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有馬の裏で…

有馬記念ウィークに突入だ。
春先は予想もしていたが、馬券さ全体的に壊滅的な収支で暮れの大一番を迎えた。
そして、出資馬もなかなかあと1歩勝ち切ることが出来ず、歴代最多の出走数を叩き出したが、わずか5勝に留まっていた。
だが、最後の最後に京都競馬場でアスコットアイとカルドウェルが出走することになった。共に前走3着で今回も上位人気確実となっていた。
出走が予定されたことを受け、中山競馬場から京都競馬場へ鞍替えした。そして、口取りも両方当選し意気揚々と京都へ向かった。

土曜日2Rにアスコットアイが登場だ。鞍上はまさかのCデムーロという大きなサプライズも相まって期待感が高まっていた。
そして、初めて対面することもありとても楽しみだった。

アスコットアイ

パドックに登場だ。第一印象は小柄で可愛らしかった。周回中はチャカチャカしていて落ち着きはなくやや心配も、戦えそうな雰囲気だった。

アスコットアイとCデムーロ

Cデムーロを乗せて返し馬へ向かっていたが、ここでもうるささを見せていた。

霧の中のスタート

この時間帯の京都競馬場は霧が立ち込めていて、ある意味幻想的な雰囲気だった。
そんな中でレースがスタートした。

3番手で直線へ

スタートもしっかりと出て終始外3番手を追走し直線へ入ってきた。

前2頭を捉えられず
結果は3着だった

手応え抜群で直線へ入ったものの、先行2頭と少し差を広げられながら3着でゴールとなった。

少し悔しそうなCデムーロ

勝てそうな雰囲気で来てしまったため、かなり落胆が大きくなってしまったが、小さい身体でよく頑張っている。
次に会える可能性はかなり先となりそうだが、一目見られたことはとても良かった。

この日のメインは阪神カップだ。GI級のメンバーが揃っていて、短距離の有馬記念と言っても良いほどの面子だった。
アスコットアイのレースからメインまで長かったので、ずっと気になっていた競馬場グルメを食べることにした。

れすとらん花家

きっと長らく続いているだろうこのお店。改装前の京都競馬場へは2回ほどしか行っておらず、そもそも存在は知らなかったが、改装後はよく通る道すがらにお店が存在していたため、とても気になっていた。
ちょうど混雑前のタイミングで通りかかったので、今回は店内へ突入してみることに。

かつ丼と鳥うどん

注文したのはかつ丼と鳥うどんだ。かつ丼はなかなか珍しいタイプでかつをとじる訳ではなく、あんかけのような感じでかけてあった。このたまごは他の丼メニューでも併用される形だろう。味はうどんも含めて特別美味しい訳ではないが、古き良きギャンブル飯という感じだった。

昼食後、メインレースまでは馬券勝負だ。今年は、一日の投資金額を決めて、その日のメインレースに途中の的中分も総投資するスタイルで楽しんでいた。メインレースに大金をかけてハイリターンを目指すという目論みだったが、メインレースで的中した日はもれなく元手が全く増えずに、その日の投資金額の残りを使った時にしか当たらないという状況だった。
アスコットアイの敗戦で落ち込んでいたが、珍しく馬券は好調で、途中で1000円が11000円になるなど、阪神カップに投資できる金額が19000円まで膨れ上がっていた。

そしていよいよ阪神カップだ。
そもそも前日までの予想では、広めに買おうと考えていて、軸も定めないようにしていた。そんな中で投資金額がかなり膨れ上がったことで、軸を決めて広めに流すことに変更した。
そこで目をつけたのがアサカラキングだった。
そしてレースの結果は

ナムラクレアが大外一気
さすがルメールだ

ルメールに乗り替わったナムラクレアが1着。アサカラキングは9着だった。
今年の負債を捲るチャンスは泡となり、初日は終了しホテルへ向かった。

日中に食べ過ぎた影響で夕食は軽く済ませようと思っていると、見たことないローカルチェーン店の定食屋を発見し、悩んだ末に入ることにした。

街かど屋

調べてみると東海と関西に跨るチェーン店だった。系列にはまだ訪れたことはないが、某芸人ラジオで聴いたザめしやと姉妹店だった。俄然、料理の期待感が高まっていった。

若鶏南蛮定食

男のメシという感じで、さすがの美味さだった。やはりローカルチェーン店は良いものだと改めて感じた。

2日目の日曜日、3Rにカルドウェルが出走だ。カルドウェルは新馬戦以来の現地観戦だ。新馬戦では絶望感が半端なかったが、その後は立て直され3着が3回と続いていた。
そしてこの日は本命視する新聞もあるほど、期待感が高まっていた。

カルドウェル

パドックでは外側を周回していたが、少しチャカチャカしていた。写真をたくさん撮っていると、隣にいたスーツの方から声がかかった。どうやらカルドウェルの出資者で、全てのレースを現地観戦しているようだ。前回よりも良さそうだと教えて頂き、さらに楽しみが広がった。

カルドウェルと岩田望来

どんどん単勝が売れていったが、最終的には3番人気に落ち着いた。基本的にはがんばれ馬券を1000円ずつしか買わないが、ここはと思い単勝だけをたくさん買うことにした。

馬群に吸収され
まさかの15着となった

スタート良く3番手を追走して直線へ入ったが、まさかの伸びを欠いて場群に沈んでいった。半年前の悪夢が再び訪れ呆然とするだけになってしまった。

レース後すぐの新幹線へ乗車することに変更しており、急いで有馬記念の馬券を購入し、自宅へ向かった。

こちらは無念の7着

自宅のテレビで有馬記念を観戦した。
今年の夢はローシャムパークに託したが、残念ながら7着に敗れた。これで秋のGIは完封負けという結果になった。
これで出資馬の出走は年内最後となった。来年はもう少し勝てると良いなとは思うが、とにかくカルドウェルには勝ち上がってもらいたい。
馬券も来年はもう少し当てたいところ。しかし、有馬が今年の最後ではない。年内最後の結果は大晦日に書いていこう。





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