見出し画像

真面目になりました

去年の大晦日、私が立てた2025年の目標

「今年も欲にまみれたクソみたいな生活をするぞ☆」

という何ともしょうもなくも前向きな目標だったのだが、
全くもって逆の生活をしている。

シンプルに仕事が忙しい。

締切の下絵作りに追われながらも巳年のアートワークも完成させたり
何とも真面目に日々をこなしていた。

不思議なもので「仕方ない、仕事モード始動!」とスイッチを入れると
本当に仕事人間になれるものであり、
というか強制的にそういうモードに移行しないと
この迫り来るタスクに対して
「面倒くさい」だの「ダルい」だの「疲れた」だの
文句ばっかり出るようになってストレスでしかないのだ。

日々の仕事に疲れ、明日の仕事の為に自重した生活を送る。

連日のように飲み歩いてたのに自宅で軽く飲む程度だったり、
飲みに出てもお姉ちゃんのいる店にも全く行かず、
馴染みの居酒屋とバーで軽く済ます程度なのである。

筋肉を使わないと筋肉が衰えるように、
煩悩を捨てると新たな煩悩が生まれないものだ。

環境的に真面目人間にならざるを得ないのだが、それも本来の自分。
しかし客観的に見て煩悩まみれだったころの自分を
指を咥えて羨ましそうに見ている自分もいるのだ。

そしてあの頃は「不毛」であったなとも感じる。

2024年の享楽的な生活にフィニッシュを迎え
2025年は賢者モードとしてのスタートになってしまった。

だから今の文章も何とも真面目くさい文章になってしまっている。

やはり欲望が私には必要だ。

バカさとか。幼稚さとか。エロさとか。

不真面目でゲスで面白い生活。

そういうものから生まれる刺激、
「シビれ」とか「味」
ってやつを感じたり生み出していかなきゃならないのだ。

これを読んでいる私の知人友人はこう言うだろう、

「いや、あんたいつもと変わらないから!」

うん、まぁそうね。
でもぱっと見は変わらないのだが精神の根底にある部分が今は違うんだよ、
誰かおっぱいでも揉ませてくれたら多少は変わるのだが。

大丈夫、この寒さと忙しさが落ち着いたらまた戻ってくるから。

それまでは真面目人間として日々を過ごそう。

「春がきて 我が破廉恥が また芽吹く」

そんな俳句をしたためます。

春よ、来い。



いいなと思ったら応援しよう!