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自分版「枕草子」を作る

外は雨。
オレガノの葉っぱの上の雨粒がきらきらしていて
こういうの見るのが好き♡

「絵本いろいろ お話いろいろ」
(松井るり子 学陽書房)
の中に、ユング心理学の秋山さと子の言葉が
載っていました。
「自分の好きを深めて行くのが学びの始まりですよ」

そして、著者の松井るり子さんが、
「いつまでも自分の好きを知らないでいたら、
世の中の全てが他人事になってしまう。
大人になったらもう、苦手の克服よりも、
好きなことを深める方向に向かった方がいい」

と書かれていて、本当にそうだなと思いました。

「好き」というのは、非常に個人的な感情で、
究極の「自分軸」ですから、
これからの時代は、いくつになっても、
これが自分自身でわかっていないと、どんどん
感情がなくなっていきそうで悲しいですよね。

「好きなもの」を深めている人って、魅力的で
輝いています。
自分の好きとは違っていても、
そういう人といると、
「幸せ」が伝染してきます。
自分の「今」の「好き」を大事にしている人は、
心がよどんでいないので、
他人の「好き」も大事にできる大きさや広さ、
そして温かさもありますよね。
私もできる限り、そうありたいなと思います。

でも長い間、「好き嫌い」を押さえることを
学ばなければいけなかった、
またはそういう環境で育った人は、
「自分の好き」がわからないと言う人も
いるかと思います。
そういう人も大丈夫ですよ😊
私も一時的にそういう時期がありました。

「好き」を知ることは、年をとればとるほど
大変になるので、もし、そういう人がいたら、
今、この瞬間から「好き」を意識し、
今日から、この本の著者の言葉のように、
「自分版の小型枕草子」を、楽しみながら
少しずつ書いてみたらいいのではと思います。
もしも、ぴんときたらやってみて下さいね。

著者は今でも時々、「好きなこと」を
「五感を通じて具体的に自分に尋ねるようにしている」
とあります。
この「尋ねるように」というのが、ポイントだと
思います。
自分を大事にするとはこういうことですよね。

私も病気が治っていく過程で、
いつも手帳を持ち歩いて、
心の温度がほんの少し上がったことを
書いていきました。

オレガノケントビューティーを裏側からみた
葉っぱの色、
雨粒ぽとりの音、
森が天然のコンサートホールみたいに鳥の声を
響かせてくれている感じ、
晴れた日の午後、木漏れ日が踊っている・・
・・・
なんかいいな、と思ったこと、
・・・
などを、
またその逆のことも、
ひたすら書いていきました。

外側ではなく、他者ではなく、
「自分自身」の心を繊細に拾うということを
習慣にしていきました。

その結果、今があります。
元気になりました😊
書いて「見える化」するって、
思った以上に効果的だと思います。

そして人の心は常に流れていますので、
「過去」と「今」では違うこともありますよね。
そこもポイントだと思います。

私の最近の発見は、
ピンクとオレンジの混ざったような淡い色が
好きなんだということがわかりました。
自分では意識してなかったのに、いつのまにか、
そんな色を集めていたのが、ちょっと発見でした。
「今」の私の「好き」なんだなと思います。

一目惚れで買ったウッド芯のソイキャンドル
今朝のアキレア ミリーロック (園芸種のヤロウ?)

あなたもどうか「今」のご自分の「好き」を
丁寧に感じてみてくださいね。
おもしろい発見があるかもです。

なんだか過去の記事と同じようなこと
書いている気がしますが、私の中では
とっても大事と思っているので、
そのまま載せます😊

最後まで読んで下さってありがとうございます。
よい週末を♡








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