全集中・阿吽の呼吸 俺の型
1日の大半を半裸で過ごすいしたん®︎です。今日和。
ところで。
いしたん家では家族同士挨拶をするという習慣がない。父も母も。昔からだ。
朝起きても「おはよう」を交わさず、ご飯のときも「いただきます」と言わず、寝るときも「おやすみなさい」は覚えがない。ごく自然なのだ。
家族といえど自分以外は他人。他人が自分より優先事項となることがないのかも知れない。だから、他所と食事をするときは食べる前に挨拶をすることが不思議だと思った時期があったし、学校での挨拶は面倒だと思い続けてきた。
しかし、社会を生きていくうえで、挨拶は欠かせない。むしろ仕事が出来なくても挨拶がきちんと出来ればまだまともだと思われる。挨拶は社会の中で人が生きるための鍵だ。同じ言葉を掛け合うだけなのに、心に広がる安らぎ。赤の他人とも挨拶があるから、関係が生まれる。
初対面の社会人同士が名刺を交換するように、他人同士が交わす言葉の名刺。 それが、挨拶。
挨拶ひとつで分かる相手の深層心理、仕草、性格。他人の一挙一動すべてが自らを探り図る罠。