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🧠これだから読書は止められない

恐怖をうっかり意識に近づけたために、いまのおれはかんぜんにそのとりこになってしまったのだ。

これは、SF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の一節である。

映画『ブレードランナー』の原作と言われたらピンとくる人も居るだろう。

話を戻すが、ワイはこの文を読んだ時石で頭をガーンと殴られたような衝撃を覚えた。

ワイの愚鈍な頭は意識の中に存在する感情という位置関係を1ミリたりとも疑ったことは無かった。

そう、その一節を読むまでは。

当たり前に疑問を持たないということに対する恐怖が急激に押し寄せてきた。

その当たり前を覆してくれるモノはそう多くない。

というかそれを探す時間を多く取っていないと言った方が適切か。

自分の固定概念を覆してくれるモノに出会える事は恐怖だけでなく感動も与えてくれる。

そして、この世界をまた別の角度で見れる特等席に案内してくれるのだ。


ネコ美

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