3/16 ドル円 日足分析レポート
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ドル円は無敵艦隊のような上昇を演出しているが、徐々にロングのエネルギーが枯渇してきているように見える。
高値を更新できないのであれば一度押し目を作って再度高値を更新する公算が高い。
ドル円 日足 2020年3月〜現在 出所:Trading View
【エリオット波動分析】
現在、エリオット波動は第3波を進行中。
特に大きな押し目を第2波以降作っていないことから次の下落が第4波になる可能性が高いと言える。なお、第3波の内部ではフラクタル構造が確認できる。フラクタル構造内はすでに第五波と考えており、そこから導かれる仮説は、メインカウントはまもなく第4波入り。
【フィボナッチリトレースメント】
日足で見るとフィボナッチリトレースメントの61.8%戻りである、108.23をすでに達成。
■ターゲット1
目先のターゲットは前回高値の109.85と78.6%戻しである109.76付近となる。
しかし、このターゲットは未達に終わる可能性がある。
下のチャートを見るとわかるようにドル円はダイバージェンスを発生。
その後下離れを開始した可能性が高い。
■ターゲット2
この場合、ターゲットは年初からの上昇幅の38.2%戻しの106.80付近となる。
ドル円 1時間足 現在 出所:Trading View
【シカゴIMM通貨先物ポジション分析】
シカゴ先物のポジションは急速に円のロングが解消されつつある。
3/9時点で差し引き6514枚となっており、前回の19270、前々回の34,618枚から買越額は大幅に減少。直近のドル円の上昇はこのポジションの解消によるものだということが鮮明になっている。
円のショートが急速に積み上がってきていることから、新規に円をショートするメリットが薄れてきていることがわかる。
出所:ザイFX
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