細分化の続き
昨日は、教育を細分化し、特に『人』に焦点を当てた。
今回は、『時間』について細分化してみようと思う。
この『時間』は、大きく『分解可能な時間』『分解不可能な時間』の軸と、『自分にしか割けない時間』『誰にでも割くことのできる時間』の軸の二つの時間で捉えることができるだろう。
たとえば、『分解可能で誰にでも割くことのできるな時間』とは、ある課題を手順にしたがって解決する時間や決められたものを作る時間である。
『分解不可能で誰にでも割くことのできる時間』とは、定められた時間にある場所で共に過ごす時間や定められた時間にあるものを動かすことなどである。
『分解可能で自分にしか割けない時間』とは、ある物事についてオリジナルな考えを出したり、あるものを組み合わせて新しく創造したりする時間である。
『分解不可能で自分にしか割けない時間』とは、その人の人生そのものであり、うまく言葉にしきれない。
このように考えてみると、『時間』には、うまく表現しきれない「その『人』の生き様」という概念がもっとも重要な要素となりうる。だからこそ、『個性』を自覚することが求められ、尊重されうるのかもしれない。
さて、もう少し時間があるので、『場所』について、細分化してみよう。
『場所』も二つの軸で捉えられる。『分けることができるか?』という軸と、『自分で用意できるか?』という軸である。
基本的に『分けることのできない場所』は、私の中に見出せていない。あるとするならば、既にある物が置いてある場所であろう。その場所を分けようとすれば、ある物までもが分けられてしまうからである。
そして、『自分で用意することができるか?』と問われた時、『その場所の存在について自分が知っているのか?』という軸に置き換わっていくと感じている。すでに知っているのであれば、用意できないものは『お金』が大きく関与してくる。もしも、『お金』が必要でなくなるときは、誰かほかの『人』(この場合は『支援者』)が『お金』を出してくれている。
今回は、『時間』と『場所』について考えてきたが、ここには『人』と『お金』という要素が深く関わっていることが考えられる。明日は、『お金』について、細分化していこうと思う。