心を元気にしてくれる色、香り
(↑ 金木犀の花を摘みました)
昨日、紅玉りんごがあまりにおいしくて、食べすぎてしまって、胃が痛くなったので、金木犀の花のお茶飲んだら、本当によくなりました!
この鮮やかなオレンジ色も元気になりますが、
今、読んでいる「香りの力 心のアロマテラピー」(熊井明子 春秋社)に「心と体に力を与えてくれる香り」というのがあって、「ピンク療法(セラピー)」のことが書かれていました。
「色彩の中で、ピンク色は脳に働きかけて、若がえりのホルモンを活発にさせること、ピンクのものを見ながら日に三回、深呼吸すると、次第に美しく若々しくなると言われている」ということで、
ドライポプリのレシピが載っていました。
☆ピンクの花・・・カップⅠ
☆ラヴェンダー・・・大さじⅠ
☆好みのスパイス(シナモンなど)・・小さじⅠ
☆精油(ジャスミン、マンダリン・・・各一滴
☆調香オイル(ヒヤシンスオイル)・・・一滴
出来上がったポプリにピンクのクリスタルやピンクのサウンドハートなどあしらって、「呼吸法の友」にすれば、効果を望める・・かも。
ということで、やってみようかなと思います。
最後に著者の熊井さんは、
「容貌の若返りより心の若返り。
人生には、思いがけない素敵なことが、これからも起こりうる、と信じる心。ピンクの五感ポプリの香りは、そのような若い心を強めてくれる力を持つ気がする。」と書かれています。
熊井明子さん、素敵な方です。
この本の話しではありませんが、きれいなピンク色を見たり、想像したりするだけでも、良いと聞いたこともあります。自分に対してだけじゃなく、例えば、大切な人が元気をなくしている時に、「心配」するのではなくて、「きれいなピンク色」で包むイメージを持って、その人が元気になっていく姿を想像すると良いそうです。
信じる心、持っていたいですよね。
熊井さんのことを、「西の魔女は死んだ」の梨木香歩さんが、「気骨ある気品」と本の帯に書いていて(この本ではないですが)、ん~ぴったり!な表現だなと思いました。
梨木香歩さんて、私が頭の中で、ぼんやり思っていたことを、「そうそうそういう感じ!」というぴったりな言葉で、表現してくださることが多くて、
何だか、すごすぎる人って思います。
ものを見る目が深い人って、いますよね。梨木さんや熊井さんのように、書く人でなくても。私、病気になって、はじめてそれを知りました。本質を見抜く人の前では、もう全てがお見通しなので、素直に生きるほかないなあと
観念しました(笑)
梨木果歩さんの小説の解説もしている臨床心理学者の河合隼雄さんの言葉があります。
「人間は本当の自信がなければ、謙虚になれないのですよ」
「人間は本当に強くなければ、感謝ができないのですよ」
確かにその通り、印象深い言葉です。
秋は、果物も、他のものも、おいしいですよね。
私のように、食べすぎないように注意して(笑)
今日も、ゆっくりとよく噛んで感謝し、味わっていただきましょう。
良い日曜日をお過ごしください。
読んでくださって本当にありがとうございます。
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