Media Queen さっしー 前編
日本で知らない人はいないタレント、指原莉乃。
彼女は現役アイドル時代に本業と並行して様々な番組に出演したり、時にはMCを務めたりとマルチに活躍していた。
AKB48の総選挙を4度制し、彼女がセンターを務めた恋するフォーチュンクッキーはYoutubeで1.8億回再生され、AKB48の代表曲となる。
更に声優グループ=LOVEのプロデュースにも成功し、彼女たちのシングルズルいよ ズルいねは初日売上が12万枚を超えるなど、プロデュース業でも成功を収めた。
そんなマルチに活躍している指原莉乃を、私は昔からリスペクトしている。
横浜スタジアムでの卒業ライブにも立ち会うことができ、彼女のセットリストの作り方の旨さにも改めて感心した。これが私の最初にして最後の指原莉乃のアイドルとしての姿を見る機会であった。華奢で美しかった。
HKT48の楽曲の中でも非常に人気のあるメロンジュースや12秒を始め、懐かしのChoose me!を同期の宮崎美穂、北原里英、盟友の峯岸みなみと、波乗りかき氷をNot yetメンバー全員…とはいかず大島優子の代わりに同じ地方組の大家志津香と、Team A時代の思い出の曲炎上路線を柏木由紀と、名曲アボガドじゃね~し…を渡辺麻友、とさすがの人望で豪華共演を果たした。
驚いたのは故内田裕也氏とのデュエット曲シェキナベイベーのときに松本人志が登場したことである。ワイドナショーのつながりがあるとはいえ衝撃は大きかった。
一番感動したのは都合でライブには参戦できなかった愛弟子、IZ*ONEの矢吹奈子との映像越しのデュエット君の名は希望、宮脇咲良との夕陽を見ているか?である。
奈子との師弟関係を振り返っては泣き、夕陽を見ているか?のノスタルジックなメロディにやられては泣き、と涙腺に悪い2曲だった。
最後は渾身の桜ソングの桜、みんなで食べたで締め、彼女にしかできないセトリを作り上げた。
前置きが長くなったが、なぜ指原莉乃はここまで活躍できたのだろうか。
その理由は彼女がメディア女王だからである。
彼女は今までに様々な情報媒体を使いこなしてきた。
次回のnoteで詳しく解説していきたい。