タンブルウィードに挑んだ有頂天の末路(ホール型の構え方)
謎解きや脱出ゲームを愛する皆様、いかがお過ごしでしょうか。
謎解きに慣れ始めて、脱出ゲームも少しずつこなしてきて、いよいよ難易度のしっかりとした、挑戦的なものをやってみたい!
と
意気込んでいる”謎ビギナー”の方にお届けする書物となっております。
先日下北沢にあります、タンブルウィードに行き、無惨にも散った私のレポートを公開いたします。
タンブルウィードという謎の終着点
さて、
先日私は、下北沢のタンブルウィードという謎解きができる最高のお店に伺いました。
ちなみに惨敗です。笑
この記事では、
タンブルウィードに行った著者の、タンブルウィードの感想。
そして構え方。
ついでに謎解きへの心構え方なども書いております。
安心できることと、安心できないこと
謎を解き慣れ始めた方なら、
「タンブルウィードってちょっとレベル高そう…」
「謎をマスターした人しか行けないんでしょ?」
「佐藤健とかふくらPとか行ってるし…」*敬称略
みたいなことを想像してしまうかもしれません。
まず一点安心して欲しいのは
”意外と謎に慣れてなさそうな人もいる(著者もである)”
という点です。
そして一点、安心できないこととしては、
”レベルは高い” です。
まぁ一旦バカなふりしてレベルが高いということは忘れてしまいましょう。
脱出ゲームには2種類ある
そもそもこの世の、リアルで行う謎解きにはめっちゃ大きく分けて
ルーム型:密室に閉じ込められて個別グループで解く
ホール型:広い部屋で各々のグループが同時に解く
の2つがありますが、
ホール型の中でも最高峰の舞台なのではないかと個人的には思っています。
*ですがここはあてにしないでください。
わたくしめも、全く制覇というほど脱出ゲームを周りきれておりませんので。
つまりはタンブルウィードはホール型の終着点だと私は名付けました。
ここをスムーズにこなすことさえできれば…
私は、つ、つよくなれる…
*ちなみにタンブルウィードは複数下北沢に店舗があり、ルーム型も存在します!ぜひ行ってみてください!!
まず準備すること
ホール型の進行を把握する
ホール型に参加されたことがある方はここを飛ばしてください。
この章はホール型に初挑戦の方へのパートです。
0.入室して開始を待ちましょう
1.ホール型のチーム編成
ホール型というのは、いわばチーム戦です。
チーム戦といってもチーム対抗で順位がつくわけではありませんが、
基本は4〜6人くらいのチームで謎を解いていきます。
例えば先日私は友人と二人で行きましたが、
現地で見知らぬ方とチームを組みました。
その方達と協力をして、脱出を目指すのです。
*正直、自分の謎力を考えると足を引っ張ってしまいそうと、
本当に心がめげそうになりますが、このステップを経ないと私は
強くなれねぇ!と奮い立たせてなんとか参加しています。
ご迷惑をお掛けしております。
*ちなみにグループチケットという、少々お高い値段を支払えば、1人での参加も可能ですし、知らない人とチームを組まずに友人だけとやるということも可能です!
2.ルール説明
組んだチームの方と挨拶を済ませるようにと、進行役の方から伝えられると、脱出ゲームのルール説明が行われます。
参加されたことない方で、必ず押さえておきたいのは、
・ルールは絶対で、そのルールが今後必ず生きてくる(良くも悪くも)
・クリア条件を必ず確認する
この2点は把握しておきましょう。
3.謎スタート
ここから謎スタートです。
大体の流れとしては
・小謎を解く
・手がかりを集める
・何かしらのアクションをする
(これはルール説明の時点か、謎中に指定されることが多い)
・なんかこれじゃクリアできないんだけど!(大謎があるのか…)
・大謎に向かう
・クリア!か 散るか!
という感じですね。
4.エンディング
最後にはこれまでの謎の解説をしてもらえますが、
大体みなさん最終局面までは進んでいるので、
最後の大謎の解説をしてくれるといった感じです。
そして疲れたーと帰るわけですね。
私も疲れ果てました。
小謎の仕組みや傾向を予習しておく
正直大謎は、行った回のストーリーや雰囲気で決まることが多いので、
予習はほとんど無理かと。
ただ小謎は必ず傾向があります。
例えば文字変換だったり、アナグラムだったり、イラストだったり。
小謎は解き慣れるということが可能なので、
それは準備していてもいいかもしれません。
例えば
こういった小謎をたくさん解く系をやってみたり、
この謎図鑑のように、謎を分析した本もおすすめです。
謎解きに現地に行けなくても、十分たのしめますし
勉強になりますよ!!!
ホール型の追い込まれ方
さてここからが今回の本題です。
遅くなりました。
正直これはタンブルウィード独特なものというよりは、
「ホール型独特の追い込まれ方」の話です。
ここがタンブルかぁという自らかけた足枷
これがまず自分的に一番ダメージを負いました。
タンブルウィードという場所に呑まれたのです。
最初にも書いたように
「タンブルウィードってちょっとレベル高そう…」
「謎をマスターした人しか行けないんでしょ?」
みたいな感じで自分を追い込んでいたので、
なんかパニクってました。
そしてレベルの高い自分でいなくてはならない!
みたいな謎のプライドまで発生し、訳がわかりません。
ここで言いたいことは、
まず落ち着いて、安心していただいた状態で下北に行って大丈夫です。
先にも書きましたが、
謎マスターだけがいくところではないですし、
初心者でもギリ楽しめます。笑
そしてもう一点。
タンブルに来たんだし!謎は自力で解かなきゃ!
ノン!!
ヒントは1分〜2分、謎に悩んだら使うべきです。
結局はヒラメキ勝負。
経験もありますが、最終的にはどの知識を用いればいいのかを
判断するのはヒラメキ。
直感で、無理!と思ったら
惜しみなくヒント使いましょ!
なにせ、問題は山のようにありますし、
単調に見えて、複雑に絡み合っていたり、難易度えぐいときありますから。
周りのグループとの差
これやばいです。
自分達のグループよりも、早いグループがある!
どうしよう!
と気にしないようにしていても、横目に他チームの情報は
どうしても入ってきてしまいます。
あと、
「こんなに謎解くの遅くて恥ずかしい!」
みたいなことも考えてしまうかもしれません。
わかります。痛いほどに…
ただここは考え方を変えましょう。
「ホール型はチーム戦ですが、あくまでもチーム対抗戦ではありません。」
自分のチームが脱出できたの?できなかったの?
が重要であって、
早いから勝ちとか遅いから負けとかそういうのではないのです。
自分のチーム内が、謎解きを最高に楽しめていればそれでいいのです。
そしてもう一点。
こんなに謎、解くの遅くてはずかしい問題です。
ルーム型の特徴として、問題が解けたら、アクションを起こしに
別部屋に移動したりだとか、金庫を開けに行ったりだとかいろいろなことをします。
自分達の行動よりも早く、他チームの、その光景が横目に入ると、
悲しくなりますが、一旦待ってください。
謎解きの序盤を過ぎてくると、場は混沌としてきます。
我々が仮に遅く解き終わり、アクションを起こしたとき、
上級者の人たちからしたら、
「え、あのチーム早過ぎない?」と思われているケースあります。
これかなりあります。
自分達は遅いと思っていても、周りから見たらめちゃ早い的なの
往々にしてありますから、安心してください。
一部界隈では、早すぎるチームだと思われていますから、楽しく解きましょう。
スタッフさんの協力がプレッシャー
謎が解けない、もしくは、解き方の方針があまりにも間違っている。
とスタッフの方が判断すると、たまに助けに来てくれます。
すごいときは、自分達のチームの背後にたって、
みっちりサポートしてくれます。
これがめちゃプレッシャーなのと、あまり楽しく解けなくなってきます。
協力していただいているのは、大変ありがたいのですが、
自分で解いているぞ!感が薄れてしまうのです。
もしこれを今想像して、
「いやだなぁ〜」とか「じゃあ諦めよう」と思われた方は
ヒントを存分に使いながら参加するか、
一旦小謎を解く練習をたくさんしてから参加しましょう。
小謎?大謎?そんなのしらん!
タンブルの小謎は小謎じゃないときある
今まで色々な小謎を解いてきましたが、
タンブルの小謎。たまにめちゃ難しいときあります。
正直、手止まりますし、もうわからんすぎるときあります。
泣きそうです。
惜しげもなくヒント使いましょうね。
小謎から考えすぎると死
最後に大謎控えてるから、大謎のために色々情報収集しなきゃ!
みたいなこと思っていませんか?
小謎はあくまでも小謎なんです。
伏線を考えながら!というのは上級者の解き方でして、
わたくしめのような者には似つかわしくないです。
一旦は、目の前の謎をいかに早く解くかが最優先事項。
解いていたら案外、伏線となりそうな者は頭で覚えているものです。
最初のルール説明と、小謎の答えくらいだけですよ。ちゃんとメモるの。
大謎に辿り着けないなら、意味がないですからね。
まずはヒント使ってもいいですし、最悪答えを見てもいいです。
あ、そんな貴方様に魔法の言葉を授けます。
もし問題に詰まってヒントも見てダメなときは自分やチームメイトに
一言こう言ってみましょう。
「この問題意外なら我々解けますよね。」と。
多分みんな賛同して答え見てくれます笑
結局謎解きは最高
いろいろ語ってきましたが、やはりあの解けた瞬間の感動。
今でも鮮明にフラッシュバックします。
解けない時の悔しさもね。
タンブルウィードは、本当に謎が難しく、
私にはまだ到底及ばない地点ではありましたが、十分に楽しめました。
私もこれからたくさん予習して、
次回参加したときは必ずや良い成績を納めたいと思います。
結局何が言いたいかというと、
謎LOVE