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「何したらいいかわからない」【対策②】インプット&アウトプット&結果を出す

やるべきこと・やりたいことの探し方です。

前回→「何したらいいかわからない」【対策①】まず足元を固めたい

地盤を整えたうえで、本当にやるべきことややりたいことを探していきます。

では、肝心のやりたいことの見つけ方ですが、


そんなもんはねぇよ!hahaha!

(あ、ちょっと怒らないで。今から説明・弁解をするので、もうちょっと付き合ってください。)


でも実際、これをやったらうまく見つかるよ!みたいな方法はないんですよね。

自分が注力したいと思えることと出会えるのは、人それぞれだし、タイミングや環境もあるし、運もある。

だから、自分から能動的に出来ることと言えば、やりたいことが見つかる可能性を上げることです。

だって、まさに野球をやるために生まれてきたであろうあのイチローでさえ、たぶん生まれるタイミングが数年違ってたら野球やってなかったかもしれない。
野球と出会っても、小学生の息子を毎日バッティングセンターに連れて行くような親でなければ上達せずに辞めてたかもしれない。
イチローの身長が180でなく、170で止まってたらたぶんここまで活躍してない。
ブラジルに生まれてたらおそらくサッカーボールを蹴ってたでしょうし、タイに生まれてたらムエタイやってたはず。

まぁこのへんは全て自分でコントロールできない部分ですよね。運です。たまたまです。

ですので、自分がコントロール可能な部分を工夫して可能性を上げていくのが最も合理的です。

幸い、人生は野球のようにルールが決まっているわけではないので、ヒットを打つためにある程度の工夫が許されるわけです。

例えば、

・野球では9人に1回の打席のチャンスだけど、自分は3回に1回出るとか
・弱そうなピッチャーを狙って打席にたつとか
・バットだと当たる気がしないのでテニスラケットを使うとか
・前日にピッチャーに酒を飲ませて二日酔いでマウンドに立たせるとか

こういうのをやって許されるのが人生というゲーム。

ルール外での戦いを描く野球マンガ「ONE OUTS」はビジネス的な気づきがあって面白い。賭博のプロがピッチャーをやると、プロ野球選手が打てないみたいな話。

ということで、どんな工夫が出来るか?の話に進みます。

インプットの量と質を増やす


結局のところインプットが大事。
なんだかんだ言って、知らないものには関心を持ちようがありません。

野球選手やサッカー選手に憧れる子はいるけど、クリケット選手に憧れる子はいない。
柔道やレスリングに興味持つ人はいるけど、サンボに興味持ってる人はかなり少ない。

まぁ単純に知らないからですね。

「もし今の知識のまま小学生に戻ったら楽勝やん」

厨二病の人なら誰でも考えたことがあるこれ。現実には名探偵コナンとか転生ものみたいなことはありえません。

これに近づくためには前倒しで知識を入れ込むしかない。
今から10年かかるインプットを頑張って2年で頭にぶち込むとする。
10年後の自分からみたら「今の知識のまま8年前に戻った」ことになりますね。
言ってみれば擬似転生です。

とは言え、自己啓発本とかに書いてあることの98.6%は役に立ちません。
小学校から中学の義務教育9年間。
高校出たら12年。
大学出たら16年。
たくさんの教科書やら参考書やら見てきたと思いますが、ほぼ役に立ってないでしょ。

自分の経験や体験から得られた知識しか身につかないんですよね。

あとは、能動的に情報を取りに行くのは素晴らしいのですが、それだけだと自分の殻から出られなかったりします。自分の知識や興味の範囲外から、意図しない位置や角度から情報を脳みそにぶち込むことで化学反応が起きるあるある。

世紀の発明は「偶発的に出来たものが多い」ってやつ。薬品を間違って混ぜたら新しい素材ができちゃった的な。

では、これまでの長ったらしい前置きを踏まえて、「具体的にはこういう考えで行動すると良さそう」と思うものを独断と偏見で書き出す。

具体的なアクション例

■読書する

自己啓発本に書いてある本質は全部一緒なのであんまり情報として価値はありませんが、著者の経験や思考の部分は参考になります。

本のタイトルとかは商売用に作られててあまり意味がないので、尊敬できる人が書いてる本とか、成功者が読んで進めてる本とか、人ありきで選ぶのがおすすめ。

■人の話を聞く

日頃から色々頑張ってる人や何かしらの結果・実績を出している人と話す機会は大切。

普通の人と違って、もちろんいろんなインプットや経験や、トライアンドエラーをしまくっているので、いろんな話を聞けるので面白い。

独立・企業すると、同じような人種とつるむようになるのでお互いに相乗効果が起きて、また次の成功が近づきます。

いつかやろうと思ってたことをやる

たぶんあると思います。いつかやってみたいと思ったものとか、やろうと思ったけど機会が作れずそのまま忘れてるもの。

実行に移せていないということは興味レベルはそんなに高くないんだろうと思います。

でも、少しでも興味を持った理由を確かめてみたほうがいい。期待はずれかもしれないし、期待と違う発見があるかもしれない。

そこから自分がどんなものに興味を持つ人間か深堀りできる可能性大。

人に勧められたことをやる

友人や知人からなんか進められることってありますよね。

興味ないわって切らずに、やってみた方がいい。

自分では気づけない自分が、他人視点で発見されているかもしれません。

この髪型似合いそうとか、この服似合いそうとか、あの食べ物気に入りそうとか、こんな仕事向いてそうとか。

やってみて最悪ダメでも一個経験値が増えるだけです。

興味が無いことも一回やる

パット見で興味なくて試す気も起きないもの。

僕は昔から野球観戦に興味なかったのですが、仕事仲間と行ったら意外と楽しかった。野球じゃなくて、ドームの演出とか観客席の雰囲気とかラッパ吹くのがプロ級に上手いおっさんがいることが面白かったんです。つまりテレビ中継で映らない部分です。

他にはゴルフも興味なかったんですが、上司に連れられて何度かやったんですが、全然おもしろくなかったわけです。ですので、それ以降は「やってみたけど自分には合わなかった」と言えます。

もしかしたら、もっとおっさんになったら面白くなってるかもしれない。そうなったら、年齢や立場で感じ方が変わるという発見につながる。これも、若いころに一度面白くないことを確認しているからできる発見なわけで。

興味ないことでも結果的に自己分析につながるので一度やってみるといい。

新しいもの・流行り物を経験する

世の中で流行っているものはなんとなくでいいから把握した方がいい。

タピオカ流行ったら一回飲んでみる程度でいい。

「いやタピオカとか昔から何回もブーム来てるやろ」とか思いながらも、今なんで流行ってるかを見に行く。

すると、豆の仕入れから焙煎から淹れ方までこだわった本格コーヒーよりも、ド素人でも30秒で作れる別になんてことないタピオカをかわいいJKに売らせた方が10倍儲かるんだなってわかったりします。

ワンピースとか鬼滅の刃とか触りくらいは知っておいた方がいいし、時間あれば話題の映画とかも見たい。かなり時間的にきついけど。

流行り物避けてると、どんどんおじさん化おばさん化していきます。

慣を変えてみる

これもよく言われる話。

「明日から朝起きたらアイスを食え」って。

普通はやらないでしょ!と自分の中で「普通」にしてしまってることを覆してみる。

アイスとか100円か200円あればすぐにでも可能なことすらできないなら、どうやって新しい発想やチャレンジが出来るの?って話。

始めるだけじゃなくて、変えてみるとか、辞めてみるとかでもいいですね。

アウトプットもする

インプットの話でしたが、アウトプットも大事。

アウトプットする仮定でしか得られないインプットもあるから。

tiktok見てにやけてないで投稿してみろってことですね。自分で動画投稿してみて気づくこともあるわけです。

アウトプットすることで、自分の得意不得意とか、業界によっての向き不向きとかもわかるので是非やってみましょう。

新しいことを取り入れのはキツい

結局、文章化すると自己啓発本みたいな抽象的になってしまいました。
でも、こういうのを自分で具体化してやっていくしかないんですよねぇ。

それで、こうして新しい情報入れたり、ルーティン化してるものに変化を加える行為って大変だしストレスがかかります。

だから前回の記事に「本業はストレス許容量に余裕があるものがいい」と書いてます。

前回→「何したらいいかわからない」【対策①】まず足元を固めたい

でないと、やりたいことを探すために必要なストレスを受け入れられません。

自分にとって新しい情報をえるときにかかるストレスは成長痛です。
筋トレでいうところの筋肉痛。

あ、ちなみに人間を含めた動物は、基本的にストレスを避けるような本能なので、自分で意識してストレスかけないと成長しません。
ライオンは筋トレしませんしね。

【余談】
この数年、小説の漫画化・アニメ化が「なろう系」ばっかじゃないですか。「はいはい、またこのパターンね」みたいな。「このぐらい単純で中身がない簡単な話じゃないと見られないから」らしいですね。よく出来た複雑な話を楽しめるだけの余裕がある人間は少ないようです。

やりたいことは結果ありき

いろんなものを経験していく中で、得手不得手や向き不向きや好き嫌いのデータを蓄積して探っていくしか無い。

「何したらいいかわからない」が解決されるような答えがスッと出てくる方がおかしい。

で、最後に結構重要なことをいい忘れてました。(今思い出した。)

「やりたいこと」って結果ありきだったりします。

例えば、ツイッター・インスタ・Facebook・tiktok・Youtube全部のSNSをやるとします。

そして、tiktokだけたまたま人気がでてフォロワー5万人とかになったら、あなたは「tiktok楽しい」になってると思うんですよ。

tiktokやりたいからツイッターでつぶやいてる暇なんかねぇ!ってなるはず。

結果が先。

だから色んなものに手を出してみるの大事。

どこでなにが結果でるか誰にもわからないから。

では、おやすみなさい。


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