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【ライブレポ】2024年5月〜8月

 2024年の5月〜8月に参加した韓国音楽系イベントの記録です。オンライン、オフラインどちらも楽しめるこのご時世らしく両方について書いております。もし同じイベントに参加した方がいらっしゃいましたらコメントでも何でも結構ですのでご自身なりの感想など共有いただければ嬉しいです♡

5月

・2024 ONF CONCERT [SPOTLIGHT] IN JAPAN 東京公演

 6人組ボーイズグループONF(オンエンオフ)が日本で初めてツアーを開催し、私は最終日にあたる東京公演に参加しました。次から次へと披露される名曲たちと、その名曲を素晴らしいボーカル、ダンス、ラップで表現するONFのステージ力は流石としか言いようがありませんでした。彼らは4月にカムバックをし、そのスケジュールが忙しい中で、これだけの充実したコンサートの準備をしてくれたことに感謝しかありません。最新曲「Bye My Monster」も披露してくれましたが、続けて「Road to Kingdom」に出演した際のバージョンの「We Must Love」(このバージョンは「The We Must Love」と呼ばれる)をパフォーマンスし、まるでミュージカルを観ているかのように引き込まれました。トークのコーナーでは日本人メンバーのUが、マンネ(一番年下)ながら他のメンバーのフォローをしたり、まとめていて頼もしかったです。今回私は2階席だったので、彼らのパフォーマンスを上からよく見渡すことができそれだけで大満足でしたが、中盤の「My Name Is」では2階にまで一部のメンバーが足を運んでくれ、そのサービス精神にも感動しました。
 彼らのライブで1曲1曲を楽しみながら、その曲がリリースされた時のことを鮮明に思い出すことが多く、自分が思っていた以上にONFの音楽が自分自身にとって大切な存在だということを改めて実感しました。特に最初のパートのトリで披露された「Goosebumps」のパフォーマンスを見ながら、同伴入隊をすることが発表された時のことや、彼らの健康を祈りながらこの曲が収録されたアルバムを大切に聴いていた時のことを思い出して胸が熱くなりました。楽曲の良さ、その楽曲を表現する彼らのクオリティーの高さ、そして彼らの人柄、どれをとっても素晴らしいONFをこれからも応援していきたい!と強く思いました。


・2024 TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT:PROMISE> IN SEOUL(3日目)

 TOMORROW X TOGETHER(以下TXT)の3回目のワールドツアーのソウル公演の最終日をオンラインで視聴しました!
 今回は2枚のアルバムがリリースされてから行われるワールドツアーで、その収録曲を多く披露してくれ、これまでの公演とはまた異なる雰囲気の仕上がりとなっていました。またパンソリの要素が取り入れられていた「Sugar Rush Ride」を韓国伝統音楽風にアレンジし、韓服でパフォーマンスしていたのも、ライブらしい試みだと思いました。
 彼らも3時間近い公演を3日間やり遂げることに不安があったと言及していましたが、そんなことを感じさせない堂々としたパフォーマンスと高い歌唱力、大きなセットやたくさんのダンサーを引き連れての演出、そして映画のようなVCRに圧倒されました。
 今回のワールドツアーでもありがたいことに日本に来てくれる予定で、さらにドームツアーなので、ソウル公演からどのようにセットリストや演出が変わるかも楽しみです。その模様につきましては追って書きたいと思います!


・KCON JAPAN 2024(2日目)

 幕張メッセとZOZOマリンスタジアムにて行われたKCONですが、今年は2日目に参加してきました!

★幕張メッセ
 今年は2つの会場に分かれており、幕張メッセは食や美容、アーティストに関するブース、そしてアーティストによるステージなど見どころ満載でした。
 会場に着いてからまず向かったのはP1HarmonyのMEET & GREETです。今回は学校がコンセプトで、古家さんMCのもと繰り広げられるトークやゲームでたくさん笑い、朝から元気をもらいました。
 その後はCONNECTING STAGEに移動して8TURNを見ました。彼らは昨年のKCONで初めて見ましたが、1年経ってぐっと大人びたような印象を受けました。こちらでも超特急のカイによる進行のもと、たくさんの話を聞かせてくれ、最後には12月に行われるファンミーティングのアナウンスまでありました。
 幕張メッセで一番楽しみにしていたのはP1HarmonyのKCON STAGE(各グループ4曲程度ずつ披露するステージで今年から新設)で、冒頭から「Back Down」と最新アルバムから「Emergency」を披露し、ロックテイストのアレンジと彼らの堂々としたパフォーマンスで一気に会場が盛り上がりました。そして最後には事務所の先輩であるジョン・ヨンファが登場しCNBLUEの「외톨이야 (I’m a Loner) 」を一緒に歌うというまたとない貴重なステージまで見せてくれました。


★ZOZOマリンスタジアム

出演:BOYNEXTDOOR / B.D.U. / チャウヌ / EPEX / INI / Kep1er / KEY / NiziU / P1Harmony / Red Velvet / THE NEW SIX / The Wind / TWS / ZEROBASEONE / NOWADAYS / LIMELIGHT

 夕方からのM COUNTDOWN STAGEは、幕張メッセの近くにあるZOZOマリンスタジアムにて行われました。実に多くのアーティストによるパフォーマンスを一度に見ることができ大満足でした。今回は特に印象に残っている6グループについて感想を書きたいと思います。

The Wind

最新曲「H! TEEN」が大好きなので、今回KCON JAPANに出演してくれて本当に嬉しかったです。活動時に休養していたメンバーが復帰し、6人で披露されたパフォーマンスは、1曲のみでしたがパワフルで素晴らしかったです。彼らが翌日に登場したKCON STAGEをオンラインで視聴しましたが、こちらではより多くの楽曲を披露しており、どれもエネルギッシュで堂々としていました。彼らは今後どんな雰囲気のパフォーマンスもできるような、無限の可能性を秘めているグループだと感じました。

THE NEW SIX

 ついに「6人」のパフォーマンスを生で見ることができてこちらも感激でした。特にピンクに近い赤髪のジュニョクの強い目力やキレのあるダンスなど、ステージ上で輝きを放ち、観客を魅了する力は圧倒的でした。カムバックごとに多彩な姿を見せてくれる彼らですが、今回は最新曲「FUEGO」と、デビュー曲「MOVE」という力強く、スタジアムという場を一層盛り上げるようなナンバーを準備してきてくれました。

BOYNEXTDOOR

 彼らが登場した頃はちょうど日が落ちてきたころで、その中披露された「So let's go see the stars」は、美しい空の色と相まって強く印象に残っていますし、まさにスタジアムという会場の醍醐味はこういうところだなと再確認しました。短い時間ではありましたが、観客の心を掴むパフォーマンスでしたし、とにかく生で見るのが楽しいグループだと実感しました。

P1Harmony

これまでLA、サウジアラビア、タイでのKCONで素晴らしいステージを見せてきた彼らには、幕張メッセでも十分に楽しませてもらいましたが、こちらでもハイレベルなパフォーマンスで会場全体を盛り上げていました。2曲と短い持ち時間ながら、ダンスブレイクまで準備してきてくれ、日本出身メンバー・ソウルのダンスでは一際大きな歓声が上がりました。今回はオールラウンダーで元気いっぱいなジウンが負傷により参加できなかったのが非常に残念です。また近いうちに6人でのパフォーマンスをこの目で見たいと強く思いました。

Red Velvet

2024年のKCONでまさかRed Velvetを見ることができるなんて、当日になっても信じることができませんでした。月明かりが照らすなか、モノトーンのドレスのような衣装で3曲披露してくれましたが、どれも気品、そして貫禄のある素晴らしいパフォーマンスでした。

KEY

 ライブの定番「Gasoline」を披露してくれ、すでに温まっている会場全体をより一層盛り上げていました。まさにトリにふさわしい、翌日への活力を与えてくれるようなパフォーマンスでした。


・38+62(MIYA と MUNI)

 韓国のガールズグループ・公園少女(GWSN)のメンバーで、ソロでも活動しているMIYA(宮内晴香)が誕生日の5/26に開催した、初ソロイベント「38+62(MIYA と MUNI)」に参加してきました。その時の模様は別途noteに書きましたのでこちら↓をご覧ください!


6月

・Silica Gel Live in Tokyo 2024(1日目)

 韓国で絶大なる人気を誇るバンド、Silica Gelの単独公演に参加してきました!昨年11月の渋谷DUOでのパフォーマンスに引き続き、これだけ小規模な会場で彼らの演奏を目一杯楽しむことができるなんて夢のような時間でした。1曲1曲披露されるたびに観客が大合唱で応え、Silica Gelのパフォーマンスと観客の熱量とで作り上げられる会場の雰囲気は忘れ難いものでした。また近いうちに日本だけでなく、韓国まで行って彼らの演奏を楽しみたいなと密かに思っています。


・NewJeans Fan Meeting 'Bunnies Camp 2024 Tokyo Dome'(2日目)

 NewJeansのファンミーティングが今年はなんと日本、そして東京ドームにて開催されました!ファンミーティングではありますが、ゲームやトークなどに多くの時間が割かれることはなく、これまでにリリースされた楽曲の数々、そしてそれぞれの魅力を活かしたソロパフォーマンスが披露され、まさに単独公演さながらでした。NewJeansの楽曲を多く手掛ける250によるDJ、豪華な生バンド、ゲストの出演、そして細部にまでこだわられた映像など、5人のパフォーマンス以外の部分でも存分に楽しませていただきました。私はNewJeansの中で特にヘインが好きなのですが、怪我で活動をセーブしていた彼女がパフォーマンスする姿も見ることができて大満足でした。今年は日本でのリリース、そしてファンミーティングなど、楽しい思い出をたくさん作ることができましたし、これからもこのような素敵な思い出を彼女たちと作っていきたいという思いがより一層強くなりました。


7月

・2024 KEYLAND ON : AND ON in Japan 東京公演

 SHINeeのメンバー・KEYのソロコンサート(KEYLAND)の東京公演に入国(笑)してきました!今回のキービジュアル、そして開始早々ステージ上にも大きな自動販売機が登場しましたが、彼曰く様々な候補から自由に選ぶことのできる自動販売機のように、多彩なコンセプトを詰め込んだ公演だそうで、公演中にはポップな姿からクールな姿まで、本当に同一人物?と驚くほど、パートごとに様々な姿に変身し、全く異なる世界観へと私たちを連れて行ってくれました。彼のソロパフォーマンスは先述のKCONなど、合同コンサートでは何度か見たことがあったのですが、彼のこだわりが存分に詰め込まれた単独公演に参加したことで、より一層彼のエンターテイナーとしての凄さを実感しました。今年は日本語オリジナル曲のリリースも印象的でしたし、公演の時期に合わせて、韓国で行われていた体験型展示会「Mr. Freak’s Lab : Sweet Escape」が日本でも開催され、これまでの衣装やセットを生で見ることができたのも良い思い出です。


・2024 P1Harmony LIVE TOUR [P1ustage H : UTOP1A]IN MACAU

P1Harmonyのワールドツアーを一目見たいと思い、マカオまで行ってきました!当時の模様につきましては別途書きましたのでこちら↓をご覧ください!


・2024 TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT:PROMISE> IN JAPAN 大阪公演(1日目)

 5月に韓国でスタートしたTXTのワールドツアーですが、日本公演はなんと4都市のドームで開催されることになり、私は今回大阪公演の初日に参加してきました!あいにくボムギュが怪我により、十分なパフォーマンスをすることができない中ではありましたが、5月にオンラインでソウルの公演を見たときと同じ光景が目の前に広がっていて感無量でした。9月には日本公演最後の地となる福岡公演に参加する予定なので、その時にはより元気いっぱいな5人の姿を見ることができたら嬉しいです。昨年7月の京セラドーム公演ぶりの大阪訪問でしたが、前回気に入った喫茶店を再び訪れたり、レコード・CDショップを回ったりなど楽しい滞在でした!


8月

・82MAJOR Showcase [BEAT by 82] in Japan

82MAJORの初来日を記念して行われたショーケースの1部に参加してきました!観客から事前に集められた質問に答えたり、ゲームに挑戦する姿を通して、これまで画面越しに見ていた6人それぞれの持つ魅了が存分に伝わってきました。パフォーマンスはこれまで韓国で正式にリリースされた6曲はもちろん、カバー曲まで披露してくれ、どれもハイレベルで驚きました。特に日本の曲というと最近のJ-POPを選ぶアイドルが多い中で、ケツメイシが20年以上前にリリースした「夏の思い出」を選び、独特のリズム感までも完璧に歌いこなしていたことが印象的でした。日本デビューをしていないにも関わらず、来日してこのようなショーケースを開催してくれたことが非常に嬉しかったです。彼らは大阪や東京でリリースイベントも行っていて、先述のTXTの公演を見るために大阪に行った際には偶然時間が合ったので、リリースイベントにも参加することができました!


・THE BOYZ WORLD TOUR:ZENERATION II IN JAPAN ぴあアリーナMM公演(2日目)

THE BOYZのファンの妹が誘ってくれたので、初めて単独公演に参加してきました!イケメン11人が横一列に並び登場した際には、会場から割んばかりの歓声が上がりました。彼らは日本オリジナル曲だけを収録したアルバムを何枚もリリースしていて、そのどれもが名曲揃いですが、今回も最新アルバム「Gibberish」の中からいくつか披露してくれ、特に「Shout it out」はまるでクラブハウスにいるかのように、観客とTHE BOYZのメンバーが一体となって盛り上がり楽しい瞬間でした。一糸乱れぬパフォーマンスで圧倒されたかと思えば、トロッコに乗ったり観客席を駆け抜けながら観客と交流する楽しそうな姿を見せてくれたり、しっとりとボーカルで聴かせるパートがあったりなど、充実したセットリストを通して、メンバーそれぞれの持つ魅力をこれまで以上に知ることができ、一層THE BOYZというグループのことが好きになりました。


・82MAJOR 2nd Concert <BEAT X 82>

82MAJORが韓国で行った単独公演にどうしても参加したかったため、なんと0泊で渡韓して参りました!0泊の感想も併せて別途書きましたので下記↓をご覧ください!


・P1Harmony 1st Zepp Tour in Japan - Love & P1ece -横浜公演

P1Harmonyが日本ベストアルバムを引っ提げてZeppツアーを行い、私は横浜公演に参加してきました。先月マカオで参加してきたワールドツアー(UTOP1A)のセットリストをベースとしつつ、日本ベストアルバム収録の「SIREN」日本語バージョンを披露したりなど、今回のツアーのために特別な構成を準備してきてくれました。彼らのライブはなんといっても、それぞれの持ち味を存分に生かしたソロステージが魅力なのですが、今回のZeppツアーでも用意をしてきてくれ、特にジウンが披露した藤井風の「死ぬのがいいわ」のカバーは、日本語が堪能で表現力豊かな彼だからこそできる、細部までこだわり抜かれたパフォーマンスでした。
 本編が素晴らしいのはもちろん、アンコールではより一層彼らの本領が発揮され、メンバーたちもフリースタイルでパフォーマンスをしたり、観客も歓声を上げたり身体を大きく動かしたりして大盛り上がりでした。特に夜公演では盛り上がるあまりアンコールのアンコールまであり、メンバーたちも最後の公演なので持っている力を全て出し切って観客の声援に応えていました。
 彼らのライブに参加すると、心の中に蓄積されていたモヤモヤや疲れなどが吹き飛ばされ、自分自身が生き返るような感覚があります。そんな場を提供してくれる彼らの存在をこれからも大切にしたいですし、彼らには今後ももっと多くの観客を魅了してほしいと心から思いました。


感想

 今回の【ライブレポ】も非常に充実した内容となりました。なんといっても5月に参加したKCONは、個人的に好きなアーティストばかりで、こんなに贅沢なラインナップが存在して良いのか?と疑ってしまうくらい楽しい1日でした。あっという間に今年も残り4ヶ月を切ってしまいました。また素晴らしいアーティストとの新たな出会いが多くあれば嬉しく思います。かなり長文となりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!


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