首尾よくやるためには、根回しと貸しを作っておくことだよ
これは、コミュニケーションにおいて大失敗したわたしに、夫ががいったことば。
コミュニケーションを円滑に進めるには、したたかさも重要だよね、っていうお話。
コミュニケーションが得意だと思っていたわたし
わたしは、ヒトとのコミュニケーションは得意だと思っていた。
このコミュニケーション能力は、仕事を始めてからつけたものである。
実は元々、人見知りだ。
そのせいもあって、苦手な人と付き合いを避けたいという気持ちから、最低限の接触にすることにしていた。しかし、この最低限の接触がコミュニケーションエラーにつながってしまったのだった。
そこから、実は、この得意は「わたしにとって苦手ではないひと」とのコミュニケーションであることに気が付いた。
過去わたしが苦手な人と付き合う方法でお話した内容👆
首尾よくやるためには、根回しと貸しを作っておくことだよ
詳しくはいえないが、コミュニケーションエラーからちょっとしたトラブルに発展した。
そんな中、夫に相談して返された言葉、それがこの言葉だ。
「首尾よくやるためには、根回しと貸しを作っておくことだよ」
つまり、これはしたたかさ(強かさ)、戦略的なコミュニケーションが大切であるということだと感じた。
もちろん、嫌だから避けるということは、自分を守るためにはたしかに簡単だ。でも、こと仕事に関しては、円滑に進めていくことの方が優先度が高くなる場面が多い。
融通無碍自由自在、随所に主となれば立処皆真なり
コミュニケーションにおける「したたかさ」とは….?
そんな風に思いながら、ネットサーフィンをしてみた。
「融通無碍自由自在、随所に主となれば立処皆真なり」であるという言葉にたどり着いた。(ゆうずうむげじゆうじざい、ずいしょにしゅとなればりっしょみなしんなり)
ヒトとのコミュニケーションを特に意識して書かれたものではないけど、この考えは対人関係においても適応できる考え方だと思う。
例えば、わたしのコミュニケーションエラーを例にとって振り返ると
「柔軟に」:
・テキストではなく、face to faceを選択する必要があった
・相手の特性を理解しておく必要があった
「主導権」:
・相手がいやな気持を感じさせないかかわり型をしておく必要があった
・コミュニケーションのハードルを下げておく
などが考えられる。
もちろん、苦手な人とコミュニケーションをとることは、ストレスを感じるし、できればしたくない。
でも、そこからトラブルになることはもっとさけたい。
だからころ、自分の失敗から、コミュニケーションを円滑に進めるには、戦略的コミュニケーション、したたかさを意識することが大切だと感じた。