとにそれぞれ一つの記事にしてまとめたいとは思っています。
しっかりお伝えしたいこととして、一次試験は、時間をかければ合格する可能性を十分高められる試験だと思います。私はどうしても2024年中に合格したい思いから200時間程度は勉強ましたが、もっと少なくても大丈夫でした。
合格に必要な勉強時間は、簿記2級が250~350時間程度、宅建士が400時間程度らしいのですが、簿記2級よりよほど楽です。宅建士の方が圧倒的にむずいです。
そういうわけで皆さんがんばっていきましょう。
画像はAIが生成した「最初は合格するかわからなくて怯えていたものの、いざ受験したら余裕だったために、鼻の穴膨らまして偉そうに自分の考えを吹聴して回るおじさん」です。