見出し画像

「何したらいいかわからない」【原因編】状況を整理しよう

何したらいいかわかんねー

となるタイミングが度々ありまして、今もそれに近い状況です。
だから暇つぶしにこの文章を書いているという。

これまで何度も同じ状況になり、そのたびにどうすれば良いかを考えてきましたが、
「何したらいいかわからない時は、こうすべき」という明確な回答は出せていません。

なので一旦ちゃんと問題の分解&言語化をしてみるのがこのエントリーの目的です。
今後同じようなモヤモヤが続かないよう、根っこの部分から慎重に分解してゆく。

「何をしたらいいかわからない」は時間の浪費が問題

そもそも「何をしたらいいかわからない」状況は悪いことなのか?というとこから。

いつも、どうしようかな?と悩んだり焦ったりしている。
何に対して焦って悩んでいるのか?

たぶん答えは
「何をしたらいいかわからない間はいろんなものを浪費してしまう」
だと思う。

時間が1番わかりやすいけど、他にもお金とか持ってる資源とか。
これらは何もしないと目減りしていくんですよね。

仮に、1ヶ月間何もできなかったら、何もしてないのに1ヶ月という時間を消費してしまう。何かに有効活用出来たかもしれないのに。

お金は時間と違って貯蓄が出来るのがメリット。
使わないでとっておいて、あとで何かひらめいた時に使うことが出来る。
そんなお金でさえ、生活費だの税金だので減っていく分はあるわけです。
何もしないで減っていくお金より、何もしないで増えていくお金を大きく出来た時に「人生あがり」になるのですが、それはまた別のおはなし。

資源は人それぞれだとは思いますが、例えばいま手元に果物があったとして、1ヶ月くらい食べ方に迷ってたら腐って食べられなくなるわけです。

この先はわかりやすくするために、お金も資源も全て「時間」に含めて考えていきたい。

この章のまとめ
「何をしたらいいかわからない」あいだは時間を浪費してしまうのが問題である。

何もしない方がマシな例もある

「何をしたらいいかわからない」のは時間の浪費だからあんまり良くはないと言いました。
とはいえ、時間を無駄にしないよう、やみくもに動くのは悪手になる。

人間はやはり暇には耐えられない生き物だと思うので、時間があると何かやりたくなります。

だからそんな暇を解消するための商売が儲かったりします。つまり、暇でもやらない方がいいやつですね。

テレビ、パチンコ屋、ソシャゲあたり。

こういったものは何もやらずに時間を無駄に過ごした方がマシ。
偏向的な情報を見せられたり、無駄金を使ったり、無駄なストレスを与えられるようなもの。

資源が残り10000あるとする。
何もしないと1日1ずつ減ってしまう。
だからプラスになる活動をしたい。
でも何がプラスになるかわからないのが「何をしたらいいかわからない」である。
中には、やるだけマイナスになる活動もあるから気をつけてね。

ここはマジで後悔するので先に言っておきたかった。
何もしないと不安だから、何かした方が良いと思うけど、やらない方がいいことも世の中あるからそれだけは避けましょう。

つい暇つぶしにしかならない娯楽に手を出しそうになったら、風呂入って瞑想して寝よう。

「何をしたらいいかわからない」は優先順位が決まらないこと

これまで10回か20回か30回かわかりませんが、「何したらいいかわからない」たびに考えたり紙に書き出して悩んだりしてきました。
すると、だいたい「優先順位だな」となるので、そんなに間違っては無いと思います。

優先順位の話をしようとすると、まず最終目標はなんだ?という話になります。
何か夢や目的がある人はそれでいいし、特に何もない人はお金ですね。お金さえ稼げてればあとで好きなことに使えば良いので。
ということで、「お金を稼ぐこと」が目的だとして話を進めます。

例えば、
時給3000円の仕事
時給1000円の仕事
時給500円の仕事

3つの選択肢があったとしたら、時給3000円の仕事に時間を使えばいい。優先順位がわかりやすい例です。

時給3000円の仕事が無い場合は、時給1000円の仕事が一応できる。資産としてはプラスにならないし、それほど時間効率は良くありませんが、「何もしないで消費されるお金」を相殺できるくらいの額ではあります。
ですので、やることが無くて暇なら、とりあえず時給1000円の仕事に時間をさいておくのも悪くはない。

問題は時給500円程度の仕事しかないとき。
価格設定を下げると仕事が無いことはないので、時給数百円の仕事なら存在するってタイミングは普通にあります。
(ちなみに聡明な皆さんなら言わなくてもわかると思いますが、時給換算するとこのくらいになる仕事はあるよねって話です。最低時給が、、みたいなことは言わないでね。)

この時に、何もしないよりは時給500円の仕事をやった方がいいのか?やっても無駄なのか?が凄く微妙になります。

例えば、今日3時間くらい時間が余ってるとします。
時給500円の仕事を3時間したら1500円になります。
でも、最初の2時間で時給3000円の仕事を探して、1時間でやれば3000円です。
しかし、2時間かけて時給3000円の仕事が見つかる保証はありません。

さあ、どう時間を使う?
優先順位がわからなくなりました。

これが「何をしたらいいかわからない」だと思います。

ここまではたどり着いてるのですが、ここから先が難しい。

コーヒーブレイク

チーズはどこへ消えた?という有名な書籍があります。

いつもチーズ🧀がある場所があって、そこでネズミ達🐭が美味しくチーズを頂いていた。
しかし、ある日気づいたらその場所にはもうチーズは無くなっていた。
あるネズミはきっと次はチーズがあるはずと、同じ場所でチーズを期待し続けるが、無いものは無い。
別のネズミは根拠が無くとも別の場所の探索に出かけて新たなチーズを発見し、しかもそれを独占できる。

この書籍から得られるビジネスの教訓が正しいとすると、ぼけーっとしてないで新しい仕事や金脈を探しに動いた方が良い。

でもさ、色々歩き回ったせいで余計にエネルギーを消耗して倒れたネズミとか、罠に引っかかって早死にしたネズミとか、猫と遭遇してやられそうになったネズミとか絶対いるはずなんですよ。
「行動したからチーズが見つかった」は生存者バイアスだろうと。

だから、その場で止まるのは良くないと感じながらも、やみくもに動いたら死ぬ。
ある程度、新しいチーズが見つかる可能性が絞り込めてないと探しに出られないわけです。
でもなかなかいい方法が思いつかない。

これが「何をしたらいいかわからない」だよね。

ということで、今回はおやすみなさい。


いいなと思ったら応援しよう!