オンゲキxパレプロコラボの感想
はじめに
はじめまして、えでです。
開幕ゴママヨを飛ばしていきます。
普段はnoteを書くことは一切ないのですが、どうしても書きたいことが出てきてしまったので急遽アカウントを作って今書いています。
全体を通して個人の感想で構成されています。
思うままに文章を書いていたらだいぶ散らかってしまいましたが、よろしくお願いします。
なお、私はこのコラボからパレプロを知ったにわかなので、本文中のパレプロに関する情報は非公式wikiを参照しているものがあります。
それは8月某日のこと…
8月某日、友人に連れられて初めてオンゲキのライブへ行っていました。
物販やら入場やらライブについて言いたいことは山ほどあるのですが、本題から逸れてしまうので別の機会に…
時間は過ぎて曲も一通り終わりお知らせのコーナーに入ったのですが、そこで例の発表があったわけです。
……誰???
申し訳ないことに、自分がVTuberやバーチャルアイドルというものに疎いこともあり本当にこんな感想でした。
さらにこの直後の発表がサービス終了したはずのWACCAコラボの情報だったことで、意識は完全にそちらに持っていかれてしまいました。
追加楽曲について
そんなこんなでコラボ当日、パレプロ曲が追加されました。
個人的にボーカル曲を劇的に好きになることがあまりないのでハマることは無いでしょうが、追加曲は難易度がぶっ飛んでいない限り鳥プラABFBまでやると決めているのでとりあえずやることにしました。
ものの見事にハマりました。
曲も声も良すぎるので仕方ない。
ここから追加された曲について紹介していきましょう。
ラブ・ラビリンス
七海ロナさん、藤宮コトハさんの2人からなるユニット、RouteHeartのデビュー曲です。
アイドルらしい曲であり、ひたすらにかわいいです。最初に聞いた時のインパクトは他2曲に比べて低かったですが、やればやるほどのめりこんでいく曲でした。今となってはこの曲なしに1日は始まりません。
カラオケに収録してくれ。
個人的なここ好きポイントはここです。
昇天です。
体からバーが分離し、RouteHeartの手によってカードに封印されてしまうかもしれません。
この曲を遊ぶとき、ここを聞くたびに瀕死になっています。
譜面についてですが、MASTER 12ということで素直で遊びやすい譜面になっています。MASTER 全体で見ると下から数えた方が早いくらいの難易度なので、パレプロから始めた方でEXPERT では物足りなくなってきた方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
難易度について話すことはあまりないので、譜面ないに散らばっている遊びの部分について話して行こうと思います。
まず、開幕で再現度が高すぎるユニットロゴが待ち構えています。
コピペでいいからEXPERT以下にも置いてくれ…
そして、曲のイメージに合わせて至るところにハートが散りばめられています。かわいい
以下は一例ですが、他にももっとたくさんあるので是非プレイして探してみてください。
バリエーションも豊富でかわいいです。
かわいいしか言ってないなこいつ。
レーン遊びもしっかりあります。
下半分はコトハさん、上半分はロナさんのソロパートですが、ちゃんと色分けがされています。
ここ、コトハさんパートは普通の赤でも伝わったと思いますが、わざわざコトハさんのイメージに合わせて色が調整してあります。流石ものくろっくこだわりが強い。
一点残念だったところとして、ラブ・ラビリンスは他の譜面に比べてお遊びが少なく、なんとEXPERT以下の譜面には何もありません。なんと悲しい。
多分パレプロコラボがここまで盛り上がるとは思っていなくてこうなっていると思うので、第2弾では是非はっちゃけ倒して欲しいですね。
アイドライフライト
暁月クララさん、香鳴ハノンさん、常盤カナメさんの3人からなるシティポップ系ユニット、Sputripの楽曲です。
なんと、作詞はメンバーであるハノンさんが行ったようです。天才か??
Sputripの3人はかわいらしい声を持っているのですが、歌詞を見るとところどころに大人っぽさを感じるフレーズがあり、非常におしゃれな曲でした。最高です。
特にここが好き。
未来に対する抑えきれないワクワクを感じ取れてとても良い。
カラオケに収録してください。2
ここから譜面について話していきましょう。
曲名はアイドル+ライフ+フライトから来ているようで、譜面にもそれらや歌詞に関連したレーン遊びがいくつか見られます。流石ものくろっく。
また、ノーツデザイナー名義の「ものくろっく@Stepping Prism」の後半部分はPalette Project 3rd ワンマンライブの名前から持ってきているようです。流石すぎるものくろっく。
まずはラブ・ラビリンス同様、凝りすぎているロゴが待ち構えています。
この譜面は他2曲に比べてレーンお絵描きが特に多いので、アイドライフライトやSputripが好きな人は特にプレイするだけでなく、見ても楽しめる譜面になっていると思います。
個人的なお気に入りはこれ。
露骨なもの以外にも細かい遊びがあって、例えばここ。
位置的にはハノンさんのソロ部分なんですが、赤緑青のレーンの外側にあるレーンはハノンさんのイメージカラーになっています。
他にも、下の画像の左側はカナメさんのソロ、右側はクララさんのソロ部分ですが、レーンがそれぞれのイメージカラーになっている部分がありますね。プレイしていると非常に気づき辛いですが…
こういった譜面遊びはMASTERの他の部分やEXPERT譜面にも確認できたので、気になる方は実際に遊んで見つけてみてください。
難易度の話をすると、表記上の難易度は13ですがランクSを狙うなら妥当です。BPMが低くノーツの密度も低いながらも一部で少しだけ複雑な操作を要求してくるのでMASTERに慣れてきたという方にもおすすめできる譜面です。
しかし、AB、理論値、Pスコアを伸ばすとなると話が変わります。難易度13が19+くらいに化けます。語らせてくれ。
人間というものは、限度はあれど低速低密度よりも高速高密度(=ノーツの間隔が近い)の方がリズムをキープしやすくなっています。1秒に1回手を叩くよりも、0.5秒に1回手を叩く方がキープしやすいと思います。少なくとも自分はそうです。そのため、BPM122で8分主体のアイドライフライトは精度を取るのが非常に難しいのです。
そのうえ、Pスコアを狙う上で精度を崩しやすい配置がいくつか存在します。
そのうちの1つがここです。
こちら、曲にあっていてかなり楽しい手拍子地帯なのですが、精度狙いの障壁として君臨しています。
簡単に言うと、「右手で左側の壁を2回押した後また右の3色同時押しを押す」といういわゆる壁出張を挟む配置です。この配置は手の移動距離が長いので壁2回のあとの全押しが遅れやすく、遅れると多くの場合3つ同時に減点されるのでスコアを落としやすい配置になっています。しかもこれと同じ配置が曲中に3回出てきます。自分はこれが降ってくるたびに心拍数が上がってます。
もう1つ紹介しておきましょう。
ここは1サビ前にある神様仏様クララ様地帯(勝手に呼んでるだけ)です。
音ゲーでいう12分、音楽で言えば3連符で構成されている部分ですが、BPM122で降ってこられるとかなり難しく、最後まで苦戦していました。
他にもハネリズム、裏拍、大量の同時押しなど、Pスコアを失う要素がこれでもかと詰め込まれているため、個人的難易度は23としています。
異論は認めます。
勘違いしないでほしいのが、あくまでテクニカルチャレンジを詰めるうえで難易度が高いというだけで、この譜面はめちゃくちゃ楽しいです。
MASTERに慣れてきたよという方はぜひ遊んでみてください。
キライラ
江波キョウカさん、鬼多見アユムさんの2人からなるメタル系ユニット、REGALILIAの楽曲です。
キライラのイメージから「この人たちは怖い人か…?」となるかもしれないですが、全然そんなことないです。めちゃくちゃかわいかったです。
ちなみに、ノーツデザイナー名義の「ものくろっく@Sing With You!!」の後半部分はPalette Project 1st ワンマンライブの名前らしいです。さては古参か??
一番ハマった曲であり、テクニカルチャレンジにのめりこむきっかけとなった曲です。
もともとかっこいい系の女性ボーカル曲が好きだったのですが、その中でも特別刺さりました。
お二人の声がかっこよくて、最初に聞いた時のインパクトが一番大きかったです。きょんちのシャウト大好き。
歌詞からは反逆の意思を感じていて、自身の弱さを表現しながらも強く生きようとする力を感じさせられてすごく好きです(語彙力)。
カラオケに収録してくれ。3
ちなみに、オンゲキに収録されているのはRearrangeバージョンとなっています。
譜面についてはパレプロ曲の中で最高難易度となるレベル14を冠しており、それに恥じない圧倒的な物量で攻めてきます。
その代わり特別なテクニックが要求されることは少なく、16分トリルや8分縦連がメインとなるため非常に素直で押しやすい譜面だと感じました。それらが得意だという方は高スコアを狙いやすいですし、苦手だという方の練習譜面としてもちょうど良いと思います。
キライラは難易度に振っていて分かり易い遊びがあまり多くないですが、自分が気づいたものがいくつかあるので紹介しておきます。
まずはプレイを開始してまず出迎えてくれる毎度恒例気合の入ったロゴ
イントロが始まるとREGALILIA 2人のカラーのレーンが両端から現れます。
この後緑1レーンでノーツが降ってくるのですが、イントロ終了間際まで両端で一緒にいてくれます。
そしてAメロ中の譜面がこちら。
前半がキョウカさんソロ、後半がアユムさんソロの部分なんですが、フィールドの左側にそれぞれのカラーのレーンがいます。地味遊びポイント過ぎて気づくのに100回はかかりました。
あとはこちら。
正直自分の深読みかもしれないですが、左から「人混み潜って、地図に酔って、ふらり彷徨って」いるんだと思います。多分…
パレプロ最難関曲だったこともあり、詰めるのに一番苦労しました。
最終的なプレイ回数は760回、理論値は247回にも及ぶのですが、なんとそこまでやってなお飽きることはありませんでした。
曲が好きというのは結構大事な話で、スコアを詰めるというのは自分との戦いであり、同じ曲を何十何百と繰り返し聞くことになるわけですが、その過程でイライラが溜まったり、果てはその曲のことを嫌いになってしまったりということもあったりします。
少なくとも自分は、過去に初音ミクの消失 MASの理論値を狙っていた際に、150回程プレイしたあたりで「もうオンゲキやりたくない」とか思っていました。その先にある達成感のために頑張って理論値までできましたが。
そのようなことがキライラ含めパレプロ曲では起きなかったので非常に良かったです。パレプロ最高。
テクニカルチャレンジについて
この話題に入る前に、テクニカルチャレンジについて説明しておきましょう。
テクニカルチャレンジはいわゆるスコアアタックというもので、ラブ・ラビリンス、アイドライフライト、キライラの3曲をプレイしてその合計スコアを競うものです。
基本はテクニカルスコアで競うのですが、このゲームは理論値が出るゲームなので、テクニカルスコアだけではすぐにランキングが理論値で埋まってしまい、同列1位が何百人というランキングとしてそれはどうなんという事態になってしまいます。そこで、オンゲキでは最上位判定であるCritical Breakよりもさらに厳しいPlutinum Critical Breakと、その判定をベースとしたPスコアというものが用意されています。
Pスコアの配点はこのようになっているのですが、Break以下の判定では1点も入りません。詰まるところ理論値を前提としたスコアです。
多くの場合ランキング100位までは余裕で理論値で埋まってしまうので、ランキング上位を狙う場合はこのスコアを重点的に詰めることになります。
ちなみに、Platinum Critical Break判定の許容範囲はCritical Breakの半分です。
なんで参戦しようと思った?
ここまでを踏まえて。
自分はこれまで一切テクニカルチャレンジというものに触れてきませんでした。理由は明白で、Pスコアで上位勢に勝てる気がしなかったからです。
そもそも全譜面理論値をとって初めてスタートラインに立てるという世界で、スタートラインに立てる気すらしていませんでした。
それならなぜ今回のテクニカルチャレンジに参加したのか?
それはパレプロ曲にどっぷりハマったから…
…ではなく、身も蓋もないですが単純に狙えそうだと思ったからです。
全てはキライラ理論値をとったことから始まりました。
これが自分の14初理論値になったわけですが、ここでふとある考えが浮かんできました。
「せっかくコラボ最高難易度を理論値取れたし、テクニカルチャレンジやっても良いのでは…?」
というわけで急いでアイドライフライトも理論値をとり、既に理論値を出していたラブ・ラビリンスも含めて3030000点を記録しました。
そしてランキングを見てみると…
入っている。
僕が、テクニカルチャレンジの、ランキング100位以内に。
これはまたとないチャンスだと思い、パレプロ星人、もといテクチャレ狂人となることを決めました。
ちなみに、テクニカルチャレンジを詰める上で1つの懸念点があります。それは「曲を好きかどうか」です。キライラのところでも話しましたが、テクニカルチャレンジを詰めるということは、1ヶ月近くかけて何百回と同じ曲をひたすら演奏する必要があります。特に自分は初参戦ということもあり、特別多く回数を積む必要がありました。それだけの回数同じ曲をプレイし続けて、その曲に飽きないか、嫌いにならないかというのはとても重要なことなのです。
ですが、幸いその問題は軽々クリアされました。曲が全て素晴らしいからですね。パレプロ最高!
そこからはひたすらに課題曲を詰める日々です。
特に苦戦したのはアイドライフライトとキライラで、キライラの苦戦具合についてはこちらを見てもらえばわかると思います。
8時間ほどの生放送のアーカイブですが、9割9分キライラをやってます。
いやぁ難しかった。
これだけの時間連奏してなお曲に飽きることは無かったので、REGALILIAの魅力はすごいですね。
なお、アイドライフライトについては生放送をしようと思う前に満足いくスコアが出たので生放送ではあまりやってません。
これも相当難しかったのですが、これについては各楽曲についてで話しているので深くは語りません。
アイドライフライトは23+。
その後も順調に伸ばしていき…
最終結果がこちら
8位だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
初参戦で8位!最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スコアは
ラブ・ラビリンス MAX-11
アイドライフライトMAX-18
キライラ MAX-43
合計MAX-72
でした。
全力を出し切ってのこのスコアですが、上を見るとKoPファイナリストがずらっと並んでおり、「流石にこの人らには勝てんなぁ」となってました。
悔いはないです。
ランキングイベントについて
ランキングイベントについてはほとんど不参加でポイント報酬だけ取っていました。RouteHeart1枚だけ間に合わなかったけど…
不参加ならなぜ話題にしたのか、それは稼働当初からオンゲキを続けてきて見たことも聞いたこともないことが起きたからです。
それは…
コラボから始めた人が準優勝した件
これです。
ランキングイベントはこれまで外部コラボも含め幾度となく開催されてきましたが、多くの場合ランクインしているのは経験者でした。
そんな中コラボから始めた方で、しかも準優勝をするという大事件が起きたわけです。
ランキングイベントは楽曲をプレイしてそのスコアに応じてもらえるをためて、そのポイントの総量でランキングが決まります。そのため前述のテクニカルチャレンジとは違い、クレさえ積めば誰でも一位になれる可能性があるので、実力がないから優勝できないというわけではありません。
とはいえクレを積む、つまり相応のお金を入れる必要があるわけで、ランクインを目指すならそれだけの覚悟が必要になります。
外部コラボは競争率があまり高くない傾向があったりしますが、それでも上位に入るためには10-20万は必要です。
そんな中、コラボから始めた方がそれだけの熱意をもってオンゲキに向き合ってくれたという事実が、オンゲキ老人からすると非常に嬉しいですね。
コラボ全体を通して
全体を通して、オンゲキが歩んできた6年間で見ても類を見ないレベルの成功を収めたコラボだったと思います。
オンゲキからパレプロを見始めた人はもちろん、今回のコラボをきっかけにオンゲキに触ってくれたパレクルさんを多数観測できて、またパレプロのタレントさんもやってくれたりしていて見かけるたびにやにやしてます。
個人的にも、テクチャレ初参戦でトップ10入り、プレイヤーの増加、タレントの方も遊んでくれたりなど、かなり思い出深いコラボになりました。一生忘れないと思います。
自分もこのコラボをきっかけにパレプロの方々の配信を見に行ったのですが、タレントの方やパレクルの方々が本当に暖かく迎えてくださり、結果沼っています。そりゃこうもなる。
実はオンゲキは何度かサービス終了の危機に瀕しており、KoP4thというセガ機種の全国大会の場で運営の方が涙ながらに「オンゲキは終わらせない」と語っていたり、過去のライブで声優さんが「これで最後になるかもしれない」と告げられたりなど、本当に終わりかけていた時期がありました。
(正確にはKoP4thは持ち直し始めた時期)
そこから少しずつ持ち直し、今パレプロコラボでオンゲキとパレプロ双方で大きく盛り上がれて、1プレイヤーとして非常に嬉しく思っています。
これだけ盛り上がったということは、コラボ第2弾はほぼ確定したようなものです。そうだよな、ものくろっく。
このコラボをきっかけにオンゲキに触ってくれた方、パレプロに触れてくれた方、これからもお互いに盛り上がっていければ良いなと思っています。
まじで良かった…