レジが混んでいることについて
仕事帰りに寄ったスーパーマーケットのレジが異常に混んでいたのである。
理由は2個中1個しかレジが稼働していなかったからである。
なんならレジでお会計を待っている人が揉めているのである。
人の列に組み込まれ、余りある時間の中、ワイは前の人のオープンフィンガー靴下を履いたサンダルを見ながらふと考えてしまったのである。
もし、死ぬ時今のこのどーでも良い日常を思い出しては懐かしむだろうか、と言うことをである。
ある日のスーパーマーケットでの出来事を死ぬ間際に思い出すことは恐らくほぼないと思うが、万一思い出したとしたらきっとあの頃は良かったなんてセンチメンタルな気持ちになるかもしれないのである。
そういう事を考えていたら、前の人の理解ができない足元も急に愛おしく思えてきたので不思議である。
みんな生きるために食べて、生きるために息をして、生きるために寝ているのである。
ネコ美
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