ARインタラクティブ車両ディスプレイ
こんにちは、「Experience×Technology(体験×技術)」の前川原です。
近年ARの話題が増えてきている中で、気になる技術を紹介します。
ARインタラクティブ車両ディスプレイ(AR Interactive Vehicle Display)
今年(2024年)1月、台湾・工業技術研究院が「ARインタラクティブ車両ディスプレイ」を開発したとニュースになりました。
ARグラスやスマホなどの機器をを使わずに、電車の窓で情報を得ることができる、という技術です。
仕組み
①GPS座標からバスの位置や走行速度を計算
②トラッキングカメラで乗客の視点を検知
③①と②の情報をもとに透明ディスプレイの情報を更新
①から③を繰り返すことでリアルタイムにディスプレイの情報が更新されます。
情報が表示されるだけでなく、タッチパネルとなっているため、気になる箇所をタッチすることで詳細情報を確認できます。
手元の機器を見ることがなくなるうえに、パネル上の写真やテキストボックスの位置は車両の動きに合わせて微調整されるので、乗り物酔いを軽減することができるそうです。
可能性
観光地でARやVRを導入する場所が増えていますが、移動しつつ体験するコンテンツはまだまだ少ないです。
とくに、観光地などでは多いですね。
バスだけでなく、モノレールやロープウェイ、遊覧船など他の乗り物に応用にも期待ができ、この技術を応用して街中を走っているタクシーの窓や、車のフロントガラスにカーナビの情報を映すことなどもできるようになるかもしれません。
終わりに
さまざまな分野で可能性が広がるAR技術が、手軽に体験できる世界に近づきつつあります。
術開発により日々進歩しているので、今後もいろいろな情報をチェックして、少しでも情報発信できればと思います。
このARディスプレイについても続報があればまたお伝えします!
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