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内的役割を自分好みに
(↑ 今朝の太陽と赤い実 写真へたくそでごめんなさいm(__)m)
外的役割と内的役割って聞いたことありますか?
外的役割とは、いわゆる業務というか目に見える仕事のことだと思います。
例えば、主婦だったら、料理とか洗濯とか掃除をするとかの、そういう目に見える仕事。
一方内的役割というのは、例えば、職場や家庭、友人関係でも、あの人がいると明るくなるとか、安心感があるとか、場がしまるとか、その人の持ち味で、主に感情面においての役割ではと思います。
いずれにしても、当の本人が、その役割を(無意識に)我慢してやっている場合、ストレスがたまる一方ですので、やはり自然体で機嫌よく、そして楽にできる役割が心身ともに健康に生きるためには良いのではと思います。
そしてそれは、他の人のためにもなるんですよね。
ただ、人間関係というのは、一度その役割を担ってしまうと、それがずっと続きますよね。
愚痴を言う人、愚痴を聞く人。
甘える人、甘えられる人。
怒る人、怒られる人。・・・・。
大したことしてないのに、帰ってくると(家にいても)どっと疲れるという場合、そういう自分好みではない役割を、無意識でしていることが多いそうなんです。私もそうでした(-_-;)
例えばですが、育ってきた環境などで無意識に「しっかりもの」の役割をしている人って、多くの場合どこにいっても「しっかりもの」になってしまいます。それが、本人が本当に望んでいる場合は問題ないのですが、本当の本当は、
「すみっこで静かに座っていたい」とか、「甘えたい」とかの場合、なんだか、自分の本心とは違う方向にいくので、どんどん苦しくなってしまうんですよね。
そこには、「しっかりしていないと自分には価値がない」
「良い人と思われたい」「賢い人に思われたい」そうでなければ価値がないというような固定観念があるんですが、それって幻想なんですよね。どんな人もそのままで価値はあるのです!
でもなかなか自分では気づけない。だって無意識ですから(笑)
でもそれに気づく方法があって、「もしも今まで生きてきたしがらみ(親子も夫婦も友人も)が全部ないとしたら、自分は本当はどうありたい?」と自分自身に語りかけてみるんです。
私はその方法がとても有効でした。
ただ、私たちはそういう脳の使い方をしてきていませんので、すぐには答えがでません。それで私はノートを一冊買ってきて、ひたすら自分の感情をかきました。どうでもいい小さなことを無視しないで拾うんです。「うれしい」とか「腹が立った」とか・・・。そして文字にして見える化していくとだんだん「自分」の中の無意識に何が入っているかがわかってきます。その中の多くが自分を苦しめる価値観だったとわかった時は、愕然としました(;'∀')
ただ、それによって、自分好みではない役割がわかってきて、それをやめていったおかげで今がある(笑)というか、かなり楽になっていきました。
ノートに書かなくても、とにかく日々自分の感情を、客観的によく見つめると、「自分」がわかってきておもしろいですよ。
ストレスって、ほぼ人間関係ですから、この自分好みの内的役割って、かなり重要だと私は思います。
それでは今日も、あなたらしさを大切に、良い日になりますように♡
読んでくださってありがとうございます。感謝しています。