教育系・ビジネス系ユーチューバーの動画は役に立たないから見ない方がいいという話
こんにちは。フラット思考です。
今日のテーマは「教育系ユーチューバー・ビジネス系ユーチューバーの動画は役に立たないから見ない方がいい」という話です。
エンタメ系のユーチューバーがだいたい飽和してから、ここ1〜2年くらいで伸びているのが教育系やビジネス系のユーチューバーです。
勉強やスポーツやビジネスなどいろんなジャンルの教育系動画が人気です。
一般的に広く認知度があって人気なチャンネルは、例えば
・最近炎上してたメンタリストの人とか
・お笑い芸人出身でYouTubeで稼いでシンガポールに飛んだ人とか
・経営してるプログラミングスクールの内容がヒドイと定期的に炎上しているなんとか社長とか
皆さん、登録者数が数十万人とか100万人超えとかなので、世間一般的には非常に人気が高いコンテンツを発信されています。
これだけの登録者数があるとYoutubeの広告収入だけでも月に数百万円になるし、
広告収入とは別にYoutubeからの集客で何かしら自分の商品を売ることでかなりの額を稼いでいます。
で、たしかにこの人たちのコンテンツは見ていて面白いのですが、
所詮エンタメだということを理解して見たほうが良いという話です。
教育系の動画はあくまでも教育系のエンタメであって、それを見たからと言って教育効果はほとんどないと思っています。
あくまでも「楽しいから見ている」と自覚して見ている人であればいいのでが、
教育系動画を見て勉強になったとかタメになったとか思っている人は、それは錯覚なので気をつけた方がいいです。
例えば、メンタリストの人が「異性からモテる方法」みたいな動画を出して、
「1985年にモテモテ大学で行われた研究によると、次の5つの行動をすると異性から魅力的に見られるという論文があります。」
とか言うじゃないですか。
一見それっぽく感じますが、
実際のところ、その動画を見てモテるようになった人いないでしょ?
例えば、
頭が良い元芸人のユーチューバーが、おすすめの本を書評して、こういう行動をしたら成功できる!みたいなことを言ってたとして
動画を見た人は、結局その本に書いてあることをなにも実践しないし、次の日からの皆さんの生活は何も変わってないですよね?
つまるところ、皆さんが教育系の動画を見ている時間というのは、
何かを学んでいる有益な時間だと錯覚しているだけで、
実際のところは
「ヒカキンがコンビニの新作スウィーツを食ってる動画を見ている」のと時間の使い方は同じなわけです。
教育系の動画を見ている時間は、決してなにかを学んでいる時間ではなく、ただエンタメを楽しんで浪費している時間です。
ですから、教育系の動画を見るということは、なにも役に立たないどころか
動画を見る時間を損失するぶんマイナスかもしれません。
動画を30分見るんだったら、その時間を使って自分の動画を作ったりブロク書いたりした方が学びになるし収入が増える可能性が高いはずなんです。
普通に考えたらわかると思うんですけど、
教育系動画を毎日30分みて過ごした人と
毎日30分、自分の作品を作ったり、仕事に必要なことをトレーニングするために時間を使った人
1年後に成長しているのは絶対に後者ですよね。
本来そうやって具体的に必要な学びやトレーニングができたはずの時間を教育系ユーチューバーに費やしてしまっているのでマイナスです。
それなのに、何かを学んで有益な時間を過ごしたと錯覚させるところが教育系やビジネス系ユーチューバーのたちが悪いところです。
そうやってただの時間の浪費を有益な時間だと錯覚させられるのが教育系ユーチューバーが稼げるポイントですね。
彼ら、教育系ユーチューバーがなぜ稼げているのか?を考えてほしいのですが、
皆さんの役に立つ情報を発信して、皆さんをキャリアアップさせたり皆さんの収入を増やしたりしているから、その対価を得ているのではありません。
むしろ、皆さんの貴重な時間を奪って、皆さんが将来稼げてたはずの水準を低下させてます。
YouTubeなんか見ないでやるべきことをやっていたら年収500万くらいになっていたはずの人が、教育系ユーチューバーなんかに時間を浪費したせいで年収350万になってしまう。
その下がった分の収入の差額が、彼ら教育系ユーチューバーの懐に入っているイメージです。
教育系動画を1時間みたら、彼らに時給1000円を投げ銭しているようなもんです。
皆さんが奪われた時間の分、彼らが稼いでるって思った方がいい。マジで。
なんとか社長が「時間の無駄!今すぐやめるべき習慣5選!」みたいな動画だしてますが、
「いやいや、お前の動画を見る時間が無駄だってことを視聴者に教えてあげなよ」って突っ込んでます。
こういうことを言うと、
「いやいや、役に立つ教育動画もあるよ!」という人もいると思うので少し補足します。
たしかに、具体的に役に立つ動画もあるんですが、それはジャンルとか範囲が限られます。
実際に役に立つ教育動画が出せるのって、勉強とかスポーツとかルールが固定化されているジャンルに限ると思ってます。
ルールが決まってるから、答えも決まってるし、やり方が確立されているから役に立つんですよね。
例えば数学の二次方程式の問題の解き方とか。
もう既に確立されてる手法だから、それを知らない人にとっては役に立つし、実践で使える情報です。
ただ、確立された情報ってのは別に教育形動画を見るまでもなく、そもそも教科書とか参考書に書いてある情報なわけです。
だから、教育系動画を見て二次方程式が理解できたから役に立ったと言ってる人がいたら、
それは教育系動画が役に立つものなんじゃなくて、
教科書のテキストを読んで理解する能力が不足しているって話だと思うんですよね。
教科書読んで「あーなるほどねー」って理解できる人はわざわざYouTube見ないですよね。
だからこの場合に学ぶべきことは数学の問題の解き方ではなくて、
テキストを見て理解できる読解力とか理解力を身につけた方がいいんじゃないの?とか思います。
同じ国に生まれて、
同じ義務教育受けて、
同じ年齢の人が、
同じ教科書を見て
「あーなるほどねー」で終わってる人もいるわけです。
それを自分が理解出来ていないということに注目した方がいいんじゃないかと。
「教科書はよく分からないけど、YouTubeならわかりやすい」
というのは理解できますが、
それはつまり、テキストを理解するコストを他人に丸投げしてるってことですよね。
物事を理解する労力を他人任せにして、自分の脳みそを使ってないんだから、それは学びになってなくないですかね?
教科書読んで理解できる側の人はみんな知ってると思いますが、
教育系ユーチューバーが話してることって、どこかに書いてあることをそのまま読み上げてるだけですからね。
まぁ人の言葉で話してくれた方がわかりやすいと言うのも理解できますけど、
じゃあ今後も家電を買ったら説明書を人に読んでもらって
仕事のマニュアルがあったら先輩や同僚に読み上げてもらうんですかね?
ちなみにトム•クルーズはディスレクシアという障害で読み書きが苦手なので、台本は人に読んでもらったものを録音して覚えてるので、あなたがトムクルーズならアリですね。
と、だいぶ話が脱線してきましたが、ADHDあるあるなのでご容赦ください。
まとめると、ほとんどの教育系動画には教育効果はないので、見るならエンタメとして見ようと言う話でした。
ちなみにこんな内容を発信している時点で、僕自身にもブーメランが飛んできます。
それでは皆さん、トムクルーズ主演のトップガンの新作が2022年公開予定なのでお楽しみに。
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