1年経った今、GFRIEND「Apple」を語る
2020年7月13日に韓国の6人組女性アイドルグループGFRIEND(ヨジャチング、以下ヨチン)が9枚目のミニアルバム『回:Song of the Sirens』をリリースしました。そのタイトル曲が今回取り上げる「Apple」です。
私、1年経った今になってこの曲ばかり聴いております。本当にどの部分を取っても素敵な曲なので、今回は是非皆さんにもこの曲の良さを知っていただきたいと思い、記事にしました!
このミニアルバムはヨチンの所属するSOURCE MUSICがHYBE(旧Big Hit)の傘下に入ってから始まった「回」シリーズの2作目になります。
こちらの「Apple」、まずクレジットを見ていただきたいのですがかなり豪華です。
HYBE傘下になったことでHYBEのプロデューサー陣も制作に関わっており、それだけでなく音楽プロデューサー集団MonoTreeのファンヒョン、そしてメンバーのウナ、ユジュの名前もあります。個人的にHYBEのプロデューサー陣とMonoTreeが並んでいるのはかなり珍しいのではないかと思い、テンションが上がりました。↓制作風景はこちら
そしてMV↑を観ていただきましょう。禁断の果実リンゴを題材にしているだけあって歌詞もMVも神秘的です。色とりどりのドレスやたくさんの花が出てきたりして、何度観ても飽きません。MVでも音楽番組でも衣装がとても素敵で、これまでのヨチンの清純なコンセプトと比較すれば少々派手すぎるのかもしれないのですが、当時結成5年目を迎えたグループとして、これまで積み重ねてきたものを十分に生かしつつ成熟した6人の姿を見せてくれる最高のコンセプトだと思いました。昨今のガールズグループでこれほど上品にこの世界観を表現できるグループはいないのではないかと個人的に思います。
今回「Apple」ばかり取り上げましたが、ミニアルバムにはヨチンのこれまでの曲の雰囲気(個人的にはヨチンの曲はJ-POPに馴染みのある方にはとても聴きやすいと思っています)をしっかりと継承した曲と、「Apple」のように少し攻めた楽曲が良いバランスで収録されています。
リリース前に公開されたハイライトメドレーでも「Apple」のイントロが流れた瞬間あまりの格好良さに鳥肌が立ちました。
2021年5月に突然事務所との契約を終了してしまったヨチン。個人的に2021年上半期で最も衝撃的なニュースでした。まさかこんな素晴らしい楽曲を残した1年後にヨチンがいないなんて…もっと早くこの楽曲の良さに気づいていれば…と悔しい思いもありますが、作品はずっと残り続けますので、これからも大切に聴いていこうと思います。「回」シリーズ1作目(LABYRINTH)と3作目(Walpurgis Night)ももちろんオススメですので是非聴いてください!(3作目には「Apple」も収録されています)
最後まで読んでくださりありがとうございました!
そして、ヨチンありがとう!!!