バウアーは首を振る

4月22日、バウアーは平塚(ファーム)で二度目の実戦登板をしました。
前回登板から中5日、投球数も前回の53球から77球となり、一軍でのデビューに向けて、順調に来ているかなと思います。

バッテリーを組んだ松尾捕手の試合後のコメントで気になるものがありましたので、紹介したいと思います。

試合前にバウアーから松尾へ

「(投球前のサイン交換時)首を振ることが多いと思うけど、配球(捕手の出すサイン)に対してではなくて、自分の間であったり、自分の中でやっていきたい。」
バウアーは松尾にそう言っていたようです。

投手がサインに対して首を振るのは、自分の投げたい球と捕手の要求した球が異なるときが多く、その他として、打者との駆け引きで、わざと首を振ることもあるとは聞いたことがありました。

バウアーのように、自分の間を作るためというのは、恥ずかしながら私は初めて聞きまして、その考えは全然ありませんでした…。
当たり前なのですが、自分には想像すら及ばない野球の奥深さがまだまだあるのだろうと思います。

バウアーの能力

やはり、バウアーほどの投手となると、様々なことを考えながら、工夫をしながら、ピッチングをしているのだなと感心します。

また、それらの自分の考えを言語化する能力も非常に高いのが、素晴らしいと思います。

「もともと首はたくさん振るので、今日もその通りだった。何を投げたら良いのか迷う時もあるので、それも含めて首をよく振ります。」
試合後にバウアーは、そうコメントしています。

バウアーの人間性

事前に松尾に伝えているところも好印象ですし、それだけでなく、自らが外へもコメントを出すことで、松尾の評価を護っているようにも感じました。

超一流のプレイヤーであっても、高卒新人捕手への気遣いができる。
これが当たり前にできるからこそ、超一流になれるのかもしれないですね。

一軍デビュー戦は…

今すぐにでも、上で投げられるでしょうが、ここまでのスケジュールからすると、もう一試合ファームで投げそうですね。
5月4日、横浜スタジアムでのカープ戦が本命ですかね。

4月27日もハマスタですし、スワローズ戦なので、ここで投げて欲しい気持ちもあります。
しかし、中4日・平日・ナイター…という要素を加味すると、まあないかなと思います。

早く観たい気持ちはありますがテンテンテン
それよりも、怪我なく、より多くの投球が観られることを期待しています!

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