スシローペロペロ事件と寿司が止まってみえる人達🍣👅
スシローペロペロが流行っているので乗っかって書いておく。
個人的に思ったこととかペロペロに関連して気になったもの。
タイトルに特に意味はない。
SNSによって問題が可視化しただけなのか
SNS周りで何かしら問題が発生したときに最初にあがるのが「ネットによって問題が増加している」「問題を起こす人が増えている」という声。
これはバイアスやデータを考慮せずに、自身の感情をただ口に出しただけであり、最も思考レベルの低い属性の人たちが発する意見である。
評論家の古谷経衡氏の「ネットで馬鹿が増えているので規制すべき」という意見に対して、ひろゆき氏が「あなたの感想ですよね」と言ったのが最も有名な例だと思う。これが2015年。
なので通常の思考レベルだと「ネットやSNSで問題が可視化されただけでは?」という"仮説"を持つのが普通。結論じゃなくて仮説ね。
だから、どっちが正しいかは"わからない"が正解。
バカが可視化された→ある
SNSの普及でバカをやる人が増えた→これもある
ネット普及以前にさかのぼってビッグデータを集めることは不可能なので、もはや「鶏が先か卵が先か」状態になっている。
確実に言えるのは、なんの根拠もなく「鶏が先だ」と言い切る自称評論家みたいな意見は持たないほうがいい。頭が悪いと思われる。
外食産業の顧客差別が始まるのか
外食産業において問題が発生すると当然対応策がとられる。じゃあどういう方向性での対応が望ましいのだろうか。
一番わかり易いのは「顧客差別」をすること。選別とか客を選ぶみたいな言い方でもいい。
会員制のお店はあるし、海外だとクレカのステータスとか、ドレスコードとかいろんな指標で顧客の選別が行われている。
ただ、今回の問題は、そもそもそういう線引の下に位置する顧客をメインターゲットとしている外食産業だ。そもそも寿司が止まって見える人達には関係のない話。
ひとつの方向性としては顧客選別の細分化。
これまでは「金持ちか一般人か」みたいに二分されてたと思うんだけど、それをもっと3〜5段階くらいに分ける。庶民の中でもスシローに入れる人と入れない人とで分けられるということ。
でもこれを実現するには全国民のビッグデータ管理が必要になる。中国では芝麻信用(ジーマ信用)として運用されているやつ。
日本政府は未だにマイナンバーすら普及させられない組織なので、実用するとしても5〜10年先だろう。
もうひとつの方法論としては物理的にバカなことをできなくする方向性。
店の規模・システム・デザインの変更などやりようはいろいろある。だが、問題はどれも「今よりコストが増える」ことだ。
経済合理性を追求した結果が今の回転寿司システムなので、どこをどう変更してもコストは増える。んで、寿司が高くなる。
なので、困るのは庶民だ。ペロペロ層と親しい生活レベルにいる人達は、どんなに善良な人であっても割を食う。
スシローの値段が今より50%上がったら顧客数は減るだろうが、売上はどれくらい維持できるのか。たぶん今、スシローの偉い人達と大手外食産業の頭の良い人達が脳みそフル回転で解法を探してるだろう。頑張ってください。
ちなみに普段から寿司が止まって見えるタイプの人の生活は何も変わらない。
ルフィ的組織による闇バイトペロペロ部隊の結成
ペロ氏のおかげでスシローの株価が170億ほど飛んだらしい。
んで、ガキ1人が犠牲になるだけで大手企業の株価をこれだけ操作できるんだから、テロ行為をしかける人が今後でてくるだろう問題。
ルフィみたいに匿名でつながった組織がいて、闇バイトとして指示すれば株価操作により利益をつくることが出来てしまう。
つまり、これから「闇バイト組織の頭のいいリーダー VS 外食産業の頭のいいサラリーマン」の知能バトルが始まる。
ルフィ VS カイドウ くらいの盛り上がりになるだろう。
僕みたいな庶民にはどうなるのか全く予想がつかない展開だが、サンジに握ってもらった寿司を食いながら観戦してるのが一番良さそうである。
バカッター・バイトテロが始まって10年
今でこそTikTokやインスタだが、これらの迷惑行為が始まったのはバカッターだ。
バイトテロとか客による迷惑行為が社会問題化し初めてから10年だ。
バイトテロ - Wikiwand https://www.wikiwand.com/ja/バイトテロ
10年たってもまだ人類はネットの使い方を学習できていない。
テクノロジーの進化に人間の脳がついていけてない定期。
ちなみにエロテロリストことインリン・オブ・ジョイトイが活躍したのはもう20年近く前か。もう46歳だ。ペロペロ団の親世代と同じくらいじゃん。
ペロペロ時代の立ち回り方
全人類が総発信するし相互監視もする時代。
「悪いことはしない」ぐらいの認識だと足りないと思う。
テクノロジー・時代の変化によって「悪いこと」の定義もコロコロ変わるから。
んで、罪と罰のバランスというか、リスクとリターンのバランスみたいなものがどうなってるのかも意味不明になっている。
ペロペロがお店の人にバレただけなら、怒られて清掃費10万円くらい払って終わってたかもしれない。それにネットが組み合わされると170億になる。
高度な意味で「人のふり見て我がふり直せ」を実行しなければならない。
今の世間の空気感を感じ取り、自身の常識をアップデートし続けなければならない。
そのためには特定の自称を抽象化→具体化して自分に適用できなければならない。
ただ、それが出来る人はそもそも寿司が止まってみえる側の人間だったりするよね。
スシロー行ったことないかもしれん
そういえばスシローに行ったことがないかもしれない。
というかここ10年くらい回転寿司に行ってないと思う。昔行った回転寿司がどの店だったか記憶にない。
いや、別に寿司停止能力を持った金持ちというわけではない。
独り身だからだ。
家族で外食してキャッキャウフフする機会がないのだ。
あと女性とデートするときにスシローに行く年齢でもない。
いや別にスシローデートを否定しているわけではない。
僕が外食するときはだいたいお酒が飲める店に行くからだ。
夜に2人〜数人でお酒を飲みながら寿司を食べたいと思ったら回転寿司にはならない。
というか、1人で寿司&酒を楽しもうと思ったら、家族連れや学生グループで盛り上がってる回転寿司には行きづらい。寿司屋になる。
いや、1人でスシローで酒も楽しんでる人もいるだろうが、それは……なんかすまん。
では🍣