さようなら紫金山・アトラス彗星
24/10/13ごろから見えていた紫金山・アトラス彗星。
10/20にやっと見ることが出来たのですが、肉眼で見れた最後でもありました。
あれから、天気の様子を見つつカメラで狙っていました。
が、私のカメラ(レンズ)ではいよいよ限界になりました。
10/20以降撮影に成功したのは10/23、10/30と11/3の3日のみ。
あとは曇り雨で断念という結果でした。
10/23は日没後間もない時間帯のみで、あっという間に雲に覆われました。
なので、比較的明るい中での撮影ですが、しっかりと彗星の尾が撮影出来ました。
10/23の撮影したものと比較すると、近くに写っている星座の下に潜り込んだ感じの彗星。
遠ざかっているので、尾も短く彗星自体も小さく暗い感じでした。
日没から1時間半ほどで、雲に覆われて見えなくなりましたが、まだまだ撮影出来る感じでした。
こちらはマーキングなしでも見えるんじゃないかと思います。
まだ彗星の尾もしっかりと確認できました。
こちらは彗星と流星が一緒に撮影できたもの。
彗星はくっきりですが、流星は写真の右上に上中央右下へ流れるようにうっすらと写っています。
こんどは、彗星が雲でちょっと見えにくいですが、左上に流星が流れているのがしっかりと写っています。
ちょうどオリオン座流星群の極大期の後だったと思います。
ラッキーでした。
11/3 位置合わせをして、撮影して彗星をさがすのも困難でした。
かなり小さく、暗くなっています。
私のカメラ(レンズ)で最大望遠して撮影したものです。
最大望遠にしても彗星の尾がかなり小さいです。
周りの星の明るさと比較してもかなり暗いことが分かります。
彗星は徐々に暗くなり、19時過ぎには写らなくなりました。
カメラの露出設定など変更しても写らず、私のカメラの限界だと思いました。
約半月の間、紫金山・アトラス彗星を追いかけましたが、これで最後としました(^^)
次に地球に接近するときは8万年後。
そのうち、今回の紫金山・アトラス彗星の通過したラインと地球が交差することになれば、新たな流星群となって楽しめるかもしれません(^^)
ありがとう紫金山・アトラス彗星。
さようなら紫金山・アトラス彗星。