これさえあれば大丈夫!前撮り専門カメラマンが教える必要機材!
結婚式の前撮り・カップルフォト専門カメラスタジオを運営しているMizです。これまで数多くのご夫婦やカップルの撮影を行ってきました。
突然ですが、皆様はカメラマンに興味はありませんか?
現在、カメラ専門で活動されている方や副業でカメラマンをやる人が増えております。カメラマンに少しでも興味がある人は、是非、このnoteをご参考にしてもらえると嬉しいです。
僕は、結婚式の前撮りやカップルフォトを専門に撮影しているプロカメラマンです。カメラマンの仕事は、皆様の幸せな瞬間に立ち会うことが出来る最高の仕事なので、撮影していると、すごく幸せな気分になりますし、お客様に写真を見て喜んでもらえたときの感動は溜まりません。
なので、僕自身としては、この幸せを分かち合えるカメラマンが増えて欲しいと切に願っています。特に結婚式の前撮りやカップルフォトは最高に幸せな瞬間に立ち会うことが出来ます。
僕自身が結婚式の前撮りを始めた経緯は以下のnoteに書いてありますので、ご興味があればお読みいただると嬉しいです。
では、本題に入ります。
僕がこれからカメラマンになろうと考えている方、特に前撮りやカップルフォトを撮りたいと思っている方向けに必要な機材を紹介したいと思います。
【カメラ編】
カメラマンになろうと思ったときに、まず必要になるのがカメラになります。正直、最近のスマートフォンでも本当に綺麗な写真が撮れるようになりましたが、前撮りやカップルフォトを撮影するのであれば、一眼レフカメラやミラーレスカメラが必要だと個人的に思いますので、それを皆様にご紹介します!
ちなみに、僕はCanonのカメラを使っているので、Canonのカメラを紹介しますが、ご自身の好きなメーカーのカメラを使ってください。好きなメーカーのカメラを使うとテンションが上がりますよ!笑
まず、カメラはフルサイズをおすすめします。
フルサイズというのはカメラのセンサーの大きさを指します。
詳細については、メーカーのHPにわかりやすく解説されているので、ご参考までに以下に貼り付けておきます。
僕が使っているCanonのカメラでは、以下のカメラがおすすめです。
EOS R
Canonが2018年に発売した、一番最初のフルサイズミラーレスカメラです。
最新のEOS R5やEOS R6が発売されたため、価格が落ちてきたので、大変おすすめのカメラです。新品でもいいですが、中古品も出回ってきたので、初期投資を抑えるのであれば、中古品を購入することをおすすめします。
EOS RP
Canonが2019年3月に発売された軽量のフルサイズミラーレスカメラです。
EOS RPは大変軽いので、持ち運びもしやすくて、フルサイズで画質もいいので、初心者に大変おすすめのカメラです。タイミングにもよりますが、中古品も10万円を切って購入できる場合があるので、予算が限られている場合は、EOS RPとレンズを同時購入することをおすすめします。
【追記】
現在、上記のEOS RとEOS RPはキャンペーン中です。お安く手に入るチャンスなので、買おうか迷っている方はこの機会にご購入を検討ください!
上記のRとRPに加え、EOS R6も対象になっております。
EOS R5
最後に紹介するカメラは、実際に僕が使っているカメラです。
4500万画素のイメージセンサーを内蔵しており、AF(オートフォーカス)も早くて正確です。昨年の8月からEOS R5を使っておりますが、ピント等で失敗することが圧倒的に少なくなりました。また、長時間撮影によるバッテリーが切れるリスクを避けるため、僕はEOS R5にバッテリーグリップを装着して使用しています。
【ストロボ編】
結婚式の前撮りをする場合、撮影当日がどのような天気になるのかは当日になってみないと分かりません。
晴れていても、光の強さや確度により、撮影に適さない環境の場合もあります。その際に、持っておくのが便利なのがストロボです。
夜に撮影する場合は、ストロボを持っていると撮影の幅が広がります。
ストロボの価格はピンキリですが、まずは安いストロボから購入して、操作方法や設定に慣れてから、高いストロボを購入することをおすすめします。
おすすめのストロボはGodoxというメーカーのストロボです。
価格が他社に比べて比較的安く、ユーザーが多いので操作方法に困った場合は、Youtubeで確認することも出来ます。
僕はGodoxのストロボから始めましたが、沢山のメーカーがあるので、予算や用途に照らし合わせながら、購入を検討してみて下さい。
僕がおすすめするストロボを以下に紹介しますね。
Godox V850ll
僕が一番最初に買ったのがこのストロボでした。
TTLというストロボが自動で明るさ等を調整してくれる機能は無いので、自分で設定をしないといけないのですが、ストロボの設定を覚えるためにもおすすめのストロボです。
Godox V860ll
このGodox V860llは、V850llにTTL機能を有したストロボになります。自分で光の強さ等を設定する場合は、上記のV850llで十分ですが、ストロボ任せで撮影する場合は、このV860llがおすすめです。
ただ、TTL機能を使う場合は、ご自身がお持ちのカメラに合わせたストロボを買う必要があります。僕はCanonユーザーなので、その場合はCanon専用のストロボを購入する必要があります。
そのカメラメーカーに対応するか確認する際は、型番の最後のアルファベットがカメラメーカーを表します。
例えば、Canon用の場合は、「Godox V860ll-C」と「C」がつきます。
Nikonは「N」、Sonyは「S」、Fujifilmは「F」となります。
※上記のV860llは「C」(Canon用)になります。
Godox V1
現在、僕が使っているのが、このGodox V1になります。クリップオンでカメラの上に付けても使えますし、カメラと離して単独でも使うことができるので、一つ持っていると使いやすいストロボだと思います。
発光部分が丸い形状であり、専用のアタッチメントがあるので、ストロボとアタッチメントを持っていくだけで、撮影の幅が大幅に向上します。
また、このあと紹介するGodox AD100Proと発光部の形状とバッテリーも同じなので、V1を買うのであれば、AD100Proを買っておくと、いざというときにバッテリー等を応用することができます。
Godox AD100Pro
最後に紹介するストロボはGodox AD100Proになります。このストロボは多灯撮影(複数のストロボを用いて撮影すること)の際に使用します。
ストロボスタンドに備え付けたり、置いて固定したり、手持ちで持ったりして、新郎新婦の被写体の斜め前や、真後ろから光を当てることが多いです。
上記のとおり、Godox V1と同じ発光部の形状とバッテリーを有しているので、柔軟性が高く、何よりも小さくて軽いことが特徴です。
【トランスミッター編】
ストロボを複数使用する際には、トランスミッターという器具を使います。これをカメラに接続することで、カメラから離れたところでストロボを点灯したり、複数のストロボを点灯させることが出来ます。上記でGodoxのストロボを紹介しているため、トランスミッターもGodox製を紹介します。
Godoxのトランスミッターは、現在3種類あります。こちらも各メーカーにより機種がことなりますので、ストロボと同様に最後のアルファベットにご注目ください。
予算により、機種が異なりますが、ボタンの配置等をご確認いただき、ご自身に合うものをご購入ください。ちなみに僕は、Godox X-Proを使っています。
Godox X1
Godox X2
Godox X-Pro
【ストロボスタンド編】
複数のストロボを用いて撮影する場合は、ストロボスタンドがあると大変便利です。ストロボスタンドもピンキリなのですが、自分のおすすめのストロボスタンドをご紹介します。
Amazonベーシック ライトスタンド
最初に試しに使うのは、安めのスタンドで良いと思います。僕自身もこのスタンドを最初に購入しました。使う分には全然このスタンドで問題は無いと思います。
FOSOTO 軽量 ライトスタンド
Amazonのストロボスタンドも使えるのですが、折りたたんだ際の長さや重量等の細かな点が気になり始めて、より軽いストロボスタンドが欲しくなり、このストロボスタンドを購入しました。スタンドの脚の部分を90°に開くことが出来るため、脚の部分に荷物を置くなどして、転倒対策が出来ることもポイントです。予算があるのであれば、最初からこのスタンドの購入を検討することをおすすめします。
結婚式の前撮りに必要な道具は以上になります。
皆様のご参考になれば嬉しいです。
そのほかの道具については、また紹介したいと思います。
Miz