ハーブのお守り
ハーブがお好きな方は、
よくご存知だと思いますが、
香りの良いハーブで作る小さな花束
「タッジー・マッジー」
ペストの流行した中世の時代には、殺菌力のある
ハーブでこの「タッジー・マッジー」を
作って持ち歩いていたそうです。
写真は、今朝のベランダに咲いているハーブを、
タッジー・マッジー風?に生けました。
なんだか、欲張りすぎて
ごちゃごちゃしてますね(^_^;)
ミニバラとシルバーレース以外は、
みんなハーブなので、切ったり生けたりする時が、
一番いい香り♡
ちょっとした幸せを味わうことができます。
手前のピンクの花はローズゼラニウムですが、
蚊を寄せ付けないので、
「蚊逃げ草」とかいう名前で売ってる時も
ありますね。
「タッジー・マッジーという舌をかみそうになる
この名の由来は、タイム・ライフ社の
園芸百科事典(ハーブス)によると、
(語源学上のミステリー)とのこと。」
と、
「ハーブ祝祭暦」(北野佐久子 教文館)に
書かれていました。
「語源学上のミステリー」っていうのが、
興味深いですね。
実は昨日、HSKの試験を受けてきました。
私はこの疫病騒ぎの直前まで、
治療に通っていました。
主治医の先生からも極力人ごみを避けるようにと
言われていましたので、
電車に乗るのも、人混みに出るのも
本当に久しぶり。
そこで、中世の貴婦人のように、
タッジー・マッジーを持ち歩きたいところですが、
そうもいかないので、ハーブのお守りを持って、
ポケットに忍ばせていきました😊
ローズゼラニウムの葉と、ローズマリー、
ラベンダーが一本蕾が付いていたので、
それも入れて。
特にローズマリーは、記憶力や集中力の向上にも
効果があるとのことで、
試験が落ち着いてできるようにという願いも
こめて、ハンカチに包んで持っていきました。
ハンカチに包んだハーブの香りを嗅ぐと、
緊張感や不安感が和らぎます。
自分が育てた植物に力をもらって、
無事に試験会場にも行けて、
落ち着いてできました。
帰り道は、試験のことよりも、
ここまで元気になったことが、
心の底からうれしく、また
ありがたく思いました。
辛くて辛くてただ寝ているだけ、
何も食べることができなくて、
この先、生きていけるのかと思っていた頃の
ことを考えると奇跡のような気がしました。
たくさんのいろんなご縁に
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
一日私を守ってくれたハーブは、
帰ってきてポケットから出すと、
くたくたになっていました。
今朝は、
改めてnoteとのご縁にも感謝しています。
今日も良い日になりますように♡
読んでくださって本当にありがとうございます。