自己学習できない人は学生が終わったあと相対的にバカになり続ける
動画版
自己学習ができない人や、知識欲がないタイプの人間は相対的に馬鹿になるという話です。
自己学習ができるタイプとできないタイプの線引きは難しいですが、ざっくり
わからない言葉を見たときに無視・放置するタイプ
わからない言葉を見たらその場でググって「なるほど」となるタイプ
このくらいの区別でいいと思います。
まぁやってることはほんのこの程度の違いなのですが、これでだいぶ差がつくよねと。特に、社会に出た以降での差の開き方が大きい。
そして、差が開いていることにお互い気づきにくい。
というのも、学生時代、特に義務教育期間中は「全員同じレベルの教育を強制的に受ける」ので少ししか差が広がりません。というか、ここで「自己学習の仕方」を身につける段階です。
で、高校・大学になるともうそれぞれの学力・知能レベルに合った進学をするので、同年代の人たちの中でも「普通」の感覚が変わります。偏差値50の周りは偏差値50レベルだし、偏差値60の周りには偏差値60レベルしかいません。ですので、偏差値50と60の人の間では、お互いにどれだけの差が開いているのか、感覚的にはもはやわかりません。
それでもまだ学生のうちは、それこそ偏差値とか大学名なんかの客観的指標があるのでわかりやすいです。
問題は社会に出たあと。
学生が終わったあとは、同年代がテストや偏差値みたいな共通の指標で比較されることがなくなります。それぞれ別の職業に進み、学習する項目も専門ごとに細分化されるので比較しようがありません。
なので、この辺でもう「自分は普通だ」みたいな錯覚におちいります。
しかし、当然ですが学生時代に「自己学習が身についているタイプ」は、社会に出たあとも勝手に新たな知識を吸収しつづけます。
一方、「自己学習ができないタイプ」は学生という「学習する環境」から解き放たれた瞬間から全く勉強しなくなります。「これを勉強しろ」「これを覚えろ」と言われないと勉強できません。
社会に出た以降で「強制的に学習を強いられる」ことなんてほぼ無く、あってもせいぜい新人研修くらいでしょうか。
ですので、全く勉強しないのですが「自己学習できない人」にとってはそれが「普通」という感覚なんですよね。
なので客観的に引いて見たらこんな感じになります↓
もちろん中には社会に出た以降で「やべ、自分で勉強せねば!」と気づく人もいると思います。でも、残念ながら多くの人はうまく勉強できません。
学生時代に「勉強の仕方を勉強しなかった」ツケがここで回ってきます。
そういえば、
長期休みなんかで久しぶりに地元の友達と会うことありますよね……
みんな久しぶりだなーなんて思いながら話しをしていたんですがね、
会話をしているうちに、背中にゾクゾクーっと寒気を感じるんです。
おかしいなぁ……
おかしいなぁ……
言いようもない違和感を感じながら会話を続けるうちに、
ハッ!っとあることに気がついたんです……
「こいつ中学生の時と会話のレベル一緒だ……」
同年代で同じように社会人をしているはずの友人なのに、全く会話が通じなくなっているんですね……
地元のみんなはまるで学生時代から時が止まったかのよう……
「もしかして自分だけタイムスリップして時間軸が違うのか?」
そんなことが思い浮かびますが……いやいや、さすがにそれは非科学的な話です。
それに、会話の内容とレベルは10年前のままですが、
見た目はちゃんと10年分歳をとって、ちゃんと同年代に見えます。
いったい、何が起こったんでしょうか……
怖いですねぇ……
恐ろしいですねぇ……
「早く東京に戻ろう」
ここにいたら元の世界に戻れなくなる気がした私は、彼らとはあまり深く関わらないように過ごしました。
しかし、また何年かしたら彼らの様子を見に行きたい。そんなふうに考えている自分もいます。
人間というのは、つくづく怖いものを見たがる生き物なんですねぇ……
#ゾッとする話 #ホラー #自己学習 #勉強の仕方 #夏休みあるある