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青森八戸と秋田鹿角の小学校でフラメンコワークショップ!(文化庁令和6年度 舞台芸術等総合支援事業「学校巡回公演」)

いよいよはじまりました!一般社団法人日本フラメンコ協会は、文化庁令和6年度 舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)の実施団体として、6/24(月)青森県八戸市田面木小学校と25(火)秋田県鹿角市花輪小学校の2校で、フラメンコのワークショップを実施して参りました。

今年の秋〜冬に各学校を巡り、体育館を劇場に変身させて上演する本公演「フラメンコのちから」の鑑賞体験を有意義なものにするために、前もって各校を訪問し、フラメンコの歴史や成り立ちをレクチャーしたり、全身を使ったフラメンコ体験をしてもらうという企画です。

私たちの主任講師は、本公演の作品の振付演出家で当会理事の佐藤浩希 先生。フラメンコ以外の様々なプロフェッショナルたちにフラメンコの振付や演出を行ったり、これまでにもたくさんの子どもや大人にフラメンコ体験を共有拡散してきた熱き伝道師、いわばプロ中のプロですが、今回のこの文化庁企画のために、あらためてその内容を精査し、より正確にかつ楽しくわかりやすく伝えていくための授業構成を作ろうと、一緒に入念な準備を重ねてくれました。

私たちから児童のみなさんに伝えたいフラメンコ、さらに、フラメンコを通して知ってほしい感じてほしい考えてほしいこと... それらが、溢れんばかりの愛と知慧と笑いに満ちた全身全霊の指導にのっめ広がっていく様は(手前味噌ながら)圧巻!

ワークショップが終わってまだ数日ですが、早くも児童や先生からの感想をいただいています。フラメンコはなぜ叫ぶように歌うのか、どうしてあんなに激しくジタバタするのか... 限られた時間の中でまず最初に伝えたかったことをしっかりキャッチしてくださっていたことに安堵を覚えると共に、彼らの元気なトーマッサイ!の声と踊りが本公演でで再現されること、今からとても楽しみです。

補助講師を務めた理事や特別正会員のメンバーで、舞踊家の伊集院史朗さん川松冬花さん(青森八戸)、末木三四郎さん荒濱早絵さん(秋田鹿角)、歌手としてギタリストとしてサポートとしてくれた石塚隆充さん中里眞央さん、みなさんの働きも素晴らしいものでした。川松さんには、教材資料の中でのオリジナルの漫画イラストも描き下ろしていただいています♪ありがとうございました。

ちなみに私たちの公演とワークショップの概要資料を含む、学校巡回公演事業のすべてのプログラムはこちらに全て公開されています!(小学校・中学校等に文化芸術団体又は個人や少人数の芸術家を派遣し、子供たちに対し質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保するとともに、芸術家による表現手法を用いた計画的・継続的なワークショップ等を実施する事業で、教育課程上の授業において実施することを要件とされています。)
https://www.kodomogeijutsu.go.jp/r6/junkai_program.html#block_a

日本フラメンコ協会
事務局長 瀬戸雅美(講義台本作成および進行補佐担当)



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