君はアマゾンズを知っているか!!

仮面ライダーアマゾンズは、仮面ライダーを観ない人にこそ観て欲しい仮面ライダー!!!
5月19日から仮面ライダーアマゾンズの劇場版が公開されるので、なぜ、アマゾンズを観た方がいいのか、という思いの丈を述べます。1人でも多くの人がアマゾンズを観てくれればいいな。読んでね!観てね!

とはいえ、アマゾンズという作品は「一体何が起きてるんだ!」「早く知りたい!!」という気持ちが、作品に対する熱を掻き立てるので、この記事ではネタバレをなるべく控えます。安心してお読みください。でも、この文章読まずに今すぐ1話を観ていただけるというなら、それは、本当に、超ハッピーです。

まずは概要から。仮面ライダーアマゾンズはアマゾンプライムビデオで配信されている作品で、Season1、Season2が現在配信されています。映画はその続編になります。
1シーズンでアニメの1クール分とほぼ同じボリュームなので、30分×約50話もある他の仮面ライダーシリーズより手を出しやすいのがいいところ(ちなみに、S1.S2はそれぞれ映画にぎゅと凝縮して放映予定です)。

そして、映画公式サイトのイントロダクションから引用した、アマゾンズの説明がこちら。

仮面ライダーというヒーローの原点である「アクション性」「怪奇性」に立ち還り、仮面ライダーの“牙を取り戻すため”始動したプロジェクト

この説明、めちゃくちゃ的確です(そりゃ当たり前だ、公式だもの)。アマゾンズは普通の仮面ライダーの放送枠ではなく、アマゾンプライムからの配信なので、子供が観るという前提が取り払われ、ヘビーでビターな大人向け作品として仕上がっています。

例えば、アマゾンズのアクションシーンは基本的に肉弾戦。ライダーと怪人は直接殴り合い、互いを組伏せ合い、ボディが傷つけば血(体液?)がこれでもか!と飛び散ります(普通は火花とかで表現されます)。
殴る音もリアル。シャキーンとかバン!とかではなく、ズドッ、ボクッ、ズシッて感じです。
また、生身の人間も戦闘部隊的なポジションで戦闘に参戦するので、アクションのバリエーションも多く、観応えたっぷりです。

「怪奇性」というテーマでいえば、全体の雰囲気は不気味でダーク。画面の色調は重く、ストーリーは謎にあふれていて、それが不気味さを煽ります。怪人のデザインやBGM、効果音も絶妙に気持ち悪くて、えも言われぬ興奮が心の底から湧きあがります。

でも結局、アマゾンズの何がいいかというと、重いテーマとそれを力強く伝えるキャラクターたちにあります。
"自分が自分である"ことから逃げられないなりに、懸命に生きるキャラクターたちを愛さずにはいられません(頭がおかしい人もそこそこいますが)。

「アクション性」や「怪奇性」によって強固な世界観が作られ、その舞台の上でこそキャラクターたちは活き活きとし、生々しい生き様を観客たちに見せつける。これがアマゾンズの魅力です。そんな、仮面ライダーアマゾンズを観てね!(←プライムビデオのリンクです)

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