ロザンの楽屋 人を傷つけない・怒らせない話し方が上手い
ロザンの楽屋というYouTubeチャンネルが好きでよく見ています。
ロザンは日本のお笑いコンビで宇治原さんと菅さんの2人で活動しています。
高学歴お笑いコンビなんて言われることもあり、2人とも頭が良いというかちゃんと賢いんですよね。
このロザンの2人が仕事の合間に、楽屋でトークをする模様を配信しているのがYouTubeチャンネルの「ロザンの楽屋」です。
で、ロザンの楽屋ではその時話題になった時事ネタや2人が気になったことなんかをテーマにして、2人の考えとか見解とかをトークしています。
賢い人同士のトークを見るだけでも色々勉強になったり気づきが得られて非常に有益なので、もし興味ある人は覗いてみてもいいかもしれません。
10分程度の動画が毎日更新されています。
それでですね、
トークのテーマや内容もとても面白いのですが、僕が個人的に凄いなと思っているのは別のところにあります。
それは、言葉選びだったり表現方法です。
極力誰も傷つかない・怒らせないような話し方が出来るのが上手いなーと感じています。
特に時事ネタをテーマにして話す時なんか、だいたい誰か特定の人や集団の言動に対して、非難したり反対したりすることになります。
・有名YouTuberがこのご時世にパーティー開いてたけどどうなの?とか
・その政治のやり方はどうなの?とか
そういう話題に切り込む時ですね。
んで、仮にその批判が正しくても批判的な表現をしてしまうと傷つく人や怒る人が一定数出てきます。
もちろん意見を述べる側の人間としては、相手を傷つけたり怒らせたりするのが目的ではなくて、単純にその事象とか事柄に意を唱えているだけのつもりです。
しかし、「それは黒じゃなくて白いよね」みたいな言い方をしただけで、否定された・攻撃されたと捉えてしまう人が一定数います。
だから、なるべく角がたたないように言葉選びとか表現方法とかに気をつける必要があります。
この「否定や反対意見を述べるけど相手を傷つけないスキル」が、ロザンの2人は非常に上手いなーと感じています。
ちなみにこのスキルが低いのが僕です。
「いや、それは黒じゃなくて白でしょ。なんでわからんの?」みたいな言い方をしてしまいます。
実際はそこまで口が悪いわけではないと自分では思っているのですが、色んな人を怒らせたり泣かせたりしてきたので僕の言い方が悪いんだと思います。
もちろん相手を傷つけない・怒らせない言い方を心がけようとは思っているのですが、どういう言い方・どういう表現で伝えようかって考えるのはめちゃくちゃコストが高いんですよね。
イメージとしては、海外の方と話すときに「一度頭の中で日本語を英語に変換してから話す」くらいの労力です。
「このまま言うとたぶん相手怒るから、じゃあなんて言おう?」みたいに変換するコストが大変。
だから未だにうまく話せません。
それを簡単そうにやってるのがロザンの2人なんですよね。
たぶん、YouTubeの撮影には台本も作ってないし「今日はこういうテーマで話すね」くらいの確認だけで一発撮りしてます。
で、それを編集なしでアップしてます。
そんな中で、スラスラと人を傷つけない・怒らせない話し方が出来るのがすげーなと思って見てるわけです。
仮に僕がやったら、ロザンの2人と同じ意見・内容のことを発言したとしても絶対にコメント欄が荒れます。
どうやったらロザンみたいな話し方が出来るのかなーと考えてみたのですが、やっぱり「2人とも頭が良いこと」と「芸人として人前やテレビで発言してきたキャリア」があるから出来る芸当なのかなと思ってます。
と言うことで、僕は未だに先に文章ありき、台本がある状態でしか話せないんですよね。
なんか上手い方法とかあれば教えて欲しいです。
それでは皆さん、人を怒らせない・傷つけない1日をお過ごし下さい。
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