物が好きか、その価値が好きか
僕はこれがどっちなのかがよくわかっていない。
わかりやすいところでいうと本はなるべく丁重に扱うことが多い。
その本が好きなのかという考えでいうとこの扱い方では「ものが好き」になるんだろうか。
でも、楽しみにしているのは本そのものではなく中の書かれているものなんだよなぁ。
これ以外にもグッズというもので考えてみると
グッズそのものは生活にそれがないとダメというわけではない。
限定品でない限りは価値はそんな高いものじゃあない。
でも、好きなキャラのグッズは集めてしまう。
そのキャラのものが好きだから買ってしまうのか、そのキャラで生活を彩りたいのか。
「ものを大切にしたほうがいい。」
これは僕が何回も言われてきた言葉です。
それはどうしてなのでしょうか。
ものが汚くなるのが嫌だからなのか。それとも、付属する価値を持続させ続けるためなのか。
そんなことわからない。
ふと、そう考えたときにほろほろとその物についての想いが落ちていくようで何かむなしくなってくる。
もしかしたら、2極化しているわけではないのだと思う。
どっちにより振れているのかがわかりにくいだけなのかもしれない。
わからない。
僕のものに対しての感じ方はものそのものなのか、それともものの価値なのかどちらに意識が割かれているんだろうか。