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チームの創造性を引き出す会議空間!?「RICOH PRISM」

こんにちは、「Experience×Technology(体験×技術)」の岡田です。
コロナ禍を経て、働きかたやオフィスの役割が変わってきたと感じているかたも多いと思います。
現在、XT部ではほとんどのメンバーがリモートワークを行っていますが、皆さんはどのような環境でお仕事をされているのでしょう?

パフォーマンスは環境に左右されるもの。
集中力が高まって、チームメンバーとのコミュニケーションも活性化して、アイディアが湧いてくる、そんな環境があったら理想的ではないでしょうか。

今回紹介するのは、それらを実現してくれるかもしれない次世代の会議空間です。


五感を刺激し、気持ちを高めてくれる空間

どんな仕事・職種であっても何らかのアイディア出しやすり合わせの過程があると思いますが、リアルでもリモートでも、充実したミーティングを実現するのはなかなか難しいですよね。

そこをデジタル技術でサポートし、チームの創造性を引き上げてくれるのが「RICOH PRISM」です。

創造性が高まる状態=「気分が高揚し、自信を持ち、適度にタガが緩んだ状態」を目指し、そこに入れば気分をスイッチングしてくれて、自然とアイディアが湧いてくる、「ひらめく会議室」という初期コンセプトが生まれたそうです。

没入性の高い5面プロジェクションと映像、立体音響、香りや触感まで駆使した演出で、非日常のトリップ状態に導いてくれます。
開発者のかたが語る「デジタルアルコール」という表現が、言い得て妙ですね。

目的に応じて姿を変える会議室

「RICOH PRISM」には大きく3つの領域があり、それぞれに応じたコンテンツが体験できます。

基本状態の「SHIRO」(公式サイトから)
  • 旅する|WANDER:インスピレーションを刺激する、没入型アート体験

  • 交える|GATHER:コミュニケーションをサポートし、チームを活性化させる、アイスブレイクやブレスト体験

  • 整える|TUNE:心身を整える瞑想やエクササイズ体験

どのコンテンツも興味深いですが、個人的には、オートファシリテーションで全員がアイディアや議論に集中できるブレスト用コンテンツ「BRAIN WALL」が魅力的です。壁がアイディアで埋まっていくのも視覚的にワクワクしますね。

「交える|GATHER」領域の「BRAIN WALL」(公式サイトから)

また、カメラやセンサー、AIを用いて会議中の参加者の発話量・頷きの回数などをデータ化し、それに基づく環境演出や進行方法の提案もリアルタイムにフィードバックされます。継続して利用することで、チームに最適な会議空間が整っていく仕組みです。

公式サイトも細部までこだわりを感じられるスタイリッシュなデザインで素敵ですよ。
特徴的な英フォントにもぜひ注目してください。
“プロジェクターの性能と、印刷という技術へのアイロニックな表現として、インクトラップを強調した”オリジナルフォントだそうで、エッジが効いています。

*インクトラップ:字体の角の内側を削り込むことで印刷する際のインクのしみ出しを防止する手法。印刷技術の向上した現代ではほぼ不要とされ、装飾化している表現。

おわりに

エンタメ的な没入型プロジェクションマッピングは目にする機会も増えましたが、仕事環境での活用例は新鮮でした。
これからも発展していきそうな未来の会議空間、楽しみです。

以上
今後もワクワクできる「体験×技術」をご紹介していければと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました。


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