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長い戦いの終わりに

山田ノジルさんと三浦ゆえさんが、橋迫瑞穂氏を名誉毀損とプライバシー侵害で訴えた裁判の控訴審の判決が言い渡され、長い裁判が終わりました。

これまでLivedoorブログの方でも度々言及してきましたが、何の話か分からない方のために、話を整理しましょう。

山田 ノジル さん・・・トンデモウォッチャー&ライター
三浦 ゆえ さん ・・・ライター&編集者
橋迫 瑞穂 さん ・・・社会学者

ことの発端は私です。
ある日、私は夫から「こんな本が出てるらしいよ」と、朝日新聞の記事を見せられました。それは、子宮系スピリチュアルについて書かれた橋迫瑞穂氏の著書でした。

私は子宮系スピリチュアル教祖たちの動向を観察してきたので、興味を惹かれて読んでみたのですが、私にとっては感銘を受けるような内容ではありませんでした。
そこで、率直な感想をブログに綴りました。

すると、エゴサーチでもしているのか、私のブログを読んだ橋迫氏本人が大変ご立腹されました。

私が本の内容をどう受け取ろうと、その感想を自分のブログにどう書こうと、私の自由です。一方で、それを読んだ橋迫氏が腹を立てるのも、ご本人の自由です。

けれど、橋迫氏の言動は常軌を逸していました。
私に対しては、Twitter(現X)上でしつこく粘着と恫喝を繰り返し(しかし、すぐに投稿を消して証拠隠滅を図る)、あろうことか山田ノジルさんや三浦ゆえさんと私を結びつけて、お二人に対して言いがかりをつけ始めました。

山田さんと三浦さんにとっては、完全なもらい事故なのですから、本当に申し訳なく、責任を感じた次第です。

お二人は言われのない因縁をつけられた上に、橋迫氏が事実でないことを延々と言い募るのです。書く仕事で身を立てておられるお二人にとっては、大いなる営業妨害ですよね。(←これが名誉毀損)

当然の流れで、「事実無根の話を、さも事実であるかのように流布するのはおやめください」と抗議をします。
ただ、ご当人は「思い込みが激しく、話の通じない人」ですので、橋迫氏の著書を手がけた編集者をはさむ形で、抗議の意を伝えました。

すると、これに怒った橋迫氏は、三浦氏が橋迫氏の編集者に宛てた私的な文章をTwitter上で公開してしまいます。(←これがプライバシー侵害)

それを受けて、ついに山田さんと三浦さんは橋迫氏に対して、「名誉毀損とプライバシー侵害」について争う裁判を起こしました。

それが、もう2年くらい前かな?
裁判の話が出てきた時に高校2年生だったうちの娘が、もう大学1年生(もうすぐ2年ですよ)になっちゃいましたからね。
こう言ってはなんですが、ささいな争点の裁判にも関わらず、決着するまでには多額の費用と労力と時間がかかっています。

本当にお疲れ様でした。
結果的には、山田さんと三浦さんの訴えが認められ、お二人が勝訴する形で終わりました。


「当たり前のことが当たり前に認められた」判決ですね。

橋迫さんの側にも言い分はあったからこそ、代理人を立てて裁判で戦い、控訴までしたのでしょうけど、彼女の主張はそのほとんどが

・本人による強い思い込みであり、事実ではない。
・事実が存在しないため、裏付けとなる証拠もとうぜん存在していない。

のです。これでは、棄却されるしかありません。

出るところに出て争えば、山田さんと三浦さんが勝つことは分かっていました。けれど、お二人にとって(そして橋迫氏にとっても)非常に消耗する裁判であったことは間違いありません。

被告はこれに懲りて、今後はご自身の振る舞い方に気をつけていただきたいと、切に願っております。

私は地方在住で東京が遠いため、お祝いに駆けつけることができませんでしたが、祝杯を上げられたであろうお二人に、心の中でグラスを重ねます。

おめでとうございます。ゆっくり休んでください。


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