FX 重要ニュースピックアップ 米国
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イエレン財務長官の米国インフレに対する見解のニュース。
FXとインフレは切っても切り離せれないくらい密接なので必ずチェックして起きたところ。
財務長官の発言はFRB議長発言並に超重要です。
※財務長官って何する人?
→簡単に言えば財政政策や金融政策を取り仕切る人。
この人がインフレに懸念とか表明しだすと政府は積極的な財政政策ができなくなり、景気が後退する憶測とかが飛び交うくらい重要なポストです。
出所:ブルームバーグ
■ニュースのポイント
バイデン政権は1兆9000億ドル(約205兆円)規模の経済対策法案を審議している。
通常、莫大な予算の経済政策が話題になると財務長官がそれに対して良し悪しのコメントをする。
財務長官のコメントは政策実現に大きく関わるため内容次第では経済への見通しが変わることも。
■イエレン財務長官の発言
「インフレのリスクはあるだろうか。小さなリスクはあるが、制御可能だと私は考えている」
「顕著なリスクだとは考えていない」
「実際にそうなった場合は当然状況を注視するが、われわれには対処する手段がある
出所:ブルームバーグ
■発言のポイント
イエレン財務長官はインフレを懸念していない。
莫大な経済政策が議会承認を得ると、「インフレへの懸念」がついてまわる。
理由は経済政策の財源は通常国債(国の借金)で賄われることが多い。
国債を中央銀行がお金を刷りまくって買い取り、そのお金をばらまくという構図だ。
すると、世の中のお金の量が増える→お金があるならもっと高くても売れるよね!→物価が上がる。これがインフレ。
■まとめ
今回、イエレン財務長官は政府が大型の経済政策をとってもインフレを懸念していない。
また、インフレが起きた場合もそれを抑える手段を保有しているとのこと。
つまり、今後アメリカは更なる景気回復に向けてガンガンお金を使える。
景気回復→金利の緩やかな上昇→ドルへの資金流入といった仮説を検討することも可能となる。
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