ナウマンゾウに会いに行く、不覚にも登ってしまった旅
越後湯沢から長野方面に向かうと野沢温泉、飯山温泉、野尻湖、といった名所がいくつもあるのですが、間には十二峠という上り坂が立ちはだかります、そして峠というものは登った以上、帰りもまた登らなけらばならないのです。これを回避する方法として、例によって輪行を検討しました。
時刻表を調べると上越市の直江津駅からは、越後湯沢駅までほくほく線直通で1時間20分ほどで帰って来られることがわかりました。しかも始発駅なので自転車を側に置いて座ることも容易なはずです。
しかし、問題がもう一点。直江津に至るためには飯山から野尻湖・黒姫駅近辺へ至る上りも越えなければならないのです。ただ、これさえ越えてしまえば直江津まではほぼ下り。というわけで、この区間のルートを複数検証しました。
十二峠を回避する方法はこれを書きながら思いつきました(遅い)が、また別の機会に。
まずは当研究所の推奨ルートの概要はこちら
距離:149.49km
高度上昇量:1,364m
高度下降量:1,719m
※詳細はこちら
途中の様子(写真)
早速の洗礼、十二峠。の終わり。
「大地の芸術祭」の看板が迎えてくれます。
途中には清津峡という名所もありますが、この日はパスです。
峠を下ると国道117号に出ます。こちらはゆるいアップダウンが続き気持ちよく走ることが出来ます。途中で信濃川を望むスポットもあります。
こちらの「とんかつつまり」の妻有ポークが絶品ですが、これもこの日はパス。
県境を越えてすぐの道の駅 信越さかえ。ここはすでに千曲川です。
道の駅 野沢温泉で小休止。
「信越ペダル」というキャンペーンを2021年10月31日まで実施中だそうで、そのせいもあってなのか、この後もいろいろなお店の人が親切で、バイクラックもあってとても助かりました。
飯山に入るとしばらく川沿いの平坦路が続きます。
「富倉そば」。事前リサーチではここの蕎麦が美味しそうだったのですが、お休みでした。
何度か道を間違えながら、途中で昼食を摂りつつ、野尻湖に到着。
「野尻湖ナウマンゾウ博物館」を小一時間かけて見学。
国道18号に戻ると左手に黒姫山が
少し走ると妙高山が見えてきます。
以降は基本ずっと下り基調。
二度目のランチは16時ごろ「ごはん処食堂ミサ あらい道の駅店」にて。事前に長野の方に教えてもらっていた本店が昼の営業を終わってしまっていたのでした。
この後、実際にはそのまま18号を進んだのですが、推奨ルートのように途中で県道579号を高田方面に左折するのがよいでしょう。18号(上新バイパス)は途中から交通量が増えオーバーパスも増えるためです。
直江津駅。1F(外)のエレベーター前で自転車をバラして積み込みましたが、改札前の通路が広く綺麗なのでここで作業することもできそうです。ただし、自転車をエレベータに乗せると制止を受けるかもしれません。
ほくほく線(北越急行鉄道)はSuicaもパスモも使えないので注意。現金を残しておきましょう。
越後湯沢駅直通は1時間に1本程度です。(時刻表)
コースのポイント
・今回は時間の都合で叶いませんでしたが、飯山から中野にかけて蕎麦等の美味しいお店が多くあるようなので、ランチ時刻に到着するような時間配分をおすすめします。
・実は今回実際には下の左側のルートを取りました。距離的には10kmほど短く獲得標高も少なかったのですが、よく見ると後半に10%前後の登りがあり体力を奪われました。右側(推奨ルートで採用)ではほぼ平坦な区間が多く勾配は3%から最大でも5%程度なので一般的にはこちらの方が楽なはずです。
・参考までにいくつかバリエーションを紹介します。
飯山〜野尻湖(斑尾高原経由)
※電動アシストロードバイクを入手したら行ってみたいところです。
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