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ウォシュレットを使うようになったよ

先に注意いたします、下の話です。いつものことですけど。

私はつい去年末までウォシュレット反対派でした。

ケツに温水をあててクリーンナップするシステムはまぁいい、
ただ毎回思うのがそのノズルから出てくる水、
およびそのノズル自体が清潔なものなのかと?

構造的にケツのクリーンナップ作業で使われた水がそのままそのノズルにお釣りのように返礼されてるのではないか? 
大を便器に生み落とした時に「チャプン」ってケツにお釣りを返される時があるでしょう?
それに似た現象が起こっているのではないか?

そんな疑心暗鬼をずっと抱えているがゆえ
この人生、ウォシュレットと関わりを持ってこなかった。

検索「ウォシュレット 清潔か?」

それをすれば良かったが、すでにウォシュレットと共に生活を歩むことも諦めていたため、そんな検索すらかけることもしなかったのだ。

しかし、2024年12月。 
ちょうどクリスマスくらいであろうか。
転機が訪れた。

朝起きて、ケツに違和感がある。
かゆい、痛い? 痛くはないな。
なんか引っかかってる感じ?
こう、なんかちっちゃなコロリンさんが私の出口のすぐ手前で
右往左往してるような感じ?

ならば便意を待とう。
そして予兆を察知し、厠へ向かう。
用を足し、その違和感が解消されたかというと
解消されていないではないか。

まぁ、まぁ、様子を見よう。
そんな楽観的な気持ちで1日過ごす。
しかし、その違和感は増すわけでもなく減るわけでもなくそこに居続けるのだ。

次の日も相変わらずある違和感。
解消されていないだと?
確かめるべく風呂場にて自らのおしりにそっと指をそわせる。
そしたらBB弾くらいのしこり? 腫れ?
そんなものがそこに鎮座しているではないか。

「コスモスの花にとまるテントウムシ」
そんな表現が美しいか。

これは、、、いわゆるアレか?

「痔」というやつか?

43年間生きてきて一度もなかった。
生まれて初めての疾患。
とんでもない失望と絶望、恐怖、悲しみ、
ごちゃ混ぜになった負の感情が私を襲う。

こういう時は無闇に検索しちゃいけない、
インターネットってやつは無責任に手術だの癌だの
ピーキーなことばっか言って不安にさせてくる。

落ち着きながらも速攻で薬局へ走る。

(ボラギノールはどこだ!?)

CMとは大したものである、痔には無縁だった私でさえ
あのキャッチコピーによって脳内にその存在を刻み込まれているのである。

そしてその特効薬を手にし、クイックペイで会計を済ませ、
ダッシュで家に帰り光の速さでグローブをはめ、軟膏を指に適量乗せる。

触れたら一瞬でヒビが入りそうな乙女心にやさしく触れるように。
大丈夫。怖がらないで。 
ナウシカがあの謎の生物に語りかけるように。

私のコスモスに純白のヴェールを被せるかのようにそっと撒布する。

で、

そんな感じで!
ケツにボラギノール塗りながら生活したら!
三日で治った!

そんでケツを紙で強く拭くのは良くないってんでウォシュレットに変えましたとさ!

そんな話!!

書いてる途中から馬鹿馬鹿しくなってどうでもよくなりました。

ちなみに大晦日にそれこそケツの脱毛に行きました。

その時にふと思い出してそんなボラギノール騒動を担当のお姉さんに伝えました。 
これってセクハラとして取られてしまうでしょうか?

あと、お姉さんが
「お尻大丈夫ですかぁ〜?」
ってケツ脱毛の痛みを心配してくれた時に

「今!肛門が熱いです!!」

と元気いっぱいに答えてしまったのですが、

これもセクハラとして取られてしまうのでしょうか?


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