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実践ヨガ解剖学講座< 基礎編 >の受講感想

内田かつのり先生の開催している実践ヨガ解剖学講座< 基礎編 >を5/29(土)に受講しましたのでその感想をシェアしていきます。

実践ヨガ解剖学講座< 基礎編 >とは?受講したきっかけは?

ヨガ界隈では有名らしい内田かつのり先生が開催する授業です。
内容としては解剖学の知識とヨガとを繋ぐ実践的な内容になっていました。
授業は9:30から18:30までの1日みっちりの開催をzoom経由で参加しました。

参加したきっかけとしては私のヨガの先生に解剖学について学びたいと相談したところお勧めされました。
そもそも解剖学を学んでみたいと思った理由は私の身体を治すためです。
日々ヨガを実践していて楽しいものの、なかなか私の腰痛、首こり、肩こりが治りません。
良くはなっている気はするものの、日々どこかしらから痛みを感じる日々でなんとかしたい、そのヒントを得たいという気持ちで参加しました。

結論から言えばヒントを得ることができ、他のコースにも参加してみたい意欲が湧きました。
何よりzoomで開催してくれるためどこからでも参加できるのはありがたいですね。

授業の内容は?どんなことをやるのか?

ヨガの講師になる方に向けて授業でどんなことに気をつけるべきかというような点での説明が多かったように感じられました。
内容は専門用語などは使われずに進むため、私のようにヨガの知識がない人でも問題なく参加することができ、初心者歓迎に偽りなしという内容でした。
趣味で参加しているのは私くらいで、ほとんどの方はヨガの講師志望でした。
解剖学に関係するような医療従事者や整体師のような方も参加対象として考えているようです。
ただ参加者20名の内、私以外は全員女性の参加者でちょっとだけ居た堪れなかったです。
私のヨガの先生は男性のため、気にしていませんでしたが、男性でヨガをされる人は少ないのだと改めて思いました。

授業は基本的に座学中心で要所要所でブレイクアウトルーム(zoomの機能で参加者を小さなグループトークに分割する)で参加者とテーマについてディスカッションする内容でした。
ディスカッション自体は楽しく、考えさせられるため有意義だった一方で時間が長すぎて話すことがなくなったのがちょっと難点でした。
ただそのおかげで授業以外の内容で参加者とも会話することができて楽しかったです。

授業の目的は解剖学とヨガをつなげることです。
骨や筋肉について覚えている講師が少ない、覚えていても実際のヨガの動きとつなげて考えられている講師が少ない、そういったことに内田先生が課題感を覚えて提供されているコースでした。
解剖学の難しいところとしてとにかく膨大な骨や筋肉に関する知識を詰め込むことにあるようです。
確かにこうした筋肉や骨をいきなり全部覚えるのはキツいですし、モチベーションも保ちにくいです。
内田先生としては筋肉や骨については専門書を辞書的に用いて確認する程度に留め、生徒の症状や課題にフォーカスするように教えられていました。
もちろん覚えなくて良いということではないですが、繰り返し辞書的に引くことで自然と知識が身につけられるとのことでした。
また講師が教える生徒も専門用語を知らないわけですから、そこを平易な言葉で伝えられるように工夫することが大切と繰り返しおっしゃっていました。
確かに私もヨガを習っていて専門用語が出ても覚えられないことが多かったのでごもっともだと思いました。

受講した感想

得られたものに対してちょっと授業時間が長すぎるかなと感じたものの、全体的には大満足な内容でした。
zoomで参加するとつい意識が他のことに向けられてしまうのは良くないことだと思いました、次回以降は気をつけます。
簡単な内容だと思っても意外と理解が誤っていたりすることがあり、内田先生が何度も丁寧に説明するのはそれだけ引っかかりやすいポイントなんだなと思いました。

内田先生がお勧めする解剖学のアプローチ(ポジション分析)とは

1. 身体の動きにフォーカスする
(肩関節が屈曲しているか?伸展しているか?)
2. 辞典で対応する筋肉を逆引き
(肩関節の伸展は三角筋が関係する)
3. 対処方法を考える
(筋トレしたいのか?痛みを取りたいのか?)

と私は理解しました。
この一回の講義では方針のみの説明に留まっていましたが、11月からはこれを各部位ごとに実践的に説明されるとのことで私も参加を決めました。
このアプローチの良いところは筋肉を都度都度覚える必要がなく、ポーズごとにどの動きをしているかを考えるだけで良いところです。
これならヨガ以外でも例えばスポーツで鍛えたい部位や身体の痛みがどこから来ているかを考える時にも応用できます。

私の肩の痛みの原因がなんなのか、探っていく方針は得られたのであとはちょっとずつ実践して知識を得ていこうと思います。
どこに行っても治らなかった身体の痛みは結局は自分で理解して対応するしかないのかなと改めて痛感しました。

あと意外だったのはヨガが自重トレとして注目を集めていることです。
確かにヨガは筋肉が付きますし、長年の歴史で洗練されてきた歴史もあるので納得です。
このため異業種からヨガを学んで活用したり、ヨガの講師も医学や他の知識を求められてきているみたいですね。
ボーダーがなくなってきているのはどの業界でも共通ということですね。
内田先生がヨガの講師に向けてマーケットでのポジションニングの重要性も説いていて、この人は商売上手だし、こういった知識も教えてくれるなんて優しい人なんだなとちょっと感動しました。
私も最近筋トレに興味を持って鍛えているのでこの調子でヨガを深めつつ理想の肉体に近づけたいですね。

総評

ヨガ解剖学の基礎編の内容について紹介しました。
受講を検討されている方の参考になればあ幸いです。
ヨガに限らず、人体について理解を深めたい、身体の仕組みを知って筋トレに活かしたいというような考えを持っている方には良い内容だと思います。

今後もいくつか内田先生の授業は受ける予定なのでその度に感想や学んだことのまとめを上げていこうと思います。

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