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天使はいつもとなりに住む

アメリカの詩人エミリー・ディキンスンのことを書いた絵本「エミリー」にブルーベル(イトシャジン)の押し花が載っていたので、私も真似してみました。

絵本の中でもいくつかは女の子のシーツの上にぼろぼろとくずれたとありますが、生きている時も繊細ですが、押し花にすると更にもろいです。
でも、もう少し楽しみたいので、他の花や草といっしょにプレス機?お借りしてマット作りました。

エミリー・ディキンソンは、ほとんど人には会わず、かなりの人見知りだったようですが、子どもたちや動物、鳥、植物とはなかよしだったようですね。

それがよくわかるのが、この詩

今まで見たなかで 
いちばん素敵な家は
たった一時間で できた
私の知り合いの
花と蜘蛛が 作った 
ベルギーレースと
ふわふわの綿の家。

新しい蜘蛛の巣に、朝露が光っているのって、本当にきれいですよね。
「私の知り合い」という言葉に彼女らしさが光っています。

写真の真ん中にあるのは、前田まゆみさんのカードです。エミリーの詩が英語で載っています。詩の日本語訳も全部前田まゆみさんのです。

私の針と糸をかたづけないで
縫いものを また 始めるから
鳥が歌い始めたら
ステッチは もっと素敵になるから
・・・
それまでは 縫いものの夢を見ていよう
まだ縫えていない縫い目をひきよせ
眠りの中で
ずっと 縫う夢を。

前田さんのイラストの雰囲気と合っていて、私はとても好きです。

最後にもうひとつだけ。
絵本の最後にものっている詩です。

地上で 天国がみつからないなら
きっと 空にもみつからない
だって
天使は いつも となりに住むから
私たちが どこへ ひっこしても。

日常の小さなことに喜びを見出し、幸せを積み重ね自分専用の天国にする。
そのために、何があっても、誰に会っても、
「自分」から大きく、ずれないようにして、
自分の心をできるだけ平和にして、
いつも隣にいる天使に感謝していたい。
それが目標です。

それでは今日もあなたにとってうれしいことがたくさんありますように

読んで下さるご縁に感謝です。
ありがとうございました。




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