人生は心ひとつの置きどころ
↑昨日に引き続き、中村天風さんのお言葉です(*^-^*)
よくコップの水が、例えられますが、コップに水が半分入っているとして、
「まだ半分も残っている」と思うか、
「もう、半分しかない」と思うか、人によってさまざま。
少し前に、うちの近くに大きなマンションが建ったのですが、その工事中に
ある人が「大きなマンションだったら、たくさんの人がいるってことだから、住む人の中に、素敵な人もいて、お近づきになれるかも~♪」と言っていたのです。
普通の大人だと、混雑するとか、渋滞するとかそういうマイナス面を思いがちですよね。以前の私もそうでした。けれど、この人のようにあえて、プラス面を想像するって、なんかいいなと思いました。
「マンションが建つ」という事実は、個人の力ではどうすることもできません。自分の力が及ばないことですから、そこはもう
「素敵な人が住むかも」と想像する人のほうが、心にとっても、体にとってもいいかなと思います。それに一緒にいてなんだか楽しかったです。
これは、小さな事の例ですが、ある一つの物事に対するとらえ方、考え方ひとつで、人生は大きく変わっていくように思います。これが正に
中村天風さんのお言葉
「人生は心ひとつの置きどころ」ということかなと思います。
住んでいる所も、人も世の中のすべては、どんどん移り変わっていきます。
私たちは、つい、変わらないことを期待してしまいますが、この現実を受け入れることができたら、少し楽になりますよね。
人間は長い歴史の中で、ポジティブよりも、ネガティブなことを強く記憶して、危険を回避してきたので、無意識に過ごしていると、どうしても、ネガティブに傾きやすいのだそうです。ネガティビティバイアスとは、こういうことかなと思います。
ですから、まずは「ネガティビティバイアス」が働いている自分に気づく!
これが、何より大事かなと思います。
もちろん、ネガティブな自分を責めることなく、
ただ、ただ、気付いて、マイナスをゼロにする!
そして、そうしていくうちに、ゼロからプラスへ、
楽観的、積極的に考えられるようになるのではと思います。
私も、少しづつ努力しております。
それでは今日も、あるものを数え、感謝し、自分が一緒にいたくなるようなご機嫌な人を目指しましょう。
読んでくださってありがとうございます。
あなたにとってよい一日となりますように♥