見出し画像

第4節 栃木SC

J2のアウェイはやっぱり遠い。
関東でもこの長さかと思うと、戻ってきてしまったという実感が凄くある。

お昼にスタジアムに到着。
基本的にスタグルにはほとんど興味はない。もちろん食事にも興味はない。
ただ、甘いものは好きだ。
栃木のスタグルは前回来た時に、スイーツの数が他のチームと比べて桁違いに多いと感じていた。
栃木ということで、いちごがふんだんに使われているスイーツばかりだ。
ただ、いちごは特別好きではないし、ショートケーキの上に乗っているいちごが1番いらないと思っているレベルだ。

どうでも良い情報はさておき、いくつか購入してみた。

マリトッツォ
いちごチョコサンド
いちごミルク

マリトッツォは前回来場時も食べたような気はするが、いちご関連で1番コスパが良い。
サンドイッチは正直高すぎる。勉強代だ。
いちごミルクは他のいちご商品と違い、酸味と甘みが絶妙でなかなか美味しかった。

早速試合の話へと移ろう。
今回はリセールで獲得したSS指定席から。

ほぼど真ん中で観戦

前半からボールを持つ展開に。想像通りの展開で果敢に攻め込むも最後の場面で何も出来ず、決定的なシーンを迎えることが出来なかった。
座席の関係性で、四方八方が栃木サポの中で観ていた。
横浜はすごい上手いと絶賛していたのだが、これでJ1では通用しないのかと嘆きに近い感情になっていた。
また、常に横浜の攻撃に恐怖を感じているようで、毎回の攻撃で失点を覚悟している様子だった。
確かに技術面の差はそれなりにあったとは思うが、そんな状態であっても先制するのが栃木なのである。
前半35分、自陣低い位置でボールロストすると、栃木は左サイドにボールを運びクロス。ファーサイドで矢野合わされ、クリアしきれないところを小堀に決められた。
昨年、何度見た事か分からないが、不用意なボールロストから決められてしまう悪癖が出てしまった。

後半開始から英二郎に替わり中野が入る。
前半では控えめだった右サイドから何度もチャンスを作るも、精度が伴わずチャンスを潰し続けた。
後半16分に、和田、慶治朗、ソロモンのところに三田、村田、伊藤翔を投入。
そして残り10分ほどのタイミングで、ユーリに替えて新井瑞希を投入するも、全く噛み合わない状態のままタイムアップした。

スターティングメンバー
市川暉記

ブロが去った今、このポジションは誰が出ても非難の的にされてしまうポジションだ。打ち消すには勝利しかない。

岩武克弥

長身FW相手も全く問題ない。競り合いにも余裕すら感じられる。

攻撃力が活きる場面が増えてきた

攻撃でも良い配球が何度もあったりと変わらぬ活躍ぶりだった。

ンドカボニフェイス

このレベルの相手にはやらせないという気迫が伝わった。

宮崎とのデュエルに勝利

後半、宮崎とのシーンは特に印象的だった。

福森晃斗

期待が高まりすぎているからかもしれないが、セットプレーでの不発は気になってしまう。CKは9本もあったがなかなか噛み合わない。こういう試合こそ、一発は仕留めてほしいところ。

山根永遠

前半は何とも厳しい感じだったが、後半にようやく何度が深く切り込む場面が見られた。ただ、最後の精度が振るわず。次節は古巣戦。気合いが入りすぎないように注意してもらいつつ、勝利へ導いてもらいたい。

ユーリララ

古巣対決となった。栃木サポからも未だに人気が高く、ユニフォームを来ている人も見かけた。力は存分に発揮したとは思う。

和田拓也

組み立て部分を担おうと奮闘。ボール奪取など良い場面もあったものの、後半早々に交代となった。

武田英二郎

失点のシーンは狙われてしまった形だが、全体的にそこまで悪くは無かっただろう。

カプリーニ

前半は少し静かも、後半の右サイドは山根とのコンビで圧倒する。ボレーシュートは惜しかった。チームの決まりなのかもしれないが、後半も残り僅かでのセットプレーで、急いでボールをセットした時は、そのまま蹴ってくれればと思ったりもした。

小川慶治朗

開始早々から鋭い飛び出しで何度もチャンス作った。足元の苦手なDFにはかなり脅威を与えているようだ。

櫻川ソロモン

前半はなかなか厳しかった。前節でも感じたが、このレベルの相手に何も出来ないのは苦しい。しかし、ゴールを決められれば波に乗れそうな気もする。

中野嘉大

まず左のワイドに入り、3枚交代で1列上がり、最後の交代でボランチに入る。この男がここまでやらないといけないのか、万能だからなのかは分からないが、離脱してしまうとかなり苦しくなるのが分かる。

三田啓貴

今シーズン初出場。投入に期待感はあったが、流れを変えることが出来なかった。

伊藤翔 

なかなか周囲との息が合わない。この男が潤滑油として機能し始めたら安泰なのだが。

村田透馬

ドリブル突破がほぼ出来ず。タッチラインを割ることも複数回あり、勢いを止めてしまった。

突破を試みるも不発が続いた

個人的には流れを変える役割で大いに期待を掛けているが、あの男とのインパクトと重ねてもしまっているため、落胆が大きくなっているのも自覚している。今のままではチャンスが無くなる可能性も十分にあるだろうし、下手すればレンタルまであるだろう。
J3から這い上がってきたんだろ。J1へ行くんだろ。ブッチギレトウマ。透馬ヤレ。

新井瑞希

今シーズン初出場。10分ほどの出場となるも前がかりになりすぎているように見えた。現状の立ち位置や、投入状況からして仕方のないことではある。3枚替えのうちの1人に入っていたら、もう少しアピールは出来たような気もする。

永井堅梧

出場なし。この試合を期に出場を熱望する人も増えてくるだろう。昨シーズンは逆の立場になるのも不思議な話だが。

中村拓海

出場なし。23歳の誕生日を迎えた。本人は意に返さないとは思うが出場してほしかった人も多かっただろう。次節は水曜日なので、もしかするとスタメンの可能性もありそうだ。

四方田修平

他チームに改めて弱点を提示してしまった。怪我人を多数抱えているのは割り引いてあげたいが、少ない選手達でやりくりするのも手腕の1つでもある。連敗は絶対ダメだ。次こそやってくれ。

試合後の挨拶

ガックリきてしまう内容だった。個人的には昨シーズンのアウェイ高知戦に似た感覚だ。
周囲の栃木サポは牧歌的な雰囲気で、格上の横浜に対して先制出来たことだけで嬉しそうだった。それが最後に勝つところまでいったわけで、割れんばかりの歓声となっていた。
「横浜に勝てたことなんてないでしょ?」と試合中にそんな話題になっているほど実力差を感じていたようで、(実際は今回の勝利で栃木の8勝7敗7分となるようなのだが)高知の時もまさにそのような雰囲気で、勝利後の歓声は観客数を大きく上回るほどの声量だった。
中3日でホームに群馬を迎える。この3日でどこまで修正出来るのかに注目だ。

次回はスプリングステークス結果としよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?