角綾夏の和酒ランキング
酒呑みの昔と今
昔は呑ミニケーションというくらい「呑めてこそ大人！」という風潮がありました。20代の頃、繁華街の居酒屋さんに行くと、よくトイレの前で倒れている若い子を見たり、しゃがんで俯いている方を見ると、これも大人への第一歩を歩もうと挑戦した姿勢を感じます。
いまどき世代の方は当然の言葉かもしれません。「スマドリ」という言葉があるように、個人の選択が優遇されます。自分第一である理由は『お酒とは美味しくて、楽しむもの。』だからです。
自身は九州の片親がいることから、たまたまお酒は呑める体質でした。いろんなものを見聞きしては出張のある企業に勤めたきっかけで足を運んだ先で地酒を呑む機会が増えました。
私の口に合う人がいましたら角綾夏ランキングでぜひ飲み比べしてみてください。
感じる味覚や風味が違うと感じましたら、続けて逆の風味の銘柄も紹介いたします。ぜひ参考に、皆様の好きな味覚を発見してみてください。
角綾夏の好きな 日本酒、芋焼酎のランキング
このランキングは和風なお酒(日本酒や焼酎)を入れております。移住や出張、DNAなどの味覚や好みから入れています。一通りお酒を堪能して、この銘柄が好みという自己理解の報告兼プレゼンです。
※泡盛は沖縄の個性のイメージがありましたが、飲んでみたところ意外とさっぱりしておりました。沖縄そばも同様にあっさりした中華そばのような存在だと最近知りました。
「南下すると、こってりするイメージがなんかある。」
そんな感じでしたが、現実は馴染みがあるからなのか、九州のお酒や料理が口にしっくりきました。
※麦焼酎がランキングにないのは、芋焼酎が好きだからです。麦は癖がすくないためたいていの方は選ばれます。しかし、芋はこってりした特有の香りがありますがそれが呑んだと感じます。(例えると、肩の荷が下りるようなリラックス感が呑んだ時にするします。)
1位 黒霧島(くろきりしま・宮崎)
芋焼酎界のこってりコテコテとんこつみたいな存在です。
居酒屋さんにもある、従来の黒霧島が好きです。アナログでダイレクトさな凛々しく一貫した美味しさです。
独自の吞み方は黒霧島を一口呑み、すぐ某ミルクティーをあとから飲むと、黒霧島の荒々しい感じがマイルドに甘さと相まって美味しいです。
数年前に黒霧島EXという姉妹品が登場し、CMもやっていました。
あまり居酒屋さんに置いていないため、飲む機会がありませんでした。
最近お店で見つけて購入し飲んでみました。
一言で言うならば「ハイブリッド芋焼酎。」
芋の香りが洗練された綺麗な味で、芋の強い風味が苦手な方や今時の世代の方も飲めるそんなお酒でした。
個人的には従来の黒霧島が一番好きです。
2位 辛口一献(からくちいっこん)、豪快(ごうかい)(京都)
こちらの2本は辛口の日本酒です。これも理由は男臭くダイレクトな辛口が刺さる旨さだということです。
過去に居酒屋さんで呑んだ豪快と、市販で売られていた辛口一献を呑んで、美味しかったです。
個人的な和のお酒の感想としては、「焼酎≧日本酒」の式で表せます。焼酎も日本酒もどちらも呑めますが、どちらかというならば焼酎が好きです。
そのため、日本酒は同位にしました。
3位 一刻者(いっこもん・宮崎)、金黒(きんくろ・鹿児島)
1位の黒霧島をとんこつと例えるならば、こちらはこってりした感じとさっぱりした感じのバランスがちょうど良い「醤油とんこつ」、のように芋の旨みがマイルドに伝わる芋焼酎です。
主役のお料理の邪魔をしない、いろんなシチュエーションをこなすバイプレーヤーような存在です。居酒屋さんに行けばだいたいは置いてある現実がその存在価値を示しているのでしょう。
なんこ
甘くて自由な気分になれる芋。
これもコスパ系居酒屋にいけばだいたいは置いてあります。
吉兆宝山(きっちょうほうざん)
芋焼酎×黒麹を使った醸造法により、こっくりとした旨味のある芋焼酎になります。いくつか宝山の名がつくのは西酒造株式会社さんが作ったという証拠です。宝山シリーズで飲み比べてみてはいかがでしょうか？
番外編
菊水の辛口(新潟)
お酒のビルなどでネオンの看板が街を照らしたりしているイメージがあるのではないでしょうか？
ふなぐちと書かれたカップに入った菊水の商品が定番です。私が最近知ったのは菊水辛口シリーズです。
新潟の地酒をいくつか飲み比べしたことがあります。移住した東北でも感じましたが、お酒を通じてわかることは水質が違うと感じます。
こちらの商品はコンビニでも買えること、来月のお正月元旦のお屠蘇にもオススメです。
お祝いごとや節目、記念事にいかがでしょうか？
もし上記の銘柄を呑んでみて違うかも？と感じたら・・・
「フルーティー」で「淡泊」なテイストがお好きな方かもしれません！
以下の銘柄を一度いただいてみてください！！
※個人的には以下のようなフルーティーであっさりした「可愛い女ん子した味が好みの女ん子」になりたかったです(笑)
「女ん子(おんなんこ)」
※九州エリアで女の子を呼ぶときに呼ぶ言い方です。男の子を呼ぶときは「男ん子(おとこんこ)」です。
おん"なんこ"だから、なんこという芋焼酎ができたんじゃないかと勝手に思ってみたり…
芋焼酎
・黒伊佐錦(鹿児島)
・さつま美人(鹿児島)
・ISAINA(九州)
三岳
泡盛を彷彿させる男っぽいラベリングですが、さっぱりとした味わいです。
富乃宝山（とみのほうざん）
昔の古銭(寛永通宝・かんえいつうほう)や四字熟語を彷彿させ、焼酎通が呑みそうなネーミングですが、意外と敷居は高くありません。味はフルーティーで綺麗な女性のような気品あるお酒です。こちらも居酒屋にいけば置いてあることが多いため、お試しになってみてはいかがでしょうか？
黄色の麹を使うため、繊細な味わいが良い方にはオススメしたいです。
吉兆宝山
日本酒
・初孫(山形)
・出羽桜(山形)
・南部美人(岩手)
・十四代(山形)
・田酒(青森)
・飛露喜(福島)
こちらはさっぱりしていて、料理をメインに嗜む場面にオススメです。
最後に
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