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XR・ゲーム体験×○○で新しい体験を創造するOneSmallStepとは

こんにちは!OneSmallStep広報担当の岩田です!

本日は、社長の西に株式会社OneSmallStepについて聞いてみました!
会社にかける想い、独立したきっかけ、これからの展望など、赤裸々に語ってくれました💪🔥


インタビューの様子(左:西さん 右:岩田)


1. 西さんの経歴

岩田)はじめに、西さん自身のことについて聞いていきたいと思います。
経歴を簡単に教えてくださいますか。

西)大学では、情報処理を専攻していました。インターネットやパソコンを一般の人でも利用する機会が増えてきた時期だったので、プログラミングを学んでおけば仕事はあるかなというぐらいの感じでした。

岩田)先見の明がありますね(笑)。今では高校でも必須科目になりつつあります。

西)いえいえ(笑)。卒業研究で高速道路の渋滞解析をするWebアプリを開発したのですが、その開発が楽しかったので、システム開発ができる企業で働きたいと思い、福岡のIT企業に就職しました。この会社で10年ほどエンジニアとして働いて、様々な経験を積むことができました。この会社の先輩や同僚とは今でも定期的に会うことがあります。
元々独立志向したいという思いもあったので、9~10年ほど働いた後、個人事業主として独立しました。

岩田)個人事業主としての仕事はいかがでしたか?

西)そうですね。子どももまだ小さい時期だったので、働く時間などを自由に設計できるのはとてもよかったですし、色々なプロジェクトに関わったり、個人で好きなアプリを開発できることはとても楽しかったです。ただ、自分ひとりでやることの限界も感じました。アプリを開発するにしても、UI設計やデザインだったり、アプリを拡大していくためにはマーケティングも必要だったり。そこで、チームとして新しいことにチャレンジしたいと思うようになりました。

岩田)その後にスタートアップで働き始めたのですか?

西)はい。いくつかのスタートアップ企業でCTOとして働きました。
取締役CTOという立場で、組織が少人数からどんどん大きくなっていく中で、個人の時にはできなかったことも多く経験することができました。
スタートアップ企業の中でも様々なプロジェクトに挑戦したのですが、会社の代表が大きなリスクと責任を背負ってやっている中で、自分のやりたいことを貫くことの難しさを感じました。
自分がやりたいことを貫くには、もっと自分でリスクと責任をとってやる必要があるんじゃないか、ということを考えるようになりました。

岩田)そこで、OneSmallStepの立ち上げを決めたんですね。

西)はい。個人事業主の時やスタートアップで働いている時に、いろんな人の価値観や考え方の人が集まって、様々な出会いの中で可能性が広がっていることを感じました。
自分自身が経験したような、人と人の出会いで化学反応が起きて、新しい何かが生まれるようなそんな素敵な出会い・繋がりが生まれるサービスを作りたいという思いがありました。
そのことに、自分でリスクを取ってチームで挑戦しようと決めました。

岩田)独立志向になったきっかけとかはあるんですか。

西)そうですね。実家が自営業だったのもあるんですけど、大学生のころや社会人のころから漠然とその思いはありました。会社勤めのころに、東京での単身赴任があったんですけど、その時任された案件がすごくきつかったんですよ。その時は「なんでこんな仕事をやらなきゃいけないんだ」って会社や上司を恨みました。ただ、それって自分の人生がうまくいっていないのを会社や社会のせいにして、自分の責任で人生を生きていないなって感じました。こんな気持ちで人生を終えるのに納得がいかなくて。ちょうどその時期に東日本大震災もあり、自分の人生もいつどうなるかわからないという思いを強くしました。元々漠然と思っていた「独立」についても本格的に考えるようになりました。

2. どんな会社なのか

岩田)次に、OneSmallStepは何をしている会社なのか聞いていきたいと思います。事業内容を簡単に教えていただけますか。

西)大きく分けると、2つの事業があります。1つは、いろんな企業が抱えている課題や、チャレンジしたいことを、ITの力で解決する受託開発事業です。もう一つがXR・ゲーム開発の事業です。
OneSmallStepはコロナの緊急事態宣言と同じ日に開業しているので、開業当初からメンバー全員リモートワーク、という状況でした。
ちょうどその頃にMetaQuest2が発売されて、新しいメンバー間のコミュニケーションのツールとして社内で活用していたのですが、遠く離れていても同じ空間にいるかのような今までにないコミュニケーション体験に魅了されました。
そこから自分たちでVRアプリ開発や、ゲーム開発等にチャレンジするようになり、ブラウザでゲーム体験を通して企業や商品の魅力を届ける「WEV」というサービスを立ち上げるに至りました。
こちらはまた後日改めて紹介します。

岩田)なるほど。2つの主な事業があるんですね。会社としての実績などあれば伺いたいです。

西)システムの受託開発では、Kiinnovatorシステムが1つです。これは木工所向けのアプリで、作業の工程管理や図面の管理をタブレットで行い、作業を効率化しています。元々は前職の時に石垣島の木工所向けのオーダーメイドのシステムとして作ったのですが、全国の木工所でも同じ課題を抱えており、現在はパッケージのシステムとして、北は青森、南は沖縄まで、全国の木工所で使われています。

岩田)すごい。全国規模のアプリになってるんですね。

西)はい。他にもHertlinkという、児童発達支援や放課後デイサービスの事業をやられている事業所様向けのアプリの開発も弊社で担当しました。このサービスでは、通所予定の管理や保護者様と事業所様との連絡帳のやりとりの負担を軽減し、事業所の方が児童様に向き合える時間を増やすためのサービスとして利用されています。このサービスもどんどん拡大している最中ですね。

3. この会社に込める想いや働く人々

岩田)OneSmallStepとして、大切にしていることだったり、企業名に込めた想いなどはありますか。

西)そうですね。この企業名は、人類ではじめて月面に降り立ったアームストロングさんの言葉を引用しています。「一人の人間にとっては小さな一歩でも、人類にとっては大きな飛躍である」という言葉です。踏み出すのが難しい最初の一歩にチャレンジし、一歩を踏み出す誰かを応援する会社でありたいという想いがこもっています。

岩田)かっこいいですね。どんな挑戦でも最初の一歩が一番難しいことは共感です。好きなあの子に踏み出すのは難しいです(笑)。
OneSmallStepは、どんなチームで、どんな方が働かれているんですか。

西)職種としては、現時点ではエンジニアとデザイナーで構成されるチームです。ものづくりや面白いことが大好きなメンバーです。みんな高い技術と経験があって大企業にもいけるはずなのに、ほとんどが失敗すると言われているスタートアップに入ってくる、いい意味で変わっているというか個性豊かです(笑)。

岩田)個性が強くて面白いメンバーが集まっているんですね。僕も毎日楽しく働かせてもらっています(笑)。
逆に、会社設立の中で苦労したことなどはありますか。

西)ぶっちゃけ、ずっと苦労はしてます(笑)。もちろん、サラリーマンのころと比べて経営にことや関係者のことなど考えることもたくさん増えて、24時間仕事のことを考えているような状態です。平日も休日もないみたいな(笑)。

岩田)きつそうです。体だけ壊さないように、バランスを取りながら頑張ってほしいです。

西)はい(笑)。周りからは心配してもらうことも多いのですが、自分としてはそこまで苦労と思っていない節もあります。自分の決めたことだし、達成したいこともまだまだあるので。
もちろん息抜きもしてます(笑)。

4. 将来の展望

岩田)よかったです(笑)。無理しないように頑張ってほしいです。
お話の中で出てきた、今後達成したいことや目標などありますか。

西)自分としての目標と会社としての目標があります。個人としては、昔から思っているんですけど、一人一人が主体的に生きられる社会を実現したいです。自分自身もそうだったんですけど、やっぱり今も多くの人々がとりあえずレールに乗った人生を送っているんじゃないかって。どんな働き方や仕事があるのか、そのためにどんな知識が必要なのか。そこのところを、自分の足で、自分の目を見開いて、一歩ずつ踏みしめていってほしいなと思っています。会社としても、そんなお手伝いが出来たらなって思っています。

岩田)なるほど。ご自身の経験から、他の人にも与えたい価値が生まれてきたんですね。会社もその想いが入ってるんだと強く感じました。

西)ありがとうございます。会社の目標としては、XRなどの新しい技術を使って世の中に無かったものを生み出していくことですね。今の日本って、世界から技術的に大きな遅れをとっているように感じます。でも、Web3.0とかがでてきて、これはチャンスだと思うんですよ。失敗してでもいいからチャレンジして、今まで無かったものを生み出せる会社にしていきたいです。

いかがだったでしょうか。OneSmallStepに対する熱い想いや、会社の未来のことなど、たくさん語ってくれました。

お話の中ででてきたWEVについては後日紹介記事を公開しますので、そちらも楽しみにお待ちください!

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