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古い一軒家を買ってリフォームする、ただそれだけなんです。

2019/9/23に私はある物件に出会いました。そしてその3ヶ月後の2019/12/23にその物件を買いました。私とほぼ同い年の1975年生まれの物件でした。

ここ数年、見るのが日課になっていた不動産情報サイトで見つけた時に、明日、会社休んで見に行って、その場で契約しようと思いました。今まで悩んでいる間に消えていった物件をいくつも知っているからです。

その物件は、駅からも近く、何より広いのです。そして、古いことを加味してもかなりリーズナブルです。共働きで子供2人の我が家には最高な物件です。全部の条件が揃っていることに興奮しましたが、同時にこの価格設定には何かあることもわかっていました。その理由がなんであれ、絶対買いたいと思い不動産屋に内見の予約をしました。

そして、夫に物件のリンクをLINEしました。夫も「買おう!」と即答で、初めて夫婦で意見が一致した物件でした。

これまで、不動産購入について意見が合わず、何度も闘ってきました。子供が産まれ、家の購入を検討したいと話しても、不動産は負動産だと言い、Amazonから夫宛に「一生、賃貸!」と書かれている本が届き、家を買うかどうかという議論はただの喧嘩の種となるだけなので、向き合うことをやめ、こんなに価値観が違う男を選んだ私は見る目がなかったわ!結婚するんじゃなかったわ!と後悔したこともありました。

そんな夫がこの物件を見てすぐに買おうと言ったのは、それまでの間、私は夫が買いたくなるようにするにはどうすべきか考え、地道に活動をしていたからです。そのいろんな活動が結びついて、夫は即答したのです。

古い一軒家を買って、リフォームする、ただそれだけなんです。でもよかったら今までの話とこれからの話を聞いてください。


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