対談・鼎談になぜ女性が必要なのか? ~見た目以上の重要な理由~
テレビやYouTubeなど、様々なメディアで見かける対談や鼎談。専門的なテーマを扱う場合でも、必ずと言っていいほど1~2人は女性が含まれています。「見栄えのため」と簡単に片付けられがちですが、実はこのフォーマットには、見た目以上の深い理由が隠されているのです。
歴史が証明する正しさ
このフォーマットが正しいことは、10年、20年、30年という長い歴史が証明しています。テレビの時代から現在のYouTubeまで、視聴率やビューワー数というデータの積み重ねによって、その効果は実証されてきました。科学的な理論だけでなく、現場での実績が、このフォーマットの正当性を裏付けています。
視覚的効果という従来の理由
まず挙げられる理由は、画面の見栄えです。率直に言えば、中年男性(おっさん)が2、3人集まって話をする画面は、男性からも女性からも、視聴者にとって心地よいものではありません。華やかな女性の存在は、画面に彩りを添えます。
この考えは、マーケティング業界でよく言われる「3B理論」とも関連します:
Beauty(美しい女性)
Beast(かわいい動物)
Baby(赤ちゃん)
これらの要素は、YouTubeのサムネイルや広告バナーにおいて、視聴者の目を引き、クリック率を上げる効果があるとされています。
新たな気づき:コンテンツの質への影響
しかし、女性の存在価値は見た目だけではありません。YouTubeで専門家同士の議論をよく視聴する中で、ある重要な発見がありました。
男性同士の議論の特徴:
必要以上に問題解決型になりがち
会議のような雰囲気になってしまう
各々が自己主張を強める
エンターテインメント性が低下
実際、仕事をしながらながら見をする場合など、画面を常に見ているわけではない状況でも、女性が不在の議論は無意識にストレスを感じ、聞き続けるのが辛くなってしまいます。
女性がもたらす価値
女性の存在は、以下のような重要な役割を果たします:
聞き役としての機能
議論や討論を適切に回す
全体を調和させる
素人目線の活用
専門家に対して基本的な質問ができる
「わからないことはわからない」と言える立場
当たり障りのない感想を述べられる
緩衝材としての役割
議論が硬くなりすぎるのを防ぐ
自己主張を抑制する雰囲気を作る
なお、ABEMAの平石さんのように、議論をうまく回せる男性ファシリテーターも存在します。しかし、専門家として登場する男性の多くは、自己主張が強くなりがちです。男性社会では、会議の場で自分の意見を出さない人間は存在価値がないとされるためです。
結論
対談・鼎談における女性の存在は、単なる見た目の問題ではありません。長年培われてきたこのフォーマットには、確かな理由があったのです。
実は、私自身も現在1人で話をしていますが、女性と一緒に会話をしたり、女性からの質問に答えたりする形式の方が、視聴者にとって見やすいだろうと感じています。将来、経済的に余裕ができて美人秘書のような立場の女性を雇用できるようになれば、そういった対談形式も試してみたいと考えています。
ということで、まとめます。 専門家の男性同士(おっさん)の議論は、内容は興味深くても、エンターテインメントとしては面白くありません。女性の存在は、見た目の華やかさに加えて、コンテンツの質を高め、視聴者の体験を向上させる重要な役割を果たしています。
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