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散歩というソリューション

僕は1日1回は散歩に出かける。

時間帯は不定期だが、場所は会社近くの公園か、家の近くの河川敷かのほぼ2択になっている。無意識ではなく、意図して散歩に出かける。理由や目的は様々あるので、せっかくだから洗い出してみる。

  • スイッチを入れたいとき

  • 一区切りして疲れたとき

  • タスクを整理するとき

  • ダイアグラム思想に耽りたいとき

  • 食べ過ぎて眠いとき

こんな感じだろうか。散歩中はあまりにもぼーっとしているので、いつか事故するのではないかと思う。

しかし散歩の効果は凄まじく、クリエイティブなワークをしている人には何としてもおすすめしたい。調べてみるとおすすめするまでもなく世界的、歴史的に散歩はソリューションと化しているようだ。

18世紀の啓蒙時代ドイツのもっとも重要な哲学者であったカントは、毎朝かならず5時に起き、夕方の決まった時間に散歩をしたという。その時間のあまりの正確さに近所の住人は、カントの姿を見て時計の針を直したとさえいわれる。そして、79歳で没するまで、養生につとめて1日1食を貫き、散歩の際は、かならずひとりで歩いた。

GQ:『カントは時計? ──GQ JAPAN編集長・鈴木正文』

『孤独な散歩者の夢想』のルソーもまさに、散歩をしながら名著の構想を練った。

サライ.jp:『カントもディケンズも!散歩を愛した偉人たちに学ぶ「散歩の効能」』

他にもスティーブ・ジョブズなどのビジネスパーソンも有名な散歩愛好家である。散歩に宿る科学的な効果も実証されてるらしく、僕の感想は本物なのだろう。

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「図解思想家」髙野雄一の日常生活。図的な瞬間を徒然に切り取るエッセイみたいなもの。意味があったりなかったりする。週1~2回くらい更新します。

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