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並べないで自由に

(↑ 関係ないけど、ドライになったミモザ♪)
昨年思ったこと。
駅に行く道の脇にある小さな花壇にきれいに整列してるお花。
誰かが植えてくれたんですね。
感謝だなあと思いつつ、ふと見ると、
花壇から飛び出したところに、こぼれ種で飛んだらしいポピーが、
とっても自由にのびのびと、
そして「ポピーらしく」誇らしげに
咲いていました。

ポピーのようなお花は特に、カチッと枠の中で整列して咲くよりも、種が飛んだところに、気ままに咲いている方が素敵だし、ポピーが生きるような気がしました。
同じように感じている方がいたので、うれしくなって書きたくなりました😊

ポピーだけではなく、いろんな野の花が混じって咲いている自然のお花畑は、もうそれでバランスがとれていて、美しいですよね。

私たち人間もそうかなあと思います。

みんなと同じようにしなくていいし、
並ばなくていいし、
比べなくていいし、
その人、その人で好きなものは違うし、
好きなところも違うし、
ときめくポイントも違う。
そして
飛んでいくタイミングも違う!

みんなひとりひとり違うのですから。

好きなところへ好きな時に、飛んでいって咲いていい。

そしてそれが結果的に、その人を輝かせて
全体をバランス良く美しくする。

整列する時代に生きながら、
自由にのびのびと育ったエリナー・ファージョンが、
「詩」について次のように言っています。

詩って何?わかる?
バラでなくて、その香り。
空でなくて、その光り。
虫でなくて、その動き。
海でなくて、その響き。
私でなくて、この身に
見せて聞かせて感じさせてくれるもの。

普通の文章で表せないもの
そんなものだってこと、わかる?

「幼い子の文学」(瀬田貞二著 中公新書)より。

きっとファージョンも、野原で自由に咲いているポピーが好きだろうなあと、ふと思いました。

人はみな、自由に光や風を感じ、その風に乗りたい。
美しいものに触れたい。
そして自由に表現したいんですよね。
それが幸せですよね。

それでは今日も明るい方を見て、大きく両手を広げ生きていきましょう。

読んでくださってありがとうございます。

あなたにとって良い日になりますように♡




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