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米FRBの経済支援はいつまで続くのか

FRBはいったいいつまで経済支援を続けるのだろうか。
直近、日銀はETFの支援をTOPIXに変更。米国もSLRの規制緩和の撤廃などさまざまな変化が訪れている。
今回はFRBの議長コメントになるため、今後の指標としての価値が大きいと判断している。

出所:ブルームバーグ

■コメント
①「われわれの目標に向かってさらに大きく前進すれば、徐々に米国債や住宅ローン担保証券(MBS)の購入額を縮小していくだろう。その後さらに長期的には、利上げを可能にするためのテストを設定している」
②「つまり、経済がほぼ完全に回復した時に、時間をかけて非常に漸進的かつ高い透明性をもって、緊急時に導入した緩和策を引き揚げていくことになる」

■ポイント
回付基調の続く米国経済はFRBの認識としては支援を回復するまで回復しているとは言えない。
とはいえ、テーパリング(経済支援の縮小)に向かってすでにテストを行っている。

■今後の展開予想
マーケット参加者は今回のパウエル議長の発言で、来年からの利上げのシナリオにより一層確信を持ったと思われる。
利上げ=既発債(既存に出回っている債券のこと)の価値の下落に直結するので今後債券うり=金利の上昇が進みやすいと思われる。(米国)


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